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Technomaestro-テクノマエストロ-

技術立国日本を影で支える技術者たちをかっこよく紹介!少しでも興味を持っていただければ幸いです。

#002「とてもやさしいクルマをつくった男」

2005-03-03 00:21:30 | Weblog
二人目のテクノマエストロはご存知の方もおられるかもしれませんが
ハイブリッドカー「プリウス」の生みの親とも言える八重樫氏です。
私にとって彼がとても偉大だと思えるところは
プリウスを初めから特別なクルマとして開発していないところなのです。

本文最後に触れているように
普通車以上にハイブリッドカーの修理期間は短いといいます。
特別な車を作ったのであれば修理期間は長くなる。
それも車の場合、ディーラーでは無理だから本社工場へ、なんてことになると
すごく時間がかかりますよね。

使う側が「ハイブリッドカーだから、特別なクルマだから」
という目で見ている以上は、ハイブリッドは特別な技術であり
21世紀に間に合っていないと言えるのではないでしょうか?

なにも、ハイブリッドが簡単な技術だと言っているのではないです。
むしろ、特別な技術と言われ使う側に甘えている技術より
もっとすばらしい技術であると言いたいのです。
特別な技術としては最近では
「プラズマ」や「液晶」を使ったディスプレイがあります。
そろそろ復旧の兆しが見られてきましたが
当初は、「高くて壊れやすくて寿命が短い」と
特別な技術であり、使う側に甘えていたといえるでしょう。
完成度が低くても「新技術」という看板が守ってくれたのです。
そうして二代目三代目と技術が進むにつれ
普通の技術となっていく。
多くの新技術がそのような特別な技術の成長過程をたどるといえます。

クルマには人命を預かるという使命があり
他の工業製品とは比べもにならない完成度の高さを
最初から要求されます。
それは、特別な技術のひとつであるはずの
ハイブリッドカーとて同じこと。
改めて日本の自動車メーカの技術力の高さを思い知らされました。

ハイブリッドカー「プリウス」
20世紀に小さいくて大きな足跡を残したクルマですね。






余談ですが、2005年現在経営危機に陥っている
三菱自動車のCM作りはとてもうまいと思いませんか?
「クルマはあなたをときめかせていますか?」
から、現在は
「今も乗ってくれているあなたのために」
まで、印象に残るCMが多い。
いいクルマをつくり及びいいCMを放映できる会社だから
がんばってほしいと思います。

http://www.fiberbit.net/user/takuoka/technomaestro_top.htm

#001「夜の街を昼のように明るくした男」

2005-03-01 22:54:15 | Weblog
第一回目として発明王「トーマス・アルヴァ・エジソン」を紹介してみました。

このエジソン。
伝記等ではかなり持ち上げられた書かれ方をされており
神格化しているが、実際はかなり問題のある人物だったらしい。
曰く

「かんしゃく持ち」
「金銭欲が強い」
「人のアイデアを盗む」
「人使いが荒い」
「日和見主義」

など、上げればきりが無い。
また、米国における死刑執行に電気椅子による方法を
政府に提案したのはエジソンだとされている。
うーん。どこまでが真相なのだろう?
成功者としての彼へのねたみも含まれるとは思うが
理系の人、特に天才肌の人は変わり者が多いものですよね。
そんな彼。
実はゼネラル・エレクトリック(General Electric、GE)の創業者なんですね。
GEは、アメリカの複合企業体であり、世界最大のコングロマリットだそうです。
この二つが結びついている人って多いんですかね?
私は技術者の端くれとして知らなかったことを少々恥じてます。

今回はこの
「トーマス・アルヴァ・エジソン」
をかっこよく紹介してます。

http://www.fiberbit.net/user/takuoka/technomaestro_top.htm

Technomaestro-テクノマエストロ-

2005-03-01 22:45:06 | Weblog
技術立国日本の名も無き技術者たちに
スポットを当てるサイトを立ち上げてみました。

以前フジテレビ系列で深夜0時20分からの10分間枠で放送されていた。
『Technomaestro』という番組の形態を使っており、渋く名も無き技術者を
紹介していくものです。
同番組は1998年4月13日~12月24日までの
月曜日~木曜日に放送され、
140ものテクノマエストロ達が紹介されました。

どこまで続くかは分かりませんが、
もしよろしければ覗いてやってください。

このブログでは本サイトで紹介した技術者やその技術についての
感想や紹介を行っていきたいと思っています。

このサイトをみて少しでも科学技術に興味を持っていただければ
私自身、技術者の端くれとして満足です。