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科学オタクです。
今は、原付で旅したパワースポットをめぐりを書いてます

原付旅 猫の怨念、猫の魂、猫の亡霊、狼男、狼女の巻

2022-10-25 09:50:00 | 笑える話

連続大河ブログ 原付旅 外伝

レイラインポイントコンプリートの旅

猫の怨念、猫の魂、猫の亡霊、狼男、狼女の巻


さて、前回はソルティードックとウイスキーキャットの紹介と猫が他の家畜やペットと違って、自らの意思で人間と共に暮らすことを選んだおそらく唯一の生物であるって話しでした。ツンデレがたまらなく可愛いですよね❤️


猫の怨念、猫の魂、猫の亡霊、狼男、狼女の巻


さてさて、前回は猫神様って話でしたけれども、猫の怪異と言えばやっぱり化け猫が最も有名ですよね。犬や狐は神様の眷属だったりするのに猫は怪異の眷属ですよね。昔から使っている怪異譚ですが笑っていただければ幸いかと。はじまり!はじまり〜!


猫の怨念

昔、とあるところにおばあさんと1匹の猫が暮らしていました。猫はおばあさんのことが大好きでいつもアトをついて、ずっと一緒にいました。ご飯の時も散歩の時も、もちろん寝る時もずっと一緒です。おばあさんが朝目覚めると猫の姿が見えません!玄関にも居間にも台所にも!とうとう夜になっても帰って来ませんでした。おばあさんは諦めて寝ることにしました。その夜とっても怖い夢を見ました。おばあさんの枕元にすごい形相の女の人が立っておばあさんの顔を覗き込んでいるのです!そして胸が急に苦しくなってもうダメだ!って思って目を覚ましたら、胸の上に猫がゴロゴロ言いながら寝ていました。おばあさんは思わずこう言いました。「なんで猫がおんねん!」猫の怨念!にゃおーん!




猫の魂

やっぱり猫はおばあさんに、べったりです。足元に擦り寄ってきて、おばあさんの行く所、行く所ついて行きます。電話が鳴りました。おばあさんが電話に出ると、若い頃付き合ってた元カレから電話です。おばあさんは若い頃に戻ったように話をします。お爺さんにも先立たれて、息子も娘も独り立ちして、今一緒にいてくれるのはこの猫だけ!そんな中昔の彼氏からの電話!でもその元カレは喉がしわがれて、あまり大きな声が出せないようです。そしておばあさんは歳のせいでずいぶん耳が遠くなっています。なかなか電話が聞き取れないで苦労しているところに猫が足元で、かまって欲しいと「にゃーお!にゃーお!」と大きな声で鳴き始めました。おばあさんは電話に耳をひっつけて一生懸命です。猫は怒りました!「にゃんにゃーお!」大きな声で耳元で泣きます!おばあさんの足にかじりついたり猫キックです。痛い痛い痛いあまりにも痛かったので、つい!おばあさんは声を荒らげこう言いました。「静かにしなさい電話が聞こえないじゃない!しーしー!玉!静かにして!」「猫の玉!シー!!」猫の魂!にゃおーん!




猫の亡霊

そんなある日おばあさんの家の庭にあるサルスベリの木にきれいなピンク色の花が咲きました。そこに小鳥がやってきて毎日止まっています。猫がその鳥を狙ってサルスベリを登ろうとするのですが、その名の通り猿も滑ると言うツルツルの幹に猫もなかなかのぼれず、鳥がそれをあざ笑うかのようにチチチチってそれでも一生懸命猫は木に登ろうとします!何度も何度も!思わずそれを見ていたおばあさんも応援したくなります!「がんばれ玉!がんばれのぼれ!がんばれあがれ!猫あがれ!登れ!のぼれ!猫のぼれ!」「猫のぼーれい!」猫の亡霊!にゃおーん!


どうです?猫三代怪異譚!

続いて、狼です!狼はオオカミ「大神」とも神聖視され、高貴な獣でもあり、また恐れ敬う対象でした。そんな中海外では、強力なクリーチャーとして描かれています。




狼男

とある森の中、ニツカワヌ格好の男が一人。黒いタキシード、ロングヘアを後ろで束ねオールバックにビシッと決めた紳士、森のすこし開けた場所に出たとき!突然の突風が吹き!雲間から満月が顔を出します!そして、草は風にあおられ!木々はざわめき!男の後ろで髪を結んでいた紐が切れブワワワーっと髪の毛がまるで別の生き物のように風に舞い!なんとも恐ろしい姿に!近くにいた小動物たちは恐怖で身をひそめ!鹿や狐たちはその場を立ち去りました。そして風がやんだ時!男は胸の内ポケットから手櫛を1本出してこう言いました。「おお!髪をとこう!」狼男!あおーん!


狼女

同じ夜、その森の反対側からまたしてもニツカワナイ女が1人!真っ赤なドレスに透き通るような肌!月にきらめくサラサラの黒髪!森の動物たちはその美しさに恐怖すら覚え、あるものはひれふし!あるものは遠巻きに眺め!そしてまたあるものは恐怖すら覚えその場を立ち去りました。すると女の正面から巨大な狼が1。ゆっくりと女に向かっていきます。女もひるむことなくその場に悠然と立っています。狼は女の目の前に立ちふさがり敵意をあらわにします。女は微塵も表情変えず、時が流れます。突然の突風が吹き雲間から満月が姿を現します。そして狼が大きな口を開け女の右腕に噛みつきますガブっ!しかし女は少しも怯むもこと無く、キッと狼の目を見据えてこう言いました。「おお!噛みおんなぁ!!」狼女!あおーん!


いかがでしたでしょう?狼怪異譚2部作!私が昔から使ってる怪異譚5本立て!ブログにすると言うことでだいぶアレンジしました!惜しげもなく1話で披露してしまいました。5回に分ければよかったかな?なんつって!愉快い譚です!

次回 サントリーを支える水、水無瀬神宮と椎尾神社の巻


ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に


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