ヤンクラの全国大会と同じ期間の春日部遠征のご報告、大変遅くなりました。
今回、スタッフが全国大会に全員ついて行かず、
１，２年生を連れ春日部に向かったのは
少しでも来年のへの準備を早く進めるためです。
すでに、来年へ向け始動しているということです。
この学年は、1年生の入会時に震災があったため、
練習スタートが遅いばかりか、オリエンテーションキャンプもなく
初めての遠征が、昨年年末という異例の状態でした。
その際にも、プレー以前の行動について
いろいろなことが出来ずに、指導され、怒られたものでした。
今回、個々の技術は、それなりに上がってはいるものの
初日の大会では、ミスの連発。
自分たちの失点で負けているようなものでした。
宿舎でも、行動の遅さ、自分たちへの甘さを大きく指摘され
大きな声で怒られる結果となりました。
二日目には、なんとか自分たちのペースをつかみ
完全ではないながらも次への手応えを大黒先生自身感じていました。
キャプテンの菅原桃佳は
『春日部に行ってみんな変わった。
行動も少しでも早くしよう、という気持ちが見えるようになったし
自分の事だけでなく、周りのことも少し見えるようになったと思う。』
と話してくれました。
強いチームは、選手一人ひとりが自立をし、自分のことはもちろん
周りによく気を配ることができています。
中学生は、様子を見て、周りが動きださないと動けない子が多いですよね。
選手一人ひとりが自分で考え、自分で判断し、自ら行動できることが
実は強くなる秘訣のようです。
普段の練習では、時間が短すぎて分からないことも
遠征、合宿となるとよく見えて来ます。
自分のことをするのに時間がかかる様子や
一見、自分のことが出来ていても、実は忘れ物が多くて
ついつい親御さんから助けてもらっている様子が
実は、まだまだ見受けられます。
TEAMiのiは、様々な意味を表しますが
independence(自立）という意味の言葉も含まれます。
練習の場だけでなく、お家でも、少しづつ達成できるよう
期待しています。
TEAMi マネージャー 島崎綾子
