ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧仙南村金沢西根を往く①

2022年12月16日 | 旧仙南村を往く

<今回のログ(足跡)>

●歩いた日:2022年11月18日(金)

●歩いた所

 ・金沢西根:下万願寺、中万願寺、上万願寺、釜蓋、西今泉、南今泉、北今泉、下千間谷地、上千間谷地、上百目木、下百目木

●歩いた位置


 
●歩いたログ(足跡)(道のり7.8km)


                                              (以上の地図:国土地理院)

 前回の予告通り、今回も「出川」沿いの地域を歩いた記事です。歩いたところは前回のすぐ上流、「出川」の南側に当たる地域で、大字はすべて「金沢西根」です。

 「金沢西根」は明治の立村・合併(M22年)以前からの「金沢西根村」で、「横手川」と「出川」の間の広い範囲からなる村でした。明治の立村・合併では、大半がそれ以前の小さな村(多くは現在の数集落程度)が合併して新しい村が誕生しましたが、「金沢西根村」は数少ない単独立村の村(「仙北平野」地域では「旧大曲市」の「花館村」、「角間川村」だけ)です。全体がほぼ平坦で水の便にも恵まれておりますので、早い時期に田んぼが拓かれ、いち早く大きな村を形成した豊かな地域であったと考えられます。

 それでは本文に入ります。

 前回の「旧大曲市藤木・旧仙南村金沢西根を往く」で歩いた、「下万願寺」と「中万願寺」境付近、車道と並行して走る大きな水路沿いのあぜ道に車を停めてスタート。まずは車道に出て南に少しだけ行くと十字路がある。

📸001:「中万願寺」の一角

 立っている場所の、水路を挟んだ右手奥は「下万願寺」、道の左手は「中万願寺」のようだ。前回は右手から来て左折して北(手前)に向かった。

 青い案内標識には「↑今泉 ←釜蓋・飯詰駅」とある。左折して「出川」沿いを東の「釜蓋」方面に向かう。

 しばらく行くと「出川」越しに「駒ヶ岳」がよく見える。

📸002:「中万願寺」から「駒ヶ岳」を望む

 この日は晴れたこともあり、この秋(冬?)初めて氷点下まで気温が下がった。「駒ヶ岳」も雪化粧して輝いている。

 下部の藪は「出川」の川原。その向こうは「藤木」の「谷地」辺りの家々か。

 さらに進むと「上万願寺」の家々が建ち並ぶ。その間を抜けてさらに進むと、「釜蓋」の集落が見えてくる。

📸003:「上万願寺」から「釜蓋」を望む

 道脇によく目立つ大きな杉木立が生い茂っている。その奥の家々が「釜蓋」である。

(②に続く)


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