てくてくあるき

小さな日常を
てくてくと歩いてゆく
日々雑感日記帳。

マクロビオティックadvance3 月

2008-03-23 18:23:10 | 東洋医学・マクロビオティック
今回はチャクラについての学びと、それをイメージしたお料理。
自分の殻は自分で破る・・がテーマの一皿。

チャクラはサンスクリット語で光の輪という意味。体の真ん中を縦に添って配置されてるエネルギー出し入れポイント。

主要なものは7つ。下から数えてあがってゆく。第三チャクラがいわゆる丹田。そしてここまでが低次のチャクラ。第四チャクラからが高次のチャクラ。その間には横隔膜があり、経絡では臓腑に直接作用するポイントである臓愈の一つの隔愈があるのも第三と第四チャクラの間。

やっぱり横隔膜がポイントなんだな・・・。

だからヨガも瞑想も呼吸法が鍵なんだな…。

ふむふむ。


第四チャクラは心が存在する胸にあります。
それが開かれればエネルギーは喉の第五チャクラへ。ここは表現するチャクラ。本当に自分の心の声を天意に添って表せたなら、第六のサードアイが開かれます。

そこは陰陽など二元が交わる場。真理を見通す目。

第七はクラウンチャクラ。経絡では百会。脳天。百会は、すべてを統合する場所。合致します。

第六で交わった二元はもう第七では分離せず。陰も陽もなくすべては一つ。

ところで、最近友人と、坂本龍馬について印象的に話をしたんですが、それとはまったく別の流れで漫画「おーい竜馬」が手元にやってきました。きれいなシンクロです。
読みなさい・知りなさい・受け取りなさいという流れなんでしょう。

で。

全23巻読み終えましたが、

切腹の連続で具合悪くなりかけました・・・。
厳しい読書でした。

切腹は丹田を切ります。
この時代、人生のセンターは腹でした。実際丹田にちからが入った動作が日本人の動きの美しさです。わたしはできなくて、よく笑われます。


とにかくみじめに、


残虐に扱われる命と、共存する誇り。そして小さな幸せをほんとに大事にする力が満ちあふれていた時代。


丹田で生き丹田で終わる。そんな生き方を突き詰めすぎた日本人を、横隔膜から上の世界へ広げたのが龍馬だったのかもしれません。

わたしは、まずは
腰や腹で乗る自転車の乗り方、歩き方からかな。

道のりは遠い・・・。

advanceクッキング

2008-03-01 07:41:13 | 東洋医学・マクロビオティック
マクロビオティック実習。
野菜のテリーヌ。カラフルな三色ソースは緑は春菊。ピンクは苺と梅酢。白は白ゴマ白味噌。
手鞠風のおにぎりはお雛様みたい。
上に乗ってるのは高野豆腐のソボロ。

お皿がキャンパスになり、これでもか、というほどピンク・グリーン満載。

この2つの色はハートチャクラの愛の色だからね・・・・。この二色にはシンクロしながらいままで支えられてきました。

お腹一杯胸一杯になりました・・・。

陰陽五行・火気

2008-03-01 07:37:16 | 東洋医学・マクロビオティック
先週末のことですが爆弾低気圧の吹雪の中、東洋医学の学び・・・。

1月は木火土金水のうちの木気についてのまなびでしたが、2月は火気について。

火気は心(しん)

いつもくるくる動き回る忙しさや、決断をし続けるストレスがかかると、わたしは肝がバクバクとなり、がんばってもともとのぼんやりしたわたしに戻ろうとします。
肝は体の疲れも精神的な疲れも共にイン・アウトしてなんとかしようとします。

心の親が肝。
親子関係だから、親の肝ががんばりきれないと心にストレスが回る。

だから、心の経絡から肝にアプローチしたりするんだね。

自分のいままでの体の対応を思い出して、つながりあう体の巡りを学びます。

覚えたら生活の中に、普段着でお灸を取り入れたいなあ、と思いました。昔の人はそれがあたりまえだったからね。

モグサは蓬。
枇杷の葉温灸は枇杷葉を使います。
植物の力は動物である人にやさしい・・・・・。

クラシックアップルパイ

2008-01-22 00:01:15 | 東洋医学・マクロビオティック
マクロビオティックスイーツを習いました。

中島デコさんのおやつの本を買って折り目に粉が付きまくりながら、アップルパウンドを作ったりずんだ餡作ったりしたのがわたしのマクロビオティックの入り口でした。

卵を使わず粉と菜種油で折り重ねて作る生地。
リンゴジュースだけで蒸し煮にしたリンゴを入れて生地であみあみ蓋をして焼いて完成。

甘味料ゼロ。
表面のつやつやは、葛。
最高に最高に幸せな味でした。

急激な代謝を要求する甘味料は体を揺さぶる。
ドラッグに近い。
ハイになる。食べると後悔する。でもやめられない。
まさしく。


砂糖が、貿易で世界中の温帯地方に運ばれてくる前のしみじみとした甘さの世界へ。

みんなで戻ろう・・・・・。

玄米を緩く

2007-12-26 14:24:28 | 東洋医学・マクロビオティック
なぜか。
もちもちした玄米が今あんまり入りません。
どちらかというと、柔らかめに炊くか、お粥が美味しく感じる。
体が陽性なのかな。

いや。どうでしょう。

秋から冬に入る頃はもちもちしたのが最高に美味しかったのですが。
季節と体とどちらもなにかしら影響してるんだろうな…。

というわけでやたらと水気の多い食べ物を食べてます。

脾虚

2007-12-19 11:24:27 | 東洋医学・マクロビオティック
鍼灸治療。昨日の私は脾虚でした・・・・・。久々に心愈にも鍼。
身体の歪みは左側をつかってなくて右側をつかう癖はそのままで、それがきちんと現れてるし。

その後瞑想の会に久々にいって更に気がつく。歩き瞑想を裸足でやってみたから気がついたんだけど、やはりわたしは歩行でかかとに加重してる。指先でツカンデ歩くような加重はやはりふらふらした。うまく歩けない。お猿が退化した感じ。二軸歩行以前の感じ。それに一人でも気がつく意識が生まれたことがこの半年のあゆみなのだとしたら、スゴロクで言えばあまりにもふりだしに戻る感じ・・・・・

すべては5月に気がついていたこと。

下駄やビルケンシュトックサンダルで夏場過ごし、四季養生し、自転車も足先で加重して。仕事での体や心との向き合い方も新たな視点で少しやってはみたけど。人はなかなか変わらないものです。変わらなくても良いんだろうけどね。

いろんな縁でいろんな勉強をする機会に恵まれ、出逢いにも恵まれた2007でしたが、それは外側の変化でわたし自身の内側と現象は、それに伴い変容してないことにきっちり気がついただけだという感じです。

これが真実。

スパイラルにすとんと振り出しを認識するために戻った感じ。

もう一回はじめから。
今度は内面へもっとベクトルを向ける一年へ。内面へ更にいくということは外面へも更に行くことになるのかな。それとも削るのか。
それがわたしの望む方向かもまだわからないけど。まずはそれから。

しばらくはこんな感じで。思考中な年の瀬・・・・・。ここに書くのも躊躇するくらいあまりに未熟です。

まほろびおてぃっく

2007-11-30 00:55:03 | 東洋医学・マクロビオティック
そんな言葉は存在してませんでした。
でも先日偶然生まれました。生まれたからもうこの世に存在してます。意味のある力のある言葉として。

この言葉は職場で昼食をたべながら生まれました。

「マクロビオティックっていうの?・・・・・わたし、まほろびおてぃっくだと思ってた~。ほらーまほろばって言葉あるじゃない?」


この言葉。
聞いた瞬間射抜きました。わたしの心を。

日本の古語に「まほろば」という言葉があります。「まほら」や「まほらま」が訛ったものだとされてます。
「まほら」「まほらば」「まほろば」とは素晴らしい国・豊かな場所という意味。

かつての縄文文化圏は青森を中心に栄えていましたが、この古代の豊さを司馬遼太郎氏は「北のまほろば」と表現しました。その題名で書いた紀行文が街道を行くシリーズででています。このシリーズはとても好きで何冊も読み込みました。

北のまほろば。

この言葉のとおり東北は今も豊かさを完全には失わない伝えてゆく宝物が残されたまほろばです。
雑穀文化は縄文から現代までつながり続けています。
三内丸山遺跡からは栽培されていたひえが出土していて、雑穀が主食であったことがわかっています。縄文時代も狩猟採集だけでなく、すでに栽培していました。
栗も栽培していたという話です。現代よりも食生活は豊かだったという見方もあります。遠くの地域とも交易して、文化の中心だった北東北。

「まほろびおてぃっく」
みちのくにふさわしい
新しい言葉。
人の和の中で生まれた言葉。
しばらくはマイブームとして使わせていただきます。

写真はローズマリーです。お教室でかつて教わった、玄米をローズマリーで炊くとイタリアンなおもてなしになるレシピを紹介したところ
次の日そのレシピを紹介した方が庭に沢山あるというローズマリーを大量にもってきて下さいました。
みんなで輪になり、レシピを確認しながら枝分け作業。

こういう繋がりかた。
幸せです。

マクロビお手当

2007-11-25 09:11:58 | 東洋医学・マクロビオティック
今日からまくろび庵のスロー・マクロビオティックスクール「advance」コースが始まりました。

マクロビオティックな視点で見る体の状態の捉えを、参加したみんなでワークシートにてチェック。私は一年前は今より陰の状態と陽の状態どちらも極端にでていたことを再確認できました。

いまはほぼ中庸ではあるものの、やはりまだむらがあり安定してないこともわかりました。
でも、気がついていなかった変化もあり、改めて自分が安定の方向へ向かっていることもわかりました。

体に優しいお手当の実習では、生姜湿布・こんにゃく湿布・里芋パスターを体験。

○生姜湿布○
すりおろし、またはフードプロセッサーでペースト状にした生姜を80℃ぐらいに沸かしたお湯のなかで木綿の布に入れて絞る。その生姜湯を使い、タオルなどの布で温湿布。
古血の滞りを生姜の薬効と温湿布により血行改善。痛みを解消。

わたしは左肩にしてみました。ヒリヒリ感・・・・・。赤くなりました。毛穴が開いた証拠。


○こんにゃく湿布○
その名の通り温めるための湿布。

別のクラスの人が腎臓の位置に貼ったら、耳が赤くなるほど血流良くなったというのでさっそくわたしも腎臓の位置に。望診法でいえば耳は腎臓と対応していて、不調は外耳におしるしがでます。
だから循環の良さも耳に現れるはず。
・・・・・しかし私は外耳がほんのり赤くなるくらいの反応しか出ず(がっかり・・・)

腎虚姉妹次女(私には腎の虚証の仲間が数人おりまする・・・・・)のわたしの腎の流れがそんなにひどいのか、もしくはツボが適当な貼り方ゆえ合っていなかったか・・・・・。どちらも、か?(笑)
近頃は腎虚の診断から脱してきたと思ってたけど持っている体質は急激には変わらないか・・・・・。


○里芋パスター○
効用はあらゆる毒素や酸化した血の吸い出し。打ち身・捻挫・骨折・肩こり・歯痛・火傷・癌に。

写真のようにすり潰した里芋に小麦粉を混ぜたもの貼ります。

生姜湿布のあとの左肩に貼りました。帰宅後まで四時間はりつづけ。

いろいろ吸い出された感じします。

あとは風邪のお手当を習い、ホウトウうどんなどを実習でつくり試食して終了。うどんは粉から作ったよ♪お手軽な作り方で。楽しかったから今度小学生の姪に教えよう。子供がはしゃぐ作り方だから。(わたしがはしゃいだから、ね)

民間療法は素晴らしい。伝承されてきたものを、あらためて掘り起こした人々からまたこうして伝承が繋がって行く。

蒸籠や土鍋の良さも試食しながら見直した話題を聞くことができ、得るものの多いadvance第1回第2回目でした。

これから半年間月に一度の土曜日、二回分づつ習います。楽しみです。

実は最近職場でのお昼の会話が変わってきました。一緒のシフトの人で、お弁当だったり、職場で出る食事をとったりするんだけど、前は「ふーん。お肉食べないんだね」って感じでしたが。それはそれで理解して貰い受け入れてもらってたけど同じ食卓で距離も感じてた。
でも、気がついたら最近はみんなで玄米の炊き上がりの違いや各家庭のガスコンロの火力の違い、野菜の陰陽について、自然の甘味料の生かし方について・・・・・。と、もうマクロビオティック料理教室でのシェアリングの域です(笑)
あれー?いつからだろう、てな具合に自然な展開。
無理やり広めようと思ったことはありません。でも玄米食べてるの?とかどうやって炊くの?とか聞いてくれる人が増えてきて、一年。

機が熟したと見て先日圧力鍋と玄米を持って行き職場のガスコンロで炊きました。

同じシフトメンバーの中に、もともと料理をするタイプの男子がいて、しかも吸収が早いからみんなに先んじて玄米たいたり味付けをシンプルにしたり、ということを始めていたので、機が熟した時点から彼がオピニオンリーダーに躍り出ました。みんなにシンプルな味付けのおかずを持参しては披露してくれています。厨房に入る男子通称蕎麦吉くん。なんて素晴らしい。見ていて嬉しくてたまりません。

わたしにとっては、こうして職場の昼食も心地よい無理のない環境になりつつあり、あとはまた静かにしみじみと黙って好きなものを食べるだけです。垣根はなくなりました。

年代もばらばらな仕事の繋がりがまた違った側面で繋がりあい、自分を内観して見つめる会話が特別なものではなく日常になっていく。ちなみにみんなマクロビオティックという言葉の存在をしらないところでここまで本質的な話題をシェアできています。いいんです。そんな言葉や概念なんか。いらないんです。


マクロビオティックは制約や縛りではない。
自分を最大限活かして愉しい人生にするんだってことを、今は遠くのたくさんの人へ発信することよりまずは日常一番身近なところから距離なく分かち合い続けたい。そこから響きあいが始まって行くってことを信じてるんだ。

仕事で新しいものをクリエイトすることも日々そうあり続けたい。必ず身近な人から。

わたしの表現は小さくゆっくりですが、皆様からの響きを戴いてるからできる表現。そして受け取って下さる方が存在するからこそ伝えたいという気持ちが引き出されています。

これからもわたしのてくてくした歩みにお付き合いくださると本当に嬉しいです。

半断食

2007-11-14 05:43:34 | 東洋医学・マクロビオティック
晩秋の快晴の朝。玄米おにぎりが光ります!

秋から冬への心身のリセット半断食してます。

前回は初夏に4日間。
盛夏に砂浴とセットで2日間。経験しました。

砂浴のあと、肌にすこしいままででたことない湿疹がでて、それはそのまま実はまだ続いてます。続いてるということは出し切れなかったということです。甘いものの蓄積が。どれだけいろんなものため込んでるんだろ。わたしの体・・・・・。

11日(日)は玄米一合にあづき茶。
12日(月)は玄米一合半にプラスして白米一膳とスープの具であるかぼちゃと玉ねぎ。たくあん一切れ。水500ml
13日(火)玄米一合に水500ml。

・・・・・・・・・・・・


12日は仕事先に宿泊で体を使う仕事。しかし夕方あしがふらついたので・・・。職場で出された夕食からチョイスして追加して食べました。
翌日昼まで体を動かすための追加です。おかげで無事仕事を完了。

13日は泊まりの仕事の勤務開けなので家に帰って再び玄米炊飯。
やはり炊きたては美味しい・・・・・。

いまのところ、特に大きな変化はないなあ・・・・。まああと1日は頑張ります。昨日一時間自転車も乗ったので今日も天気良ければ乗ります。

冬の入り口

2007-11-09 07:20:15 | 東洋医学・マクロビオティック
暦の上では冬になりました。
冬は、閉ざされた体の陽気をかき乱すような汗をかくようなことをしてはいけないんでした。たしか養生法では。

冬に風邪をひかない体力づくりは秋にしましょう、とある。今年の夏から秋にかけては自転車のお陰で運動してたので、陽気の充電はいつもよりある。そして空の動きを見て、まだ半袖の時期から夏野菜にさよならしてみた。お陰で秋に体調はよい方でした。

更に冬、大人しくするべき季節に汗をかくスノーボードで、閉ざされている陽気に影響を与える予定(笑)なので、そんなことをしても大丈夫な体にしておくことが必要になってきます。
たぶん今年の冬はまだ自転車も乗るだろうからそのぶんも考えたい。


二年前。どうしても仕事に穴を空けないことを優先してワンシーズン、ボードをOFFにしたことがありました。体調もよくなくていつも肩や首が痛くて喉も詰まっている感じがしてた。耳鳴りもしてた。だから余計に更に体を疲れさせるボードに行けなかった。結果、ますます自由なアウトプットの時間をひと冬失いました。

今ならわかります。気が上にあがりすぎて出口がなくて苦しかったんだなあと思います。仕事でのアウトプットもあんなにし尽くしていたのに本来の自分の声よりも、もうすこし概念的な部分で動くことが多かったから、いくら結果があんなに充実してもわたしの魂は喜んでいなかったんでしょう。
だから気が乱れた。
私が求めるものは、本質的に「違う。そうじゃない。」
体を凌駕する心の声に耳をすませて今の私だけの冬の養生を作るんだ。


体も心もバランスよく。
遊びたいのは、我欲で大欲ではないのだけれど、今それを求めることで安定するのがわたしの現象。気をうまく巡らせることを今年の冬、どういうふうに出来るかいろいろやってみる。
恥ずかしいほど未熟者の私。恬淡虚無への道のりは長いです。


というわけで、12月からスノーボードはシーズンイン。(笑)しかし
冬の養生を間違うと、気の蓄えが成されず腎気を弱め傷つけます・・・・。ブルブル。

腎はダメ!これ以上弱っちゃ!・・・。間違えられません・・・・


さて今日は、仕事はお休み。うかれぽんち会で和食ランチの日。女同士で愉しい平日午後を過ごします。私はうかれぽんち隊長となっていますが所詮は御神輿。実際はランチの手配から算段はすべて有能な素敵な女子たちがしてくれてます。ありがとう。海外も温泉泊もいつでもこうして楽しんできましたが、みんな子育て中なので最近はもっぱらランチ中心です。

そんな今日のランチをご褒美にして、そこを境に緩やかに食事内容を米メインに減速させていく予定。そして来週は12日から14日を中心に仲間で半断食をします。1日玄米一合と水で過ごします。夏前にしたときは心身ともにいろんなデトックスがありました。今回は3日より長くやりたいな。それぞれの生活、仕事をしながら時期だけ揃えた半断食。お互いの心身の変化を報告しあう楽しさが時期を揃える醍醐味。今のところ四名エントリー。まだまだ募集中。

空腹感が、解決しなければならないものではなくなっていくあの感覚よもう一度。

地の気

2007-10-02 10:52:51 | 東洋医学・マクロビオティック
秋。

地の気は静かで、万物は色を変えます。

気持ちは安らかに、落ち着かせて、秋を過ごさなければなりません。

秋の気候は草木を枯れさせますが、人体の陽気を枯れさせないように気をつけなければなりません。


・・・・・四気調神大論篇より

外へ外へ向かっていたものが
内へ内へと深まる感じ。
そうなればなるほど
高みに放たれる力が蓄えられていく、

なんかそんな感じ。


自分にとっての土用を
体の反応で知り、
夏を経て秋になりました。

天地の気と自分の気はつながるもの。

周りの人の気も。

四気調神大論篇によれば
早寝早起き
よく食べよい音楽に触れ知識を吸収。
肺気を正常にして冬に備える。
肺気は体内で気を生成する。
肺は皮毛を主り鼻に開びょうする。



乾布摩擦でもしてみようかな。

この古典の、地の気は静かで万物は色を変えます。というところが大好き。

いろんなことに振り回されて、肝や心や腎にアンバランスをきたさしめる私。




大事に過ごしたい。
ひとつひとつを。


そんな気持ちです。

enjoyマクロビ最終回

2007-09-22 23:23:23 | 東洋医学・マクロビオティック
4月から半年にわたり「まくろび庵」のenjoyマクロビオティックの教室に参加してきましたが、
最終回は、秋の味覚。

玄米栗ご飯
里芋のゆず味噌
サツマイモのお月見団子根菜の月見団子汁

ゆず味噌の甘味は玄米甘酒を使いました。里芋は蒸してあります。

栗ご飯の栗は、むく前に一晩一煮立ちさせた水につけおくことで、生栗のまま剥きやすく。そして炊き上がりはほっくりと。水の性質や時間をうまく活かす。


一年前から初級コースを始めてゆっくり習い続けてきました。
みんなでのんびり変化しながら、それも共有して戴いてきました。

いただきます
ごちそうさま

この言葉をしみじみした気持ちで言えるようになったこと。

これが一番得た大きなものかもしれない。

一緒に習った仲間の毎回異なるランダムな組み合わせもいま思うと惑星の配置のように絶妙。

世界でここだけの教室でした。

先生の願う、共有してスパイラルにあがってゆくこと、それがまた一人一人のオリジナルに還ってゆくことを、体感で学べました。

「きんぴらのあくはぬきません」

「かぼちゃは天と地の間で丸くしかなれないもの」

「無駄なものはなにひとつない」

料理を通じて命を学んだ。・・・・と思ってます。

11月からはadvanceコースを申し込まさせていただきました。また新たな出会いと学び。

楽しみです。

実証・虚証

2007-09-05 01:43:28 | 東洋医学・マクロビオティック
東洋医学abehari塾。

古典「黄帝内経」をすこしづつひもときながら、「恬淡虚無」「有機的全体思考」などを学び、第3回目を迎えた土曜日。
ついに「陰陽学説」へ。
しかもさわりだけでタイムアップ。

こんなに面白くこんなに真実なのに、こんなに難しい。でも難しいということは、きっととても単純明快なもの。

身体の陰陽バランスの偏衰と元盛。どちらかが虚するとどちらかに邪が入り、虚証を呈する。またたとえばどちらも虚した状態で陰陽バランスがとれていても、邪は入りやすくなり、実証を呈する。
実証が虚症かを見定めて瀉したり補したりするのが東洋医学の治療。

早く自由自在になりたいな。視点を獲得して。

みんなで自分たちの体のことや状況について、陰陽に当てはめてあーでもないこーでもない、と話が続く。

更にそのまま、みんなで飲み会の準備に入ったんだけど、パスタ茹でたり盛り付けしたりしながら、
「それは虚してんだよ」
「外因からきて邪がたされたから瀉すのかな」

なあんて、会話のやりとり。


マニアック。


普通のキッチンの会話じゃない。(笑)

でも妙に心地よく、これが仲間で学ぶ本質的な醍醐味なんだろうと思いました。

きっと学びが進むにつれて、一人での学びより、深く求心力をもちながら広がって影響しあうに違いありません。
これがマクロビオティックの実践にダイレクトにつながる日がきたら、どんな展開になるんだろう。わくわく。

そして今までの三回の学びによる新たな視点の獲得は、昨日今日の仕事に実はダイレクトに影響しました。
驚くほど。

かなり感動しました。

まだまだ入り口。
迷わず流れに乗って進むことにします。

砂浴二日目

2007-08-13 15:35:06 | 東洋医学・マクロビオティック
まくろび庵主催の砂浴ツアー二日目。奥松島民宿へ泊まった朝。散歩。

サーファーが気持ちよそうに波間に漂っていました。

旅先の散歩は新鮮。参加者ゃのうち、一緒にいつも恬淡虚無について学ぶ仲間とともに歩く海沿いの道。
一年前にはこうして共に散歩をしていることなど知らなかったのだから縁というものは不思議なものです。

二日目も朝は玄米オニギリと味噌汁のみで、9時から3時まで砂に埋まるだけ。

よく考えたらすごい・・・。あやしいです。かなり。
一日目よりよく眠れました。晴天炎天下の砂浜も、パラソルで日除けして砂中に埋まると熱くない。体温とそんなに変わらない温度で寝ていられ。

昨日ラインのように砂が着かなかった足の肝と腎ラインに逆に見事にべったり砂が着いた。

二日目にしていよいよ排泄開始した証拠。
後半頭痛。終わってからも頭痛。
椎茸スープや梅醤番茶をのみ頭痛のお手当。
これがすぐに効くんだな。マクロビお手当おそるべし。

砂浴によるデトックスは、実は砂から上がっても一週間続くそうです。
確かに今日は背中の経絡が痛い・・・。

わたしの中には私自身もしらない力が想像しているよりはるかにおおきな力で存在していて、そのことを知らないで日々過ごしている。
自分の体も自然の一部。

そんなことに気がついた今回の砂浴でした。