開店に向け、急ピッチで開発の進んでいる“カードキングダム秋葉原駅前店”からレポート!
今回は、新店を作る作業について。
「新店の間取りはこれで良いでしょうか?」
「現場の話じゃ、もうちょっと机が入るらしいぞ。」
「こりゃ駄目だ!電源コンセントの数が足りん!電気工事に入ってもらわないと!」
「カードゲームするには暗すぎる。電灯を増量しないと。予算足りるかな・・・・」
「うぉおぉぉい!今日来るはずのネットパネルが来てないぞ!どうすんの!今日設置する予定で人員を用意してるんだぞ!」
「ぎゃあああああ!アクリル什器のカギが合ってねぇえええ!誰だチェックしたの!」
「だから電話回線工事した後にレジの場所変更とか、マジ勘弁!」
「アパム!アパーム!」
「よせサンダー!塹壕から飛び出すな! サンダーっっっ!!!」
本部も直営各店も、そして現場もまるで戦場。
いやもう、いつもながら大変。
↓開発中の秋葉原駅前店デュエルスペース
これが、何百店も作っていて、完全にマニュアル化しているコンビニとかだと粛々と作業が進むんだろうけど、今回の秋葉原店は、色々と新しいことをやろうとしている分、いつも通りに行かない。
さすがに、フランチャイズを含めて二十店舗以上カードショップを作ってきた我々なので、きっちりとした開店マニュアルはあるし、スタッフも各々必要な事が解ってはいるけれど、そもそも日程がタイト。
加えて、年末の忙しい時期なので、人員も割きにくい。
「誰だよ、こんな時期に新店作ろうなんて言い出したの・・・・」
という思いを、皆はぐっと飲み込んでいます。
ラジオ会館が、建て直しのために、取り潰しになる。このイレギュラーな事件に対し、最上の一手を打つことが出来たのは、間違いないのです。
ラジオ会館店の行き先を作らなければならない・・・その、
「いつかやらなければ」
が、
「今やらねば」
になっただけ。(駅前の新店が完成した後も、ラジオ会館店はしばらく継続します。)
なのですが、何もわざわざ年末の忙しい今に限って・・・とは、思ってしまうのは仕方ありません。
(だからこそこの場所が借りられたのですが。)
もちろん、スタッフに任せて、僕だけふんぞり返っている訳にも行きません。
こういう時、社長の仕事といえば、お金の都合を付けたり、様々な必要経費の決済をしたり、店のコンセプトや役割分担を決めたり、売上目標を算出したり・・・なのですが、そういった仕事以外に、僕の場合、
「社内の、誰もやったことのない仕事に先鞭をつける。」
というのがあります。
誰かが始めた仕事は、ある程度のやり方が決まれば、その後誰かにバトンタッチする事ができます。
しかし、最初に「始める」には、熱意だけでなく、「何を始めるべきか」を発見する、「問題意識」と「独創性」、それを形にする「アイディア」が必要。
「できて当たり前の、普通の事」が苦手な僕ですが、「独創性とアイディア」だけは得意分野。
今回も、そういった面の仕事を行うことにしました。
(逆に言うと、他の仕事はみんなに取られて、邪魔者扱いされている。)
まあ、カードキングダムではなんだかんだ言って、どの現場でも独創性とアイディアが必要で、各スタッフごとに持ち味を活かしているのですが。
さて、僕が始めた仕事と言うのは・・・・?
看板。
店の、看板や各所サインのデザイン作成です。
↑こんなの。
さて、池っち店長は、この歳になって“イラストレーター”を使えるようになるのか?
ぶっちゃけ無理なんじゃないのか?!
続く。