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今は、原付で旅したパワースポットをめぐりを書いてます

原付旅 サントリーを支える水、水無瀬神宮と椎尾神社の巻

2022-10-28 06:51:00 | 旅行

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酒の肴になる酒の話

サントリーを支える水、水無瀬神宮と椎尾神社の巻

さて、前回は猫と狼の怪異譚5本立てでした。まさか2話の後半でルークの父がダースベーダーだったとは!ってそんなんじゃなかったか?!()


サントリーを支える水、水無瀬神宮の巻


さてさて、サントリー山崎蒸留所を支える神社が2つあります。1つは仕込み水、マザーウォーターとして使用している水と同じ水源を持つ水無瀬神宮!そしてもう一つは、山崎駅からまっすぐ北上蒸留所の真ん中を貫く参道の突き当たりにある椎尾神社です。



まずは、水無瀬神宮離宮、神宮の社格は神社として最高の称号、天皇家や古事記などで登場する有力な神様に関係のある位の高い神社のみに与えられる社格です。平安時代の神社一覧「延喜式」には伊勢神宮、鹿島神宮、香取神宮の3社のみ、日本書紀に描かれているのは伊勢神宮、石上神宮、出雲神宮(出雲大社)3社のみです。他の神宮は明治以降みたいですね。

さて水無瀬神宮の主祭神は第82代天皇!後鳥羽天皇です。新古今和歌集の編纂でも知られる、歌人としても有名です。1221年承久の乱で朝廷が鎌倉幕府に敗れたため、隠岐国(おきのくに)に流されました。ここ山崎の地は、後鳥羽天皇のお気に入りの地で別荘(水無瀬殿下御所)を構え歌を読みに訪れたそうです。後鳥羽天皇の遺言であり命令書の後鳥羽天皇宸翰御手印置文に基づき家臣の水無瀬氏が水無瀬殿下御所の跡地に御影堂を立てたのが、はじまりだそうおです。

歴代の天皇が全て祀られてはいないようですね。神宮の社格をもらったのもほぼ明治以降と浅いですが、そもそも人間が、神様になるって凄いことですよね!歴史に名を残す以上です!伝説となるということですよね!教科書にも載ってるし!

そしてこの水無瀬神宮の境内から湧く日本100名泉にも数えられる「離宮の水」はかの千利休も求めた名水!その水源を同じくするのがサントリー山崎蒸留所です。


さて、もう一つの守り神、椎尾神社です。水無瀬神宮より歴史はもっと古く743年創建、現在の主祭神は「スサノウノミコト」ですが当時は、千手観音をはじめ、不動明王、閻魔王、弁財天など三重塔、12もの仏塔や山崎宿などの宿場町もあり大変栄えていました。しかし、明治元年、廃仏毀釈、神仏分離により、仏像仏器は全て撤収!本堂などの建物も移築されました。その結果、さびれてしまい長い間荒れ放題だったそうです。そして初代サントリー社長、鳥井信治郎氏が整備し再興したそうです。そして、最初のウイスキーの原酒の生まれた11111111分に毎年祭礼を行うそうです。

麦より出し命の水を作る場所の真ん中にあるこの椎尾神社、参道を下ると両側はサントリーの蒸留所!山崎駅を通り抜け、3つの異なる地域から来た川が合流して淀川に!その淀川は、大阪湾に注がれ、やがて太平洋!そして世界へと、まさにサントリーウイスキーの出発の地として最もふさわしい場所だったんですね。


次回 いよいよ京都へ!ちょっと休憩したいけどの巻

ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に


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