Team Sun Report

アスリートの汗を子どもたちの笑顔に

7/25-7/31、おもちゃライブラリーにいったり、自転車乗ったり。

2008-08-01 | Team Sun
○小金井おもちゃライブラリー
7/30、おもちゃライブラリーにいってきました。夏休みで、子どもたちも朝から
たくさんきてて、にぎやかでした。夏休みのあいだは、午前中はみんなでお昼
ご飯をつくって、みんなで手作りご飯をたべて、午後は作業や遊びをしたりする
スケジュールです。

おもちゃライブラリーでは今、よこはま布絵本グループから引き継いで、
事業として布おもちゃキットの販売などをやっています。代表の太田さんや
職員の本村さん、WEB担当の中村さんらは、どうやってそれをWEBで上手に
しかも安上がりで紹介していくか、検討しています。僕はWEBについては
ぜんぜんど素人ですが、文殊の知恵のため、一緒に考えてきました。
布絵本や布おもちゃ、とっても暖かくて、いい商品です。障害のある子ども
だけでなく、普通の子どもにもとってもいい商品だと思います。
小中学生の夏休みの自由課題とかにもピッタリかも。裁縫上手になれます!

販売サイト→URL


タイトル。本全体が布でできてて、自分で縫って作ります。


猿がロープをわたります。


キリンの首が伸びます。


○ツール・ド・フランス
長かったツールも終わりました。今年はなんと、ツール参戦7回目、33歳の
カルロス・サストレ(スペイン)がマイヨ・ジョーヌ。オーストラリアの
カデル・エバンスは2年連続2位に沈みました。
今年のツール、去年のアスタナチームのドーピング問題で、チームごとツール
から排除してしまい、前年覇者のコンタドールが不出場という大会でした。
自分の見るところ、今、世界で一番強いのは、コンタドールだと思います。


チームCSCのリース監督と並んでいるカルロス・サストレ


○自転車乗ってばかり
’Rad to Ironman'と銘打って、トレーニングを始めましたが、長期間の
不摂生がたたって太ってしまい、走るのがしんどくて、アドレナリン出ない!
やはり得意の自転車に絞って練習して、この夏は体重を落とそうと思います。
火曜日には、初めて新習志野にある千葉国際にいって、ちょびっと泳ぎました。
メインプールには、北京オリンピックにでる海外勢の選手が練習してました!
どこの国の選手かは不明ですが。
千葉国際のメインプール、1コースが飛び込み可になってて、調子に乗って
飛び込んだんですが、あっさりゴーグルがはずれて、超情けなし!

7/27: スイム0.5km
7/28: バイク40km
7/29: スイム0.5km、バイク40km
7/31: バイク40km


○シャンプーの泡さえ重かった鈴木大地のトレーニング
NHKの特番で再放送してたのを見たのですが、彼は無呼吸で泳ぐバサロで
100mに勝つために、スプリントの練習に加えて、持久力を養うトレーニング、
筋力トレーニングを激しくやったそうです。その超ハードトレーニングを
している最中、一日の終わりにお風呂にはいって頭を洗っていると、
シャンプーの泡さえ重く感じるほど、疲れきっていたそうです!
うーん、想像を絶しますね~


○運動科学:スプリント、中距離、長距離のエネルギー生産の仕組み
人間の体を動かすには、当然エネルギーが必要です。そのエネルギー源は
ATPと呼ばれる物質です。このATPの生産の仕組みには三つのパスウェイが
あります。また、その三つは無酸素系と有酸素系にもわけられます。

無酸素系その1
ATP再生産系:クレアチンリン酸とクレアチンホスホリラーゼによって、
ADPにリン酸を付加してATPを生産する。もっとも短時間でATPが作れるが、
クレアチンリン酸とクレアチンホスホリラーゼの量が豊富になく、
すぐに枯渇する。

無酸素系その2
解糖系:いわゆる、「乳酸」という物質を作ることでATPを作ります。
ATP再生産系よりはもうすこしたくさんのATPを作ることができますが、
乳酸の蓄積によって筋肉が急速に衰えていくと考えられています。
しかし最新の研究では、「乳酸」は悪いことばかりでなく、筋肉の
回復などにも作用している可能性があるという知見もあります。

有酸素系
TCAサイクル:発見者にちなんで、「カルビン回路」と呼ばれたり、
途中の代謝物質をとって「クエン酸回路」とよばれたりします。
酸素を使って、大量のATPを生産する系です。

トータルな意味でのATPの生産効率としては、
ATP再生産系<解糖系<TCAサイクルとなります。
その逆に、合成スピードとしては、
ATP再生産系>解糖系>TCAサイクルとなります。

なので、数十秒のもっとも激しい運動ではATP再生産系が、
1-2分のその次に激しい運動では解糖系が、
それ以上の運動ではTCAサイクルが作動します。当然ですがそれは完全に
置き換わるのでなく、同時に並列に作動しながら、中心的な役割が
移行していきます。

鈴木大地がやった100m背泳ぎのような競技では、ATP再生産系とともに、
解糖系が重要な働きをしますが、後半の疲れたところでは、TCAサイクル
の応援に入るのだと思います。そのために彼は、バサロによる無呼吸の
猛烈なダッシュトレーニングに加えて、一日15kmに及ぶ泳ぎこみもやった
のでしょう。

僕なんかがやってるようなトライアスロンでは、疲れやすくすぐにへたる、
ATP再生産系や解糖系を極力作動させずに、以下に高効率のTCAサイクルを
作動させるのがキーになるのだと思います。そのためには、当然それに
必要な酸素の摂取能力を高める必要もあります。


○読書
ハリーポッタと死の秘法
ついに最終巻でした。ずっと読んできましたが、やはりそこは子ども向け
なのか、期待したラストでなく、個人的にはちょっとがっかりしました。
もうちょっと理不尽でもいいのに・・・って大人がそんなこと言うなと
いう感じですね。