今回はカバンやハンドバック等の留め金部分のお話。
磁石を用いることでこの分野を制した青木金属工業の青木氏が主役です。
マグネットホックは画像に見られるようなもので
皆さんも良く知っているものともいます。
青木金属工業はこの分野でシェア5割以上をほこっているそうです。
マグネットホック及び磁石に関する詳細は
興味のある方は私のホームページを見てください。
ここでは、本稿で少しだけ触れました
世界最強の永久磁石「ネオマックス」の話をしたいと思います。
「ネオマックス」は当初、住友特殊金属株式会社が作り出した
一製品名だったのですが、現在この会社は「株式会社NEOMAX」
と、社名を改めるほどこの商品に注力しているようです。
このネオマックス。当時、住友特殊金属の社運を賭けるほどの
プロジェクトだったようで、開発に際して事故で一人亡くなったと聞いています。
困難は開発だけでは無かったようです。
鉄とネオジム、ホウ素を組み合わせることで最強の磁力を引き出せることを
見つけ、1983年6月、「ネオマックス」の名で成果を発表。
すぐに国内外の電機、精密、自動車などのメーカー、研究機関の
問い合わせが殺到しました。
その2年後、米ゼネラルモータースの研究者が、製法は違うが、
同じ組成の磁石を開発し、特許を出願していたことを知りました。
申請日は住特金が82年8月21日、GMは12日遅れの9月2日。
日米の特許制度の違いからもめたが、
88年に「両社が互いの特許を尊重する」との和解で決着しました。
「2週間足らずの差です。GMは悔しかったでしょう」と関係者は言っています。
ネオマックスは、モーターをどんどん小型で高出力にし、
パソコンやビデオカメラなどの「軽薄短小化」を支えました。
スピーカー用としても、ヘッドバンドのない最新型のヘッドホンの登場も演出しました。
今回は磁石をカバンに転用した男を紹介しています。
http://www.fiberbit.net/user/takuoka/technomaestro_top.htm
磁石を用いることでこの分野を制した青木金属工業の青木氏が主役です。
マグネットホックは画像に見られるようなもので
皆さんも良く知っているものともいます。
青木金属工業はこの分野でシェア5割以上をほこっているそうです。
マグネットホック及び磁石に関する詳細は
興味のある方は私のホームページを見てください。
ここでは、本稿で少しだけ触れました
世界最強の永久磁石「ネオマックス」の話をしたいと思います。
「ネオマックス」は当初、住友特殊金属株式会社が作り出した
一製品名だったのですが、現在この会社は「株式会社NEOMAX」
と、社名を改めるほどこの商品に注力しているようです。
このネオマックス。当時、住友特殊金属の社運を賭けるほどの
プロジェクトだったようで、開発に際して事故で一人亡くなったと聞いています。
困難は開発だけでは無かったようです。
鉄とネオジム、ホウ素を組み合わせることで最強の磁力を引き出せることを
見つけ、1983年6月、「ネオマックス」の名で成果を発表。
すぐに国内外の電機、精密、自動車などのメーカー、研究機関の
問い合わせが殺到しました。
その2年後、米ゼネラルモータースの研究者が、製法は違うが、
同じ組成の磁石を開発し、特許を出願していたことを知りました。
申請日は住特金が82年8月21日、GMは12日遅れの9月2日。
日米の特許制度の違いからもめたが、
88年に「両社が互いの特許を尊重する」との和解で決着しました。
「2週間足らずの差です。GMは悔しかったでしょう」と関係者は言っています。
ネオマックスは、モーターをどんどん小型で高出力にし、
パソコンやビデオカメラなどの「軽薄短小化」を支えました。
スピーカー用としても、ヘッドバンドのない最新型のヘッドホンの登場も演出しました。
今回は磁石をカバンに転用した男を紹介しています。
http://www.fiberbit.net/user/takuoka/technomaestro_top.htm