カイロプラクティックがあまりわかっていなかったので調べてみましたが、「自然治癒力を高める」ということ以外のほとんどの説明がマイオセラピーと重複しているように感じました。しかし属する手技の種類の中にマイオセラピーがありませんでした。そして属する手技の中には道具を使うものもありました。具体的なカイロプラクティックの治療方法があまりわからなかったこともあり、カイロプラクティックとマイオセラピーの違いがはっきりわかりませんでした。考え方や治療方法に明確な違いがあれば教えていただきたいです。
硬節についてのサイトはあるのですが、脊髄レベル別の記述があるものが見つからないので、今日見せていただいた表を再度見せていただいてもよろしいでしょうか。
筋を圧迫すると疼痛を訴える患者様に対しては、圧迫を弱くして筋を往復する回数を増やせばいいのでしょうか。
皮膚の損傷を繰り返すことでも固有背筋の短縮は起こりえるのでしょうか。
マイオセラピーの適応疾患で、整形以外のもののほとんどは自律神経が原因と考えてよろしいのでしょうか。
筋を圧迫すると疼痛を訴える患者様に対しては、圧迫を弱くして筋を往復する回数を増やせばいいのでしょうか。
皮膚の損傷を繰り返すことでも固有背筋の短縮は起こりえるのでしょうか。
マイオセラピーの適応疾患で、整形以外のもののほとんどは自律神経が原因と考えてよろしいのでしょうか。
・椎間孔の狭窄や多裂筋の短縮などによる神経根の圧迫
・筋や皮膚の損傷や痛覚刺激などによる筋の防御性収縮
上記の2つによる神経根症状は、脊髄神経の前枝が支配している四肢などにみられるが、同時に脊髄神経の後枝が支配する固有背筋にもみられる。
その結果として起きる固有背筋の短縮が神経根をさらに圧迫するという悪循環を生み出し、症状が進むと変形性脊椎症や椎間板ヘルニアにまで発展する。
・筋や皮膚の損傷や痛覚刺激などによる筋の防御性収縮
上記の2つによる神経根症状は、脊髄神経の前枝が支配している四肢などにみられるが、同時に脊髄神経の後枝が支配する固有背筋にもみられる。
その結果として起きる固有背筋の短縮が神経根をさらに圧迫するという悪循環を生み出し、症状が進むと変形性脊椎症や椎間板ヘルニアにまで発展する。
間欠性跛行とは、しばらく歩くと足に痛みやしびれを生じ、少し休むとまた歩けるようになる症状のことをいいます。
実際に間欠性跛行は神経性と血管性の2つにわけられます。
代表的な病気は、神経性跛行を起こす腰部脊柱管狭窄症と血管性跛行を起こす閉塞性動脈硬化症です。
血管性跛行の場合、休む時の姿勢には関係なく、歩くのをやめれば症状はよくなります。
神経性跛行の場合、座っている姿勢(腰が前かがみ)で休んでいると症状がよくなります。
http://www.ohta-hp.or.jp/igaku_62.htm
間欠性跛行(かんけつせいはこう)とは、しばらく歩いたるすると足に痛み、しびれ、脱力などが出現し、歩行を中断しなくてはならなくなり、立ち止まって休むと再び歩行が可能になり、しばらく歩くとまた足がいたくなり歩けなくなってしまう症状を繰り返すことをいいます。
この間欠性肢行は、動脈硬化によって足の動脈がつまってしまう病気“閉塞性動脈硬化症”では、一番多く見られる症状です。動脈が閉塞している場所により、ふくらはぎやおしりの筋肉や太ももに痛みを感じたりします。このため腰痛、関節痛、神経痛、筋肉炎などと誤診されていることが少なくありません。
この痛みの原因は、足の動脈がつまっているため、歩行をしているときに筋肉が必要とする酸素を補うために必要な筋肉血流量が足りなくなり、筋肉が収縮するときに発生する乳酸などの代謝物質がたまってしまい、これが痛みを感じる役割の神経を刺激して起こるとされています。
また足の太い静脈がつまってしまう病気“静脈血栓症”でも間欠性跛行が起こります。足の太い静脈がつまっていると歩いた時に足に静脈の血液がたまってしまい(これをうっ血といいます)、痛みや、筋肉のけいれん、はれが起こり、歩きつづけることができなくなります。この状態を静脈性跛行と呼んでいます。
この原因は歩行運動により、足の筋肉へは動脈から送られる血液量が増すのにもかかわらず、体の中心部に戻る静脈の血液量が増えないので、足にうっ血が起こり、静脈壁が過度に伸展されるためと考えられています。
もうひとつ“腰部脊柱管狭窄症”による脊髄性間欠性跛行があります。これは変形性脊椎症や椎間板ヘルニアなどにより、脊髄の神経が圧迫され、神経の一部の循環障害が起こり、歩行すると腰から足にかけて痛みや麻痺が起こります。両足同時にくることが多く、歩行を続けると徐々に前かがみになる傾向があり、休息するときも座って休みます。しかし自転車に乗っているときは、いくらこいでも間欠性跛行の症状が出ないのが特徴です。
http://www.mitaka.tokyo.med.or.jp/kenko/ashi05.html
実際に間欠性跛行は神経性と血管性の2つにわけられます。
代表的な病気は、神経性跛行を起こす腰部脊柱管狭窄症と血管性跛行を起こす閉塞性動脈硬化症です。
血管性跛行の場合、休む時の姿勢には関係なく、歩くのをやめれば症状はよくなります。
神経性跛行の場合、座っている姿勢(腰が前かがみ)で休んでいると症状がよくなります。
http://www.ohta-hp.or.jp/igaku_62.htm
間欠性跛行(かんけつせいはこう)とは、しばらく歩いたるすると足に痛み、しびれ、脱力などが出現し、歩行を中断しなくてはならなくなり、立ち止まって休むと再び歩行が可能になり、しばらく歩くとまた足がいたくなり歩けなくなってしまう症状を繰り返すことをいいます。
この間欠性肢行は、動脈硬化によって足の動脈がつまってしまう病気“閉塞性動脈硬化症”では、一番多く見られる症状です。動脈が閉塞している場所により、ふくらはぎやおしりの筋肉や太ももに痛みを感じたりします。このため腰痛、関節痛、神経痛、筋肉炎などと誤診されていることが少なくありません。
この痛みの原因は、足の動脈がつまっているため、歩行をしているときに筋肉が必要とする酸素を補うために必要な筋肉血流量が足りなくなり、筋肉が収縮するときに発生する乳酸などの代謝物質がたまってしまい、これが痛みを感じる役割の神経を刺激して起こるとされています。
また足の太い静脈がつまってしまう病気“静脈血栓症”でも間欠性跛行が起こります。足の太い静脈がつまっていると歩いた時に足に静脈の血液がたまってしまい(これをうっ血といいます)、痛みや、筋肉のけいれん、はれが起こり、歩きつづけることができなくなります。この状態を静脈性跛行と呼んでいます。
この原因は歩行運動により、足の筋肉へは動脈から送られる血液量が増すのにもかかわらず、体の中心部に戻る静脈の血液量が増えないので、足にうっ血が起こり、静脈壁が過度に伸展されるためと考えられています。
もうひとつ“腰部脊柱管狭窄症”による脊髄性間欠性跛行があります。これは変形性脊椎症や椎間板ヘルニアなどにより、脊髄の神経が圧迫され、神経の一部の循環障害が起こり、歩行すると腰から足にかけて痛みや麻痺が起こります。両足同時にくることが多く、歩行を続けると徐々に前かがみになる傾向があり、休息するときも座って休みます。しかし自転車に乗っているときは、いくらこいでも間欠性跛行の症状が出ないのが特徴です。
http://www.mitaka.tokyo.med.or.jp/kenko/ashi05.html
1.マイオセラピー(Myotherapy®)とは?
マイオセラピーのマイオ(myo)は「筋」で,セラピー(therapy)は「治療」という意味です.
マイオセラピーが治療する筋は「筋硬結」と呼ばれる異常な筋です.この「筋硬結」は,一般には,肩こりなどの「こり」とも呼ばれています.この「こり」は「神経の障害」が原因で起こると考えています.
これから,説明を進めていきますが,端的に言えば,マイオセラピーは,「神経の障害による硬くて痛い筋を専用のバイブレーターを用いて奥深く緩め,背骨の周りの血液循環を改善させ,その神経の異常を回復させる振動を利用した物理療法です.」
筋硬結を含む筋は全体が短縮し,しこりがあり,押すと痛い部位があり,全体にむくみ(浮腫)がある.正常な筋では,しこりや痛い部分などがなく,収縮させたり,引き伸ばしたりしても突っ張った感じや痛みを感じることはない.また,正常な短縮していない筋は体の柔軟性を妨げることはないが,筋硬結を含む筋が多くなると体が硬く感じることになる.
2. マイオセラピーの対象症状は?
マイオセラピーの効果が期待できる症状などには以下のものがあります.
(1) 整形疾患・・・痛み(例えば:あごの痛み(顎関節症),首痛,首こり,肩痛(五十肩),肩こり,背部痛,肘痛(テニス肘 やゴルフ肘など),手・指痛(手根管症候群),腰痛(ぎっくり腰,椎間板ヘルニア,臀部痛,股関節痛,坐骨神経痛,膝痛など), 可動制限(例えば:腕が上がらない),側彎,手首の腱鞘炎,手指のしびれ, こわばり,突き指,ばね指,繰り返す足首の捻挫,骨折癒合後の不調,うち身 (打撲)など
(2) 婦人科疾患・・・生理痛,生理不順,逆子,など
(3) 胃腸科疾患・・・胃腸の不調,便秘,慢性下痢,膨満感,胃のむかつき,など
(4) 循環器疾患・・・冷え性,むくみ,不整脈,原因不明の高血圧,など
(5) 呼吸器疾患・・・喘息,息苦しさ,など
(6) 泌尿器科疾患・・・頻尿,尿漏れ,夜尿症,尿閉気味,膀胱炎,など
(7) 眼科疾患・・・眼精疲労,仮性近視,など
(8) 耳鼻咽喉科疾患・・・耳鳴り,気圧の変化による耳の奥の痛み,慢性鼻炎,喉に何かがつまっている感覚がある,飲み込みにくい,飲食物をむせる,メニエール症状,など
(9) 皮膚科疾患・・・皮膚の荒れ(肌荒れ),踵の皮膚がかさかさになって割れる(皮膚の硬化・肥厚),脱毛,虫喰われ・やけど・湿疹などの皮膚の傷害部位が長期間治りにくい,など),皮膚の黒ずみ,など
(10) 肛門科疾患・・・痔疾,など
(11) 神経科疾患・・・頭痛,顔面痛,など
(12) 精神科疾患・・・うつ,自律神経失調症,など
(13) その他
以上の症状などは,神経障害の部位や程度により,単独に出現したり,複数で出現したりします.一般に,若年者であれば,単独な症状が現れることがありますが,30歳代以降では複数の症状が同時に現れます.
3.神経障害(ニューロパシー Neuropathy)とは?
以上の症状の原因となる神経障害はどこで,どのようにして起こるのでしょうか?
脊髄を離れる末梢神経には,感覚神経,運動神経および自律神経があります.それら3種の神経は背骨(脊柱)の一つ一つの脊椎と脊椎との狭い間(椎間孔)を通り,筋(運動神経によって)や皮膚(感覚神経によって),あるいは血管や内臓(自律神経によって)に行きます.それらの神経が椎間孔を抜ける神経の部分は「神経根」と呼ばれます.それら3種の神経は合わさって神経根となって,椎間孔を通るため,その神経根が椎間孔で挟まれたり,炎症が起こったりして障害されると,運動神経,感覚神経および自律神経が障害されます.これを「神経根障害(ラディキュロパシー)」と言います.よって,神経根障害では,その障害程度や障害場所により,運動神経,感覚神経および自律神経の症状が,単独に,または複合して現れます(対象症状参照).
この椎間孔を通る神経根は,障害に対して構造的に弱いため,神経根障害が容易に起こると考えられています.例えば,交通事故などによる「いわゆるむち打ち症」時や階段から滑り落ちたときなどの「腰の捻挫」,スポーツ時などの背部(背骨)の「打撲」時などにより,神経根障害が起こります.また,四肢の骨折や関節傷害,あるいは胃腸や肝臓などの内臓疾患により反射的に脊柱に付着する一部の筋が収縮・短縮し,その筋の短縮が慢性化すると椎間孔を通る神経根の動きを制限することとなります.このことは神経根障害の可能性を極端に増すことになります.
4. 神経根障害(ラディキュロパシー Radiculopathy)とは?
神経根障害では,運動神経,感覚神経および自律神経の障害がそれぞれ単独に,あるいは複合して現れます.
(1) 運動神経が障害されますと,その神経が支配している骨格筋に「筋硬結(こり)」が起こります.
(2) 感覚神経が障害されますと,その神経が支配している領域の皮膚などの感覚が過敏になったり,慢性化すると鈍くなったりします.さらに,「痛み」や「しびれ」などの異常感覚も出現します.また,脱毛や皮膚のむくみ,皮膚の荒れや黒ずみ,などの栄養障害も起こします.
(3) 自律神経が障害されますと,その障害された神経が支配している血管や内蔵(心臓,食道,気管支,気管,胃腸,膀胱,子宮)の平滑筋と心筋が短縮するので,それらの臓器の機能が異常になります.それらには,「手足が冷えたり」,「足腰が重くなったり」,「不整脈が出現したり」,「便秘になったり」,と多種多様な症状が起こります(対象症状参照).
5.神経根障害(ラディキュロパシー)の原因は?
この神経根障害(ラディキュロパシー)の原因は,神経根に外力が加わることや椎間孔が狭くなること(狭小化)などです.背骨に付いている筋にも「筋硬結」が起こります.その凝った筋(筋硬結)がそれぞれの脊椎を近づけ,さらに椎間孔を狭くします.それがさらに神経を障害することとなります.その神経の障害はさらに新たな「筋硬結」をつくることになり,ここに“神経障害⇒筋硬結⇒さらなる神経障害⇒さらなる筋硬結”の「悪循環」が生まれます.さらに神経根,特に感覚神経の細胞体が集まっている部分(後根神経節)での炎症によるむくみ(浮腫)が発生し,神経根の自由な可動性を制限します.このような「悪循環」は,体をだんだんと硬くしますし,感覚の障害や自律神経の障害もさらに悪くします.この「悪循環」が長期にわたり続くと,コラーゲンの代謝回転が低下するなどのため関節軟骨が減ったり,骨が変形したりします.原因不明(本態性)の高血圧も起こります.また,脊柱筋の短縮により椎間板の内圧が高くなり,椎間板ヘルニアなどの椎間板障害の可能性を増す.
6.マイオセラピーの治療効果は?
マイオセラピーは脊柱に付着する筋の「筋硬結」を取り去り,筋をリラックスさせ,筋の長さを伸ばします.椎間孔やその周辺の組織の動き(可動性)が改善し,圧迫を受けていた血管などの循環が正常化します.その結果,機能が低下してした神経が正常な状態に回復します.そして,その神経の機能異常で生じていた症状が軽くなったり,無くなったりします.症状に対する「対症療法」では,一時的に症状が軽くなることがあっても,完治することはありませんが,マイオセラピーはそれらの症状の原因を取り除く「根治療法」です.脊柱の「筋硬結」が取り除かれ,神経の機能が回復しますと,対象症状(「2.マイオセラピーの対象症状は?」参照)が軽減・消失します.例えば,痛みやしびれなどの感覚の異常がなくなります.また,肩や腰などの「こり」も完全になくなります.さらに,コラーゲンの代謝回転が改善するため,皮膚や骨などの若返りがおこります.
7.治療間隔は?
マイオセラピーは短縮した筋(筋硬結)を引き伸ばし,その筋をリラックスさせるとともに,その局所の血液循環を増大させるために,神経ペプチドなどの神経物質の分泌を促進させます.その神経が分泌する神経ペプチドなどは血管を拡張させること(神経性炎症反応)により血液循環が増大します.この神経性炎症反応が完了するのに約10日間が必要です(図5).この間に新たな治療を行い神経性炎症反応を起こすと,その反応が完了することはありません.また,治癒プロセスの一つにコラーゲンの分泌があります.これは組織損傷を修復するために起こる反応であり,コラーゲンの強度が70~80%に達するのには約1ヶ月間かかります(図5).この間に,効果的な刺激を与えると,コラーゲンが弱いまま残存し,組織の傷が治らないことになります.よって,効果的な治療を行うのは治療開始時においては約1ヶ月(4~6週間)に1回の治療が最適であると考えられます.その後筋硬結の状態や症状により,治療間隔を8週間や12週間へと延ばしていきます.
8.治療法は?
マイオセラピーでは,治療法として,マッサージなどの徒手による療法では緩まない「筋硬結」に対して特殊なバイブレータを用います.この自社と製造会社とで共同開発したバイブレータはマイオバイブ(MyoVib®,商標登録第4572571号,特許申請中)と呼び,低周波数(約20Hz)で,大きい振幅で使用しています.
通常,マイオセラピーの治療対象である「筋硬結」は深部に存在することが多く,皮下の筋表面にある場合には,深部までその筋全体に「筋硬結」が存在している可能性の高いことが想像されます.これらの短縮した「筋硬結」を弛緩させ,伸長させるためにかかる1回の治療時間は最短でも45分間程度かかります.例えば,慢性の腰痛症のための腰椎および仙椎の治療時間は左右で60分程度が必要となります.
9.治療部位は?
マイオセラピーの対象疾患である神経根障害は脊柱で起こり,脊柱に付着する筋の短縮(筋硬結)により増悪します.よって,その症状が頭や顔,あるいは四肢(上肢や下肢など)であっても,その原因は脊柱にあるので,治療は背中のみになります.具体的には,第1胸椎から第4仙椎までの背骨の突起から左右に約2~3cmの範囲で十分となります.首,上・下肢および胸や腹への治療は不要です.治療部位は脊柱の中心に位置している棘突起から横突起との間にある多裂筋や回旋筋です.
http://www.myotherapy.jp/j/about_myotherapy.html
マイオセラピーのマイオ(myo)は「筋」で,セラピー(therapy)は「治療」という意味です.
マイオセラピーが治療する筋は「筋硬結」と呼ばれる異常な筋です.この「筋硬結」は,一般には,肩こりなどの「こり」とも呼ばれています.この「こり」は「神経の障害」が原因で起こると考えています.
これから,説明を進めていきますが,端的に言えば,マイオセラピーは,「神経の障害による硬くて痛い筋を専用のバイブレーターを用いて奥深く緩め,背骨の周りの血液循環を改善させ,その神経の異常を回復させる振動を利用した物理療法です.」
筋硬結を含む筋は全体が短縮し,しこりがあり,押すと痛い部位があり,全体にむくみ(浮腫)がある.正常な筋では,しこりや痛い部分などがなく,収縮させたり,引き伸ばしたりしても突っ張った感じや痛みを感じることはない.また,正常な短縮していない筋は体の柔軟性を妨げることはないが,筋硬結を含む筋が多くなると体が硬く感じることになる.
2. マイオセラピーの対象症状は?
マイオセラピーの効果が期待できる症状などには以下のものがあります.
(1) 整形疾患・・・痛み(例えば:あごの痛み(顎関節症),首痛,首こり,肩痛(五十肩),肩こり,背部痛,肘痛(テニス肘 やゴルフ肘など),手・指痛(手根管症候群),腰痛(ぎっくり腰,椎間板ヘルニア,臀部痛,股関節痛,坐骨神経痛,膝痛など), 可動制限(例えば:腕が上がらない),側彎,手首の腱鞘炎,手指のしびれ, こわばり,突き指,ばね指,繰り返す足首の捻挫,骨折癒合後の不調,うち身 (打撲)など
(2) 婦人科疾患・・・生理痛,生理不順,逆子,など
(3) 胃腸科疾患・・・胃腸の不調,便秘,慢性下痢,膨満感,胃のむかつき,など
(4) 循環器疾患・・・冷え性,むくみ,不整脈,原因不明の高血圧,など
(5) 呼吸器疾患・・・喘息,息苦しさ,など
(6) 泌尿器科疾患・・・頻尿,尿漏れ,夜尿症,尿閉気味,膀胱炎,など
(7) 眼科疾患・・・眼精疲労,仮性近視,など
(8) 耳鼻咽喉科疾患・・・耳鳴り,気圧の変化による耳の奥の痛み,慢性鼻炎,喉に何かがつまっている感覚がある,飲み込みにくい,飲食物をむせる,メニエール症状,など
(9) 皮膚科疾患・・・皮膚の荒れ(肌荒れ),踵の皮膚がかさかさになって割れる(皮膚の硬化・肥厚),脱毛,虫喰われ・やけど・湿疹などの皮膚の傷害部位が長期間治りにくい,など),皮膚の黒ずみ,など
(10) 肛門科疾患・・・痔疾,など
(11) 神経科疾患・・・頭痛,顔面痛,など
(12) 精神科疾患・・・うつ,自律神経失調症,など
(13) その他
以上の症状などは,神経障害の部位や程度により,単独に出現したり,複数で出現したりします.一般に,若年者であれば,単独な症状が現れることがありますが,30歳代以降では複数の症状が同時に現れます.
3.神経障害(ニューロパシー Neuropathy)とは?
以上の症状の原因となる神経障害はどこで,どのようにして起こるのでしょうか?
脊髄を離れる末梢神経には,感覚神経,運動神経および自律神経があります.それら3種の神経は背骨(脊柱)の一つ一つの脊椎と脊椎との狭い間(椎間孔)を通り,筋(運動神経によって)や皮膚(感覚神経によって),あるいは血管や内臓(自律神経によって)に行きます.それらの神経が椎間孔を抜ける神経の部分は「神経根」と呼ばれます.それら3種の神経は合わさって神経根となって,椎間孔を通るため,その神経根が椎間孔で挟まれたり,炎症が起こったりして障害されると,運動神経,感覚神経および自律神経が障害されます.これを「神経根障害(ラディキュロパシー)」と言います.よって,神経根障害では,その障害程度や障害場所により,運動神経,感覚神経および自律神経の症状が,単独に,または複合して現れます(対象症状参照).
この椎間孔を通る神経根は,障害に対して構造的に弱いため,神経根障害が容易に起こると考えられています.例えば,交通事故などによる「いわゆるむち打ち症」時や階段から滑り落ちたときなどの「腰の捻挫」,スポーツ時などの背部(背骨)の「打撲」時などにより,神経根障害が起こります.また,四肢の骨折や関節傷害,あるいは胃腸や肝臓などの内臓疾患により反射的に脊柱に付着する一部の筋が収縮・短縮し,その筋の短縮が慢性化すると椎間孔を通る神経根の動きを制限することとなります.このことは神経根障害の可能性を極端に増すことになります.
4. 神経根障害(ラディキュロパシー Radiculopathy)とは?
神経根障害では,運動神経,感覚神経および自律神経の障害がそれぞれ単独に,あるいは複合して現れます.
(1) 運動神経が障害されますと,その神経が支配している骨格筋に「筋硬結(こり)」が起こります.
(2) 感覚神経が障害されますと,その神経が支配している領域の皮膚などの感覚が過敏になったり,慢性化すると鈍くなったりします.さらに,「痛み」や「しびれ」などの異常感覚も出現します.また,脱毛や皮膚のむくみ,皮膚の荒れや黒ずみ,などの栄養障害も起こします.
(3) 自律神経が障害されますと,その障害された神経が支配している血管や内蔵(心臓,食道,気管支,気管,胃腸,膀胱,子宮)の平滑筋と心筋が短縮するので,それらの臓器の機能が異常になります.それらには,「手足が冷えたり」,「足腰が重くなったり」,「不整脈が出現したり」,「便秘になったり」,と多種多様な症状が起こります(対象症状参照).
5.神経根障害(ラディキュロパシー)の原因は?
この神経根障害(ラディキュロパシー)の原因は,神経根に外力が加わることや椎間孔が狭くなること(狭小化)などです.背骨に付いている筋にも「筋硬結」が起こります.その凝った筋(筋硬結)がそれぞれの脊椎を近づけ,さらに椎間孔を狭くします.それがさらに神経を障害することとなります.その神経の障害はさらに新たな「筋硬結」をつくることになり,ここに“神経障害⇒筋硬結⇒さらなる神経障害⇒さらなる筋硬結”の「悪循環」が生まれます.さらに神経根,特に感覚神経の細胞体が集まっている部分(後根神経節)での炎症によるむくみ(浮腫)が発生し,神経根の自由な可動性を制限します.このような「悪循環」は,体をだんだんと硬くしますし,感覚の障害や自律神経の障害もさらに悪くします.この「悪循環」が長期にわたり続くと,コラーゲンの代謝回転が低下するなどのため関節軟骨が減ったり,骨が変形したりします.原因不明(本態性)の高血圧も起こります.また,脊柱筋の短縮により椎間板の内圧が高くなり,椎間板ヘルニアなどの椎間板障害の可能性を増す.
6.マイオセラピーの治療効果は?
マイオセラピーは脊柱に付着する筋の「筋硬結」を取り去り,筋をリラックスさせ,筋の長さを伸ばします.椎間孔やその周辺の組織の動き(可動性)が改善し,圧迫を受けていた血管などの循環が正常化します.その結果,機能が低下してした神経が正常な状態に回復します.そして,その神経の機能異常で生じていた症状が軽くなったり,無くなったりします.症状に対する「対症療法」では,一時的に症状が軽くなることがあっても,完治することはありませんが,マイオセラピーはそれらの症状の原因を取り除く「根治療法」です.脊柱の「筋硬結」が取り除かれ,神経の機能が回復しますと,対象症状(「2.マイオセラピーの対象症状は?」参照)が軽減・消失します.例えば,痛みやしびれなどの感覚の異常がなくなります.また,肩や腰などの「こり」も完全になくなります.さらに,コラーゲンの代謝回転が改善するため,皮膚や骨などの若返りがおこります.
7.治療間隔は?
マイオセラピーは短縮した筋(筋硬結)を引き伸ばし,その筋をリラックスさせるとともに,その局所の血液循環を増大させるために,神経ペプチドなどの神経物質の分泌を促進させます.その神経が分泌する神経ペプチドなどは血管を拡張させること(神経性炎症反応)により血液循環が増大します.この神経性炎症反応が完了するのに約10日間が必要です(図5).この間に新たな治療を行い神経性炎症反応を起こすと,その反応が完了することはありません.また,治癒プロセスの一つにコラーゲンの分泌があります.これは組織損傷を修復するために起こる反応であり,コラーゲンの強度が70~80%に達するのには約1ヶ月間かかります(図5).この間に,効果的な刺激を与えると,コラーゲンが弱いまま残存し,組織の傷が治らないことになります.よって,効果的な治療を行うのは治療開始時においては約1ヶ月(4~6週間)に1回の治療が最適であると考えられます.その後筋硬結の状態や症状により,治療間隔を8週間や12週間へと延ばしていきます.
8.治療法は?
マイオセラピーでは,治療法として,マッサージなどの徒手による療法では緩まない「筋硬結」に対して特殊なバイブレータを用います.この自社と製造会社とで共同開発したバイブレータはマイオバイブ(MyoVib®,商標登録第4572571号,特許申請中)と呼び,低周波数(約20Hz)で,大きい振幅で使用しています.
通常,マイオセラピーの治療対象である「筋硬結」は深部に存在することが多く,皮下の筋表面にある場合には,深部までその筋全体に「筋硬結」が存在している可能性の高いことが想像されます.これらの短縮した「筋硬結」を弛緩させ,伸長させるためにかかる1回の治療時間は最短でも45分間程度かかります.例えば,慢性の腰痛症のための腰椎および仙椎の治療時間は左右で60分程度が必要となります.
9.治療部位は?
マイオセラピーの対象疾患である神経根障害は脊柱で起こり,脊柱に付着する筋の短縮(筋硬結)により増悪します.よって,その症状が頭や顔,あるいは四肢(上肢や下肢など)であっても,その原因は脊柱にあるので,治療は背中のみになります.具体的には,第1胸椎から第4仙椎までの背骨の突起から左右に約2~3cmの範囲で十分となります.首,上・下肢および胸や腹への治療は不要です.治療部位は脊柱の中心に位置している棘突起から横突起との間にある多裂筋や回旋筋です.
http://www.myotherapy.jp/j/about_myotherapy.html
【拘縮の定義】
拘縮とは各関節が他動的にも自動的にも可動域制限を起こす状態である。一般的に関節包と関節包外の関節構成体である軟部組織の変化によって起こる関節運動制限を拘縮と呼んでいる。病理的には、皮膚、皮下組織、筋膜、靱帯、関節包等が瘢痕化、または癒着したものと理解されている。一方、軟骨や骨など関節包内の構成体そのものに起因する関節運動の消失は、強直と呼ばれている。英語では「contract=収縮する」という動詞を抽象名詞化した「contracture」が用いられる。
(解説: 関節包について)
関節包を解説する一般的な記載では、「関節包は内側を滑膜、外側を線維膜とする二層構造からなり、関節包の外側を補強するように靭帯が走行する(関節内靭帯は除く)」などと記載されている。国際的な用語の使用においても、 joint capsule(関節包)と synovial membrane(滑膜)とは明確に区別され使用されている。しかし、実際の肉眼的解剖においては、滑膜外層と関節包との境界、関節包外層と靭帯との境界は共に密なコラーゲン線維束であることから、明瞭に区別することはできない。
【拘縮の分類】
拘縮の分類には、病変の存在する各軟部組織ごとの分類や先天性・後天性による分類、原因による分類などがある 5)。ここでは武富 2)が Halar, E. M.ら(Rehabilitation Medicine, 1988)の後天的拘縮の関節構成体別分類を一部改変したものを紹介する。以下の要素が単独または複合して存在するため、一部に強直に分類される要素も含む。
1、関節性
1)軟骨損傷、関節の不適合性 (炎症、外傷、変形性関節疾患、感染)
2)滑膜増殖、滲出 (炎症、pannus 形成、関節包肥厚)
3)関節包線維症 (外傷、炎症、不動)
2、軟部組織性
1)関節周囲軟部組織性 (外傷、炎症、不動、浮腫)
2)皮膚、皮下組織 (外傷、熱傷、手術創、感染、強皮症)
3)腱性と靱帯性 (腱炎、粘液包炎、靱帯損傷)
3、筋性
A 内因性、構造性
1)外傷 (出血、腫脹、不動)
2)炎症 (筋炎、多発性筋炎)
3)変性 (筋肉注射、筋ジストロフィー)
4)虚血 (フォルクマン拘縮、糖尿病、末梢循環性疾患、不動)
B 外因性
1)痙性 (脳卒中、多発性硬化症、脊髄損傷、上位ニューロン性疾患、筋力不均衡)
2)麻痺 (不良肢位、筋力不均衡、下位ニューロン性疾患)
3)力学的 (臥床位・椅坐位での不良肢位、縮まった不良肢位での不動)
C 混合因子性
http://jpc.vis.ne.jp/ORTHO/contracture/contracture.html
拘縮は、筋肉、腱、靱帯、皮膚の恒久的な硬化であり、これによって患部の正常な運動が不可能になります。患部に恒久的な変形が起こることもあります。
http://www.kirishimacho.com/HouseCall/encyc/1/75/76_0_0_0.html
A.教科書的には、関節の可動域制限の原因が関節包外の筋肉・靱帯・神経・血管・皮下組織・皮膚等の組織の変化に起因するものを「拘縮」といい、関節包内の関節軟骨・関節包・骨・関節内靱帯等の組織に起因するものを「強直」という。
http://blog.livedoor.jp/pt_onuki/archives/27625267.html
関節内構成体:関節包、関節内靱帯、半月版、軟骨、骨
関節外構成体:筋、腱、関節外靱帯、皮膚、皮下組織
拘縮とは各関節が他動的にも自動的にも可動域制限を起こす状態である。一般的に関節包と関節包外の関節構成体である軟部組織の変化によって起こる関節運動制限を拘縮と呼んでいる。病理的には、皮膚、皮下組織、筋膜、靱帯、関節包等が瘢痕化、または癒着したものと理解されている。一方、軟骨や骨など関節包内の構成体そのものに起因する関節運動の消失は、強直と呼ばれている。英語では「contract=収縮する」という動詞を抽象名詞化した「contracture」が用いられる。
(解説: 関節包について)
関節包を解説する一般的な記載では、「関節包は内側を滑膜、外側を線維膜とする二層構造からなり、関節包の外側を補強するように靭帯が走行する(関節内靭帯は除く)」などと記載されている。国際的な用語の使用においても、 joint capsule(関節包)と synovial membrane(滑膜)とは明確に区別され使用されている。しかし、実際の肉眼的解剖においては、滑膜外層と関節包との境界、関節包外層と靭帯との境界は共に密なコラーゲン線維束であることから、明瞭に区別することはできない。
【拘縮の分類】
拘縮の分類には、病変の存在する各軟部組織ごとの分類や先天性・後天性による分類、原因による分類などがある 5)。ここでは武富 2)が Halar, E. M.ら(Rehabilitation Medicine, 1988)の後天的拘縮の関節構成体別分類を一部改変したものを紹介する。以下の要素が単独または複合して存在するため、一部に強直に分類される要素も含む。
1、関節性
1)軟骨損傷、関節の不適合性 (炎症、外傷、変形性関節疾患、感染)
2)滑膜増殖、滲出 (炎症、pannus 形成、関節包肥厚)
3)関節包線維症 (外傷、炎症、不動)
2、軟部組織性
1)関節周囲軟部組織性 (外傷、炎症、不動、浮腫)
2)皮膚、皮下組織 (外傷、熱傷、手術創、感染、強皮症)
3)腱性と靱帯性 (腱炎、粘液包炎、靱帯損傷)
3、筋性
A 内因性、構造性
1)外傷 (出血、腫脹、不動)
2)炎症 (筋炎、多発性筋炎)
3)変性 (筋肉注射、筋ジストロフィー)
4)虚血 (フォルクマン拘縮、糖尿病、末梢循環性疾患、不動)
B 外因性
1)痙性 (脳卒中、多発性硬化症、脊髄損傷、上位ニューロン性疾患、筋力不均衡)
2)麻痺 (不良肢位、筋力不均衡、下位ニューロン性疾患)
3)力学的 (臥床位・椅坐位での不良肢位、縮まった不良肢位での不動)
C 混合因子性
http://jpc.vis.ne.jp/ORTHO/contracture/contracture.html
拘縮は、筋肉、腱、靱帯、皮膚の恒久的な硬化であり、これによって患部の正常な運動が不可能になります。患部に恒久的な変形が起こることもあります。
http://www.kirishimacho.com/HouseCall/encyc/1/75/76_0_0_0.html
A.教科書的には、関節の可動域制限の原因が関節包外の筋肉・靱帯・神経・血管・皮下組織・皮膚等の組織の変化に起因するものを「拘縮」といい、関節包内の関節軟骨・関節包・骨・関節内靱帯等の組織に起因するものを「強直」という。
http://blog.livedoor.jp/pt_onuki/archives/27625267.html
関節内構成体:関節包、関節内靱帯、半月版、軟骨、骨
関節外構成体:筋、腱、関節外靱帯、皮膚、皮下組織
中脳 → 動眼神経 → 瞳孔括約筋、毛様体筋
橋 → 顔面神経 → 涙腺、顎下腺、舌下腺
延髄 → 舌咽神経 → 耳下腺
延髄 → 迷走神経 → 胸部・腹部内臓(心臓、肺、肝臓、膵臓、腎臓)
横行結腸中心より口側の消化管(食道、胃、十二指腸、空腸、回腸、上行結腸)
第2~4仙髄 → 骨盤神経 → 横行結腸中心より肛門側の消化管(下行結腸、盲腸、S状結腸、直腸)
膀胱、生殖器
橋 → 顔面神経 → 涙腺、顎下腺、舌下腺
延髄 → 舌咽神経 → 耳下腺
延髄 → 迷走神経 → 胸部・腹部内臓(心臓、肺、肝臓、膵臓、腎臓)
横行結腸中心より口側の消化管(食道、胃、十二指腸、空腸、回腸、上行結腸)
第2~4仙髄 → 骨盤神経 → 横行結腸中心より肛門側の消化管(下行結腸、盲腸、S状結腸、直腸)
膀胱、生殖器
椎間孔を出た脊髄神経の本幹は椎間孔を出るや否や前枝と後枝とに分かれて、末梢の方に行く。この両枝の支配区域ははっきりと定まっていて、後枝は体幹の背部に、前枝は体幹の外側部と腹側部に分布している。だから一般に前枝の方が後枝よりも強大である。なお、上肢と下肢は前枝の支配区域に属し、後枝とは関係のないことに注意すべきである。
脊髄神経は前枝も後枝もともに混合性で、皮膚その他に行く知覚線維と骨格筋に行く運動線維とを含んでいる。すなわち前根と後根の線維は前枝と後枝とに分かれるまでに、すっかり混合してしまっている。
http://web.sc.itc.keio.ac.jp/anatomy/anatomy/anatomy17b.html
脊髄神経は椎間孔から出ると脊髄神経前枝と後枝に分かれ、前枝は体幹の外側部と前部、四肢を支配し、後枝は背部の筋と皮膚を支配する。
http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/analg-bl-somat.html
脊髄神経は前枝も後枝もともに混合性で、皮膚その他に行く知覚線維と骨格筋に行く運動線維とを含んでいる。すなわち前根と後根の線維は前枝と後枝とに分かれるまでに、すっかり混合してしまっている。
http://web.sc.itc.keio.ac.jp/anatomy/anatomy/anatomy17b.html
脊髄神経は椎間孔から出ると脊髄神経前枝と後枝に分かれ、前枝は体幹の外側部と前部、四肢を支配し、後枝は背部の筋と皮膚を支配する。
http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/analg-bl-somat.html
前根=遠心性(運動性)、後根=求心性(感覚性)というパターンをベル・マジャンディの法則(Bell-Magendie's law)といいます。
http://bunseiri.hp.infoseek.co.jp/sekizui2.htm
前根は運動をつかさどり、後根は知覚をつかさどる事をベル・マジャンディの法則という。
http://kusuri-jouhou.com/physiology/nervous-system.html
http://bunseiri.hp.infoseek.co.jp/sekizui2.htm
前根は運動をつかさどり、後根は知覚をつかさどる事をベル・マジャンディの法則という。
http://kusuri-jouhou.com/physiology/nervous-system.html
(有髄)末梢神経断裂
→近位断端から神経の再生が始まる
→再生した軸索は髄鞘に覆われていく
→しかし再生している神経の先端はまだ髄鞘に覆われていない
→その部分を叩打
→その神経の支配領域にビリッとする感じ(tingling)や蟻走感(formication)が出現
→近位断端から神経の再生が始まる
→再生した軸索は髄鞘に覆われていく
→しかし再生している神経の先端はまだ髄鞘に覆われていない
→その部分を叩打
→その神経の支配領域にビリッとする感じ(tingling)や蟻走感(formication)が出現