マシンblog

ネコを散歩させるのは無理なのか?

紙の月を観た。

2014-12-16 15:49:19 | 2014年

宮沢りえ主演、「桐島部活やめるってよ」の吉田大八監督作品。

 

原作は角田光代の同名小説、残念ながら読んでいませんでした、

そもそもそんな小説の存在すら知らなかった…

最近、読書も映画鑑賞も怠りがち。もっと吸収しなければ…

 

それで、映画はというと、

銀行で働く主婦、最近、パートから契約社員にランクアップしたばかり。

そんな彼女(宮沢りえ)が次第に銀行のお金に手をつけていくお話。

 

そういや、昔、そんな事件がありましたね?この話のモデルになっているのでしょうか?

 

金が人を変えたのか?男が女を変えたのか?

 

主婦、リカが若い男(池松くん)に貢いでいくのですが、なぜ、彼だったのか?

全くもって分かりませんでした。

自由を求めていたタイミングだった?夫との距離を感じ始めていたから?

別に誰でも良かった?

そこが見えてこなかったので、いまいち入り込めなかった…。

 

横領に手を染めていく感じはスリリングだし、顧客の前での宮沢りえさんの笑顔が非常に怖かったです。

 

主役の女性の弱さと強さ、狡猾さと愚鈍さが見事の描かれていて、

田辺誠一がなんだかとても可哀想でした。

 

女性って怖いですね。

あ、でも平ちゃんの妹は群を抜いて可愛くてドキりとしまいた。

 

ちょっと気になったのは、音楽。個人的にはあんまりマッチしていなかったような…。

やけにボリュームが大きくて、気になりました。

確かに緊張感や緊迫感を煽りたいのはわかるのですが、もっとザワザワする感じの音作りだったら良かったのになぁ

 

ほんと、池松くんはいろんな女性を抱いてるね(映画の中で、笑)

それと、貝殻ベットってほんとにあるんですね!

 


インターステラーを観た。

2014-12-12 15:20:05 | 2014年

メメント、ダークナイト、インセプションのクリストファー・ノーラン監督作品。

 

地球が滅亡の危機に晒され、選ばれた主人公(父)が宇宙へ旅立つ、そして、地球に残った娘との愛の物語!

前知識はこれだけ。なるべく情報を遮断してきた。

時おり2001年みたいだぞ!とか、コンタクトの影響がぁとかいった感想が漏れ聞こえてきたが、

とりあえず、なんかアルマゲドンみたいな映画なんだろうなぁと思っていた。

 

でもまぁ、ノーラン監督だし、ハンス・ジマーだし、大丈夫でしょ!と。

 

それで見たのだが、およそ3時間の本編、そこまでの長さを感じなかった。

テンポがいい!もっと煽れるだろうみたいなところをかっ飛ばして宇宙へ行ってくれるのが良かった!

 

あ、でも前半、割と大事だったわ!ホラー的な、宇宙人的なものを期待させつつ…

 

音もかっこいいよ。途中、無音になるとこゼロ・グラビティっぽかった。

エンドロールの曲もよかったなぁ。

 

話は、宇宙(地球も含む)を舞台にしたベタな人間ドラマ、でも宇宙規模でやると、やっぱりハラハラどきどき!

自分に娘がいたら、きっと堪らないんだろうなぁ。とか思ってしまった。

娘はいないんで、なんとなく父親のことを思い出したりしてたけど…。

 

結構、ギリギリな感じも良かったなぁ。そっちの話しに広がるのかな?とか思うと、さっと次の展開へいく感じ。

過剰に行くとちょっと引いちゃう自分がいるんだけど、そうなる寸前で話しに引き戻される感じ。

なかなかあのテンポで繋げないよなぁ。

 

あとは、相対性理論とかバイナリとかワームホールとかブラックホールとか高次元空間とか

浅い知識しかない自分でもなんとか話しにはついて行けた。

知識なくても観れるし、地球と宇宙、父と娘、エンジニアと科学者、人間とロボット(TARSだっけ?)とか描かれると弱いね。

 

あと、なんとなくやっぱりインセブションぽい感じはあった。

インセプションが多重構造世界で、インターステラーが高次元世界って事なのかな?

 

アン・ハサウェイ、可愛かったので、ライジングのキャットウーマン見直そうっと!