宮沢りえ主演、「桐島部活やめるってよ」の吉田大八監督作品。
原作は角田光代の同名小説、残念ながら読んでいませんでした、
そもそもそんな小説の存在すら知らなかった…
最近、読書も映画鑑賞も怠りがち。もっと吸収しなければ…
それで、映画はというと、
銀行で働く主婦、最近、パートから契約社員にランクアップしたばかり。
そんな彼女(宮沢りえ)が次第に銀行のお金に手をつけていくお話。
そういや、昔、そんな事件がありましたね?この話のモデルになっているのでしょうか?
金が人を変えたのか?男が女を変えたのか?
主婦、リカが若い男(池松くん)に貢いでいくのですが、なぜ、彼だったのか?
全くもって分かりませんでした。
自由を求めていたタイミングだった?夫との距離を感じ始めていたから?
別に誰でも良かった?
そこが見えてこなかったので、いまいち入り込めなかった…。
横領に手を染めていく感じはスリリングだし、顧客の前での宮沢りえさんの笑顔が非常に怖かったです。
主役の女性の弱さと強さ、狡猾さと愚鈍さが見事の描かれていて、
田辺誠一がなんだかとても可哀想でした。
女性って怖いですね。
あ、でも平ちゃんの妹は群を抜いて可愛くてドキりとしまいた。
ちょっと気になったのは、音楽。個人的にはあんまりマッチしていなかったような…。
やけにボリュームが大きくて、気になりました。
確かに緊張感や緊迫感を煽りたいのはわかるのですが、もっとザワザワする感じの音作りだったら良かったのになぁ
ほんと、池松くんはいろんな女性を抱いてるね(映画の中で、笑)
それと、貝殻ベットってほんとにあるんですね!