昨日の続き（おまけ）。

そう言えば、昨日1～1.5mmのケシパールを選ぶお話を書きました。


例えば何百粒から数十粒を選ぶ、と言う様な。


勿論この作業、最初に良質の粒を送ってくれるからとてもとても効率が悪い、と言ってもこの程度の作業で済んでいます(友人に感謝)。


それはさて置き


このケシ珠を選ぶ作業、小さなDiamondよりも何が難しいと言えば


“全て形と色味が違う”


この一点です。


Diamondmo大変ですが、基本的に色や形などは一般に見分けがつかない位


“同じ”


ですので選び始める時の心持が違います(笑)



ケシ珠の場合、より美しく留めて貰う(作品の見栄えも良くなる)為にも


出来るだけサイズと形を揃え、さらに色を合わせて行く...


これが気の遠くなる様な作業となります。


本当に、個性が全て違うのです。



勿論、上手くいかない事も...


残り数粒が決まらなかったり


途中で集中力が切れたり


そのせいで手元が雑になり選別されていた真珠がバラバラになって一からやり直しになったり


と散々な事もありますが、出来上がった作品を見ると全てが報われる職人の技術にいつも感謝なのです。


ましてやケシ珠を接着ではなくて爪立てをして留める、まず見る事のない職人技を考えれば誰だって喜んで選別します。


そんなケシ珠を使った作品や小さなDiamondを使った作品、オーダー／リフォームも合わせて是非一度お試し下さい！