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ふるさと!-秋田仙北平野を歩く-

ふるさと秋田の「仙北平野」をくまなく巡り歩き、その写真とエッセイを掲載します。

★旧大曲市四ツ屋・旧神岡町神宮寺を往く(その4)

2017年05月01日 | 旧大曲市を往く

●歩いた日:201641日(金)

●歩いた所:大川原、関口、金葛、下袋、長者屋敷、砂崎、金葛砂崎、機織、布晒

●歩いた足跡(ログ)(道のり:8.1km

(以上の地図:国土地理院)

 やがて、道沿いにある一軒家が近くなってくる。道を挟んでその向かい側に並木のような木立がある。

📷009:古い道沿いの木立

 近づいてよく見ると、今の道と並行して田んぼ沿いにも狭い道があり、木立の脇に続いている。そこを歩いてみると昔の道跡であることがわかる。後でログの地図をよく見ると、これも黒線でちゃんと記入されている。木立の向こうで今の道と合流している。

 木立を過ぎてその先に目をやると、道両側の田んぼはかなり低いところにある。そして道の左手を望むと河岸段丘が目に飛び込む。

📷010:河岸段丘

 見事な河岸段丘である。高低差は3m程あると思われる。左手の台地が、S23年の航空写真に写る細長いパッチワークの畑地である。これだけの段差があると水を引くのは至難で、畑として利用せざるを得なかったはずである。今は田んぼとなっているところもあるが、依然として多くは畑として使われているようである。

 向こうの小高い山の中腹に「久須志神社」がのぞかれる。

 段丘沿いの道を北に進む。途中振り返って、もう一度段丘にカメラを向ける。

📷011:河岸段丘2

 こちらから見ると、段丘の様子が一層よくわかる。写真中央の木々が、📷009に写る古い道沿いの木立である。

 ところで、この台地の上一帯の、かつて畑だったところの字名は「機織」で、大字は「松倉」でなく「四ツ屋」である。

(その5に続く)

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