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Technics SL Series 何でもT4P Cartridge

銭は無いけど大好きT4P,P-mount Cartridge

Technics P532 Cartridge

2007-02-10 11:31:10 | Weblog
普通のアルミ系のCantileverですがパワフルな厚みの有る再生に
加えて高域は少し持ち上げていると感じます。
分解能も十分満足出来ます。
但し、ここの所、ボロンやらチタン、310MCを聞いていたので
さすがにこれらに比較して見劣り(聞き劣り)するのは
しかたないですね。でもとてもバランスの良い再生は
同じアルミ系であれば、かなり高いレベルにあると感じます。

Specifications
Frequency response:10Hz~35kHz
20Hz~10kHz±1.5dB
Output voltage:2.5mV at 1kHz
Replacement stylus:EPS-532ES

Technics P550 Cartridge(Boron Pipe Cantilever)

2007-02-02 22:49:02 | Weblog
P540のCANTILEVERにTITANIUMでびくっりしましたが、
このP550を聴いてやっぱりBoronのほうが凄まじい音です。
圧巻。TipはBoronの先端に接着されているので後期の原価
低減仕様ですがなんら他のBoron Cantilever製と変わらない
音を再現していると思います。
でもP540の音の方が聴いていてリラックスできますね。
今日、2個目のP205CMK3が来ました。
これで交換針を含めて3本になりました。多分一生持つ
でしょう。最近これらの高級カートの保管を変えました。
スーパーに行って魚入れ用の発泡スチロールを貰って使っています。
蓋はすごく密着性が高く温度変化を少なく出来ます。
保管に最適です。
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最近、P205MK3のCantileverをピンセットで引っ張り出すあらわざをマスター
したので以前より気になっていたP205CMK4も引っ張ってみた。
なんとホルダーの中に陥没していて1mmていどCantileverが伸びて来た。
TechnicsのTTDDダンパーは経年劣化に弱い。Shureはその点、
さすがに安定している。そのうちShureのV15V-PのBeryllium Cantilever
をTechnicsの針ホルダ-に移植してみたい。


Specifications
Pure Boron pipe Cantilever
Frequency response:10Hz~55kHz
20Hz~10kHz±1dB
Output voltage:2.5mV at 1kHz
Replacement stylus:EPS-550ES

Technics P540 Cartridge (TITANIUM PIPE CANTILEVER)

2007-01-28 13:56:01 | Weblog
全身金色です。
なんとCANTILEVERにTITANIUMを使っていました。
てっきりBoron Cantileverと思い込んでいました。
この上位機種にBoron CantileverのP550があります。
実はこれと一緒に購入したんですが、特性上の相違は
周波数が10~50kHzがP540、10~55kHzが上位機種のP550.
たったの5kHzの差で2機種をマーケットに投じる必然性が有るのか
疑問に思っていました。TITANIUM PIPE CANTILEVERだと判って納得、呆然。
この音は正にTechnicsの一連のBoron系と同系に感じますが、こちらの方が
若干太い音に感じます。P205MK3とP205MK4
の様な使いこなしにてこずることがないので安心して聞いていられます。
気楽に透明な音、高分解能ないつものTechnics Soundが聞けます。
US$55でした。

Specifications
Titanium pipe Cantilever
Frequency response:10Hz~50kHz
20Hz~10kHz±1dB
Output voltage:2.5mV at 1kHz
Replacement stylus:EPS-540ES

Technics P205MK3

2007-01-21 11:46:13 | Weblog
面白いですね。CDとレコードで比較試聴。
意外にもShure SASがCDに忠実な感じで
P205CMK3はCDののっぺり音に立体感と厚みが
あると感じました。それとダイナミックレンジが上昇した様に
聞こえる???。
あくまでこの両者はもう高いレベルにあるので
うちの骨董セットではもう再生限界を超えています。
それとP205CMK3針で音量差が有るやつは、球モノアンプにボリュ-ム
で調整して使えるじゃん。それと朝からリピート再生で少し
差が縮んできた様に感じる。ダンパーよ!生き返ってくれ~。
このP205CMK3のせいで、もう少しプリ、パワーに余裕が必要に
なって来ました。ついついボリュ-ムが自然に右回転しちゃいます。
画像をUPします。背中のとさか?はゴールドに見えますが、光の反射の
影響です。Silverのとさか色です。
Cantileverの長さが明らかにMK4より長いですね。
その後、Cantileverが芯から外れていることによる左右レベル差を
直すべく最後の荒療治をしてしまった。
マチ針を使ってセンターに芯が来るようつつく。
片側だけで終わらせて再生。もっと酷くなった。
やはり均等に突いて、しかもCantileverが芯に来るようにした。
なんと今まで死んでいた左チャンネルが蘇った。
Western Electricの丸球217Aのフィラメントのたるみを直した
時以来の奇跡だ!。尚、今は蘇っているものの何時なんとき元に戻る
かは判らない。良い子の皆さんは真似してはいけませんよ。
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追記
JICOの針はノイズをあまり拾わないので不思議。
このSAS針は最も進化した針なんだな~。SASのP205CMK3針をいつか
オーダーして聞いてみたいですね。
その後、P205CMK3はダンパーを押し込んだ為、歪っぽい音に大変身してしまった。
そこでこんどは引っ張れば良いかなと、こうなればヤケクソでピンセット
で針を引っ張り出した。こんどは両チャンネルから溢れる様な
ハイスピードサウンド、超切れ込み音でたまげてしまいました。
こうゆう時は押し込むんじゃなくて引っ張り出すんです。
ゴムの性質を考えましたが、テンションワイヤーが切れていないことを
祈ります。
JICO製 ME92E用SAS針は下記にお問い合わせ下さい。
JICOに直接頼んでも製作してもらえませんが、この代理店はさすがです。
http://homepage2.nifty.com/worksrecords/index.html

EPC-P205MK3 specifications
Type: Moving Magnet
Output :(1Khz 50 mm/sec) 2.8mv
Freq Response :15Hz - 60kHz
Output Impedance:500 ohms
Load Impedance:47k ohms
L/R Separation 1kHz: > 25db
L/R Balance 1kHz :<0.7db Cantilever : Boron
Dynamic Compliance:12 x 10-6cm/Dyne
VTF :1.0 -1.5 gm
Mass : 6.0 gm
Stylus: EPS-P205ED3



EMPIRE OP155GT Cartridge

2007-01-14 13:52:38 | Weblog
今でも同一形状で売られていますが、相当品型番は1080LTです。
1080LTを一時期所有していましたが、針ノブが本体に接着されていたので
返品しました。このOP155GTはケースが一枚板削り出しです。
相当高かったんでしょう。残念ながらこのカートにはスタイラスガードが
有りません。そのせいか安く購入できました。
Cantileverが金メッキされています。
画像では見えませんがCantileverの根っ子から炭素繊維?の
様な細い糸が針ノブ中央の白くなって見えるところに接着されています。
Gold PLated Anti-Static Stylusと表示されています。
付属のマイナスドライバ-も金メッキされていてきんきらきんです。
針ノブが黒いのは(金色じゃないのはなんで?)、判りませんが導電性を高める為炭素繊維でも入っているのかもしれません。
面白いのは交換針がS1080LT Blackと記載されています。
このOP155GTは限定販売品なのかもしれません。
音は高域で若干華やかさがありますが、中低域は輪郭がはっきりした音を
聞かせてくれます。
さすがにこのカートはCantileverの根っ子から針ノブにかけて
塵が着きにくいようです。
T4Pではないんですがシャンクの中空内にBoronを吹き付けたEMPIRE 600 LAC
なんていうのもあるので多分針は交換出来ると思います。
交換してみたいのですが、とにかく高価なんで手が出せません。

Specifications
Frequency Response bandwidth : 6Hz-40kHz
Tracking Force : 1.25+/-0.25grams
Separation @ 1kHz : 30dB
Stylus Shape and Size : Para Linear 0.25x2.5 mil
Cantilever : Gold Plated Aluminum Alloy
Output@1kHz and 3.54cm/sec : 3.0mV rms
Replacement Stylus : S1080LT Black