Daily Note

実習中のデイリーノートです。

DNIC

2006年11月15日 | Weblog
広汎性侵害抑制調節と訳されているように、皮膚、筋、内臓などの組織に侵害性刺激を加えた際に全身性に痛覚抑制が生じる現象。おそらく、鍼鎮痛機序と同様に、ポリモーダル受容器を入力とする脳内鎮痛系の賦活によって生じると考えられる。

http://www.aichi-med-u.ac.jp/pain/alacarte.html#dnic



広汎性侵害抑制調節:体中のいろいろな部位に侵害刺激(刺される、切られる、焼かれるなど)を与えると痛みが抑えられるという。

http://www.oiso-chiryouin.info/doc/about_acu/about_acu4.htm



MTアプローチの前身がDNICアプローチです。臨床上、除痛の目的に侵害刺激を利用する広汎性侵害抑制調節の現象以外にゲート・コントロールセオリーや触覚神経線維などの関与も考えられる結果を得ています。そのため今年3月に行われた第2回日本DNICアプローチ学術大会および理事会においてDNICアプローチから名称変更されました。

http://www.fsinet.or.jp/~nipta/yukiwari/no116/yuki116.htm#tiiki