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東北の地より最高の舞台を! 〜その四・MVPの選出方法〜

2021年10月10日 17時18分41秒 | 女子バレー
さて、東北アイリーグは、その日ごとに
MVPとベスト6を選出することといたしました。



今回、当日のベスト6選出は、データ結果による方法を試みました。
大会主催者や監督さんの印象による主観的な決定方法ではなく、
アナリストによるデータに基づいた、各部門の効果率の一番高い選手を表彰しました。

今回担当してくれたのは、仙台大学の学生アナリスト
松橋さんと佐藤さんです。



仙台大学バレー部監督の石丸 出穂先生は、
北京やアテネオリンピックで全日本のアナリスト務めた方で
その指導のもと、仙台大学では情報分析をしっかりされて
たくさんの学生さんも勉強中とのことです。
「普段、大学生のバレーしか見ていなかったけれど
中学生のバレーも思っていた以上にレベルが高かった」
と、松橋さん。



二人ともしっかりとデータを録ってくれただけでなく
試合後もビデオを見返しながら、間違いがないかどうか確認をし
寝食もそこそこに、選手たちのために頑張ってくれました。
本当にありがとうございました。

データは、もちろんチーム毎に情報をフィードバック
次回に活かせるようにしています。
10月末のゲームまでに、どこをどのように修正してくるのか
各チーム気合が入っているようです。

また、MVPはWebからの投票を行いました。
YouTube生配信をご覧の皆様からの投票により決定いたしました。
詳しくは、こちらをご覧ください。



それから、線審こそ選手たちもしていますが
主審と副審は、きちんと資格を持った方に来ていただいております。
今回は、会場が岩手でしたから岩手の方にお願いしましたが
国際試合の審判経験もある方においでいただいており、
宮城の審判の方に動画を送ったらご存知だったようで
「動画の審判は、岩手のA級の方ですね?!」と
連絡が入ったほどです。



残念ながら、バレーボールの試合では、
保護者が応援席から審判に抗議する場面がたまに見られます。
ほぼ野次に等しいので、気にしないでいる方も多いようですが
試合後、ブツブツと文句を言う保護者にも幾度となくお見かけします。
「あのジャッジはおかしい。」
「あれがなかったら、勝っていたのに・・・」
本当にそうでしょうか?
確かにバレーボールはリズムが大切なスポーツなので
ジャッジ一つで、リズムが変わってしまうこともあります。
しかし、審判は、厳正なルールのもと
判断してくださっているのに、それを非難するとは本当に失礼な話です。
流れをこちらに呼び寄せるようリズムを作ることも
競技の実力のうちと考えています。

しかしながら、今回は審判への抗議を禁止する必要がないほど
完璧にジャッジしていただきました。
公式記録の選手たちのミスも審判が冷静に判断し
どちらも不利にならないよう配慮していただきました。

このような素晴らしい審判に出会えた選手たちは
本当に幸せ者だと思います。

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