前々週の土曜日、カードキングダム練馬春日店にて朝日新聞社様の取材をお受けしました。
土曜版折込「エンターテイメント・be」の1コーナー、「やって未体験」で取り上げられます。
新しいホビー、注目されつつある物などを、記者さんが実際に体験して記事にしているというこのコーナー。
例えば“ビリーズ・ブートキャンプ”とか、そういうブレイクしそうな物、皆が興味を持ちつつあるものが記事になるようなんですね。
で、当店が取材対象として選んで頂けたと。
実に名誉な事です。カードゲームショップの代表として、恥ずかしくない受け答えをせねば・・・・と当日は緊張して挑んだのですが・・・・
もう、案の定と言うかなんと言うか、いつも通りですわ。(笑)
土曜日ですよ。DM大会の日で、子供達がいっぱいですよ。大会の参加者は60人強。そりゃいつもの池っち店長になってしまいますわ。(笑)
オマケに取材に来て下さった記者さんがワナ!(笑)
この人、おやじデュエリストじゃないですか!(笑)
お子さんと毎日デュエルなお父さん。当ホームページも常にチェックしてらして(そうでなきゃ来ないか)、裏日記まで全部読んでるというもう・・・!
すでに朝日新聞中枢までおやじデュエリストの菌糸が伸びていたとは・・・・(この森はもうだめだ焼くしかない)
さて、新聞に載るという事は、
「子供達の間でカードゲームと言うものが流行り始めてずいぶんたつ。そろそろ一過性のブームではない。
では、子供達は大なり小なりカードゲームに影響を受けて育つという事だ。これは重大なことで、そうであればカードゲームと言うものを、少しは理解しておかなければならないという事だ。
ズバリ、カードゲームとは子供達にとって、良き物か悪しき物か?!」
無意識の内に、こう考え始めている多くの方々に、カードゲームについてお伝えする役を担う、という事です。
僕は、特に「カードゲームは素晴らしいものである」と啓蒙する事も、わざとらしく擁護する事もしませんでした。
率直に、カードゲームが子供達にどのような影響を与えているか、そしてどういう問題点があり、どう解決すべきだと考えているか。それを述べておきました。(多分記事にはなりませんが)
「面子やビー玉のように、子供達の間で流行っている遊びです。
ただ、テレビゲームよりは他人との接点が必要な遊びなので、コミュニケーション能力は磨かれていると思います。
それゆえの問題点も多く、ケンカやトラブルが頻繁に発生するものではあります。
それは子供達の成長にとって無駄な経験では無いと思いますので、排除する方向で考えるのではなく、大人達が入っていって導く事が大切だと感じています。
カードゲームが今の子供達の価値の中心、影響を与えている最大のものである事はもはや止めようがありません。
ならばまだ若く荒々しい、カードゲームという新しい遊びを、より良い形で子供達に与えられるものにしていく事が、我々大人のなすべき事だと思います。
それを強く意識し、大人と子供を結び付けられる、場所とコミュニティーを作り出していく事が、我々専門店の責務だと考えています。」
本当なら、お店のコマーシャルをしたい所だったんですけどね。(笑)新聞記事は最もマスなメディアで、ほとんど「公共のもの」と言えるぐらいですから、そんな自分勝手は出来ませんわ。
さて!真面目な話はここまで!
実は、この記事を書いてくださった記者さんが面白い!!
記者さん 「池田さん、実は記事の写真に大変なモノが映っておりまして・・・御社にとってデメリットのある事では無いかと思い、確認したいと思うのですが・・・」
池っち店長「(ゴクリ)な、なんでしょうか?!何が映ってたんです?!」
記者さん 「実は、対戦中の写真なんですが、良くみると場に【ボルメテウス・ホワイトドラゴン】と【センジュオー】が並んでいるんです!
・・・これは見る人が見れば、“エックスデッキ”である事がばれてしまうのでは無いかと・・・・!!」
池っち店長「・・・・・・・。」
細かいぜ、朝日新聞!
こういった方でしたから、当日は僕も(そして多分記者さんも)仕事を忘れて一日中遊んでおりました。
記者さんのお子様も来られていて、当然のようにDMで何度か対戦しました。
で、気になったのがカメラマンの方。
もちろん仕事なので、気にする必要は全然無いのですが、
「自分の店の中で遊んでいない人が居ると、どうにも落ち着かない」
という病的なエンターテイメント精神の持ち主である僕は、カードゲームの解らない人でも簡単に遊べるボードゲームを取り出して、無理矢理対戦を挑んだりする始末。(お馴染みガイスターとか)
で、本気出しておいて負けたりしてね。
負けじとさらに、ブロックスで対戦。今度は記者さんと、そのお子さんを含めた4人対戦!(何やってんだこの大人達)
盤面に、自分が有利になるようにタイルを順に置いていくこのゲーム。
記者さんのお子様、小学生の“かずやん”(もうあだ名付けられてやんの)の非情な打ち手に、大人達がうめき声を上げ続けます。
池っち店長「か、かずやん・・・君は一体どう考えたら、そんなに悪魔的な作戦を考え付くんだ?!」
カメラさん 「全くですよ!まさに悪魔の子!」
記者さん 「じゃあ(父親である)私が、そのまんま悪魔になるじゃないですか!」
かずやん 「みんなうるさい。気が散る。」(なんて冷静な子供だ)
かずやんのぶっちぎり勝利で終り。俺、打ちミスで反則負け。(・・・・・。)
しかし、実に楽しい一日でした。
さて、明日は朝日新聞の直配所に行ってまとめて十部ほど買ってくるかな?!
(朝日新聞の土曜版は全国に配布されますが、もしかするとコンビニ販売のものには土曜版は付いてないかも。手に入れようと言う方は、近所の直配所に行くと確実かもしれません。)
もう店長は世間でも有名ですね。
緊張したんですか<取材を受けたとき>
D0やMTGをはじめたいけど、金がかかるし、友人もDMやら遊戯王ばっかなんで、どうしようかと考えてます
さて。凄いですね。
流石はカードキングダム。僕的に一度は入ってみたい所ですね。
この調子なら普通にTVに紹介されるのでは!?
余談ですが、DMのロマネスクを問題視されてるようですが、遊戯王はどうお考えなのでしょうか。
やはり問題視されてますか?
正直びっくりしました。
緊張しますよね。
しかし、エックスデッキ・・・かなり気になります。
ぼくのふところには、こんな大金ないですし・・・
どうすればいんだー!!
話は変わりますが〔切替速っ!〕いけっち店長に直接メールするにはどうすればいいですか?
メルアドはもってません。
「このサイトなに?」
えーと、池っち店長が……(略。
2日後。
「池っち店長ってすげーな。特に、裏。」
また感染者が1人。やはり裏か(笑
もしかしたらデュエルマスターズやる人が出て来たりして
その節は大変お世話になりました。
さて、記事を読ませて頂きました。
取材お疲れ様でした。
まさか、記者の方がデュエリストだったとは・・・
お心遣いが素晴らしいですね
しかしエックスの内容は読者としては知りたかったです(笑
僕も先日、(和歌山の地元紙ですが)
「和歌山の子ども達の間でカードゲームが流行っている」
という題の取材を受けました。
この記者の方も元MTGプレイヤーで、
世の中広くて狭いなと思いました。
そのとき「カードゲーム=コミュニケーションの場」
ただ遊ぶ以上の何か、ということを伝えました。
(記事にあるような的確な意見には程遠いですが・・・)
またお会いできる機会を楽しみにしております。
それでは、失礼致します。
その日はD0の日本選手権間近なのにほとんどDMやってましたww
その中にしたって、まだ大した事は無い。その辺の中高学生に聞いてみそ。ネットとカードゲームやってる人手すら、大体は僕の事なんか知らないよ。
ただ、カードゲームそのものの認知度、ユーザー数が増えたら、今後どうなるかはわからない。
本当言うとDMじゃなく、遊戯王の記事を書きまくっていたら、今の五倍は認知度があっただろう。遊戯王もやってはいるけど。
だけど僕はどっちかと言うとDMに嵌っていたからね。こういうのは計算してやってることじゃないし。好きな事をやってるとこうなった。その結果だからね。
どっちかと言うと僕よりも、カードゲーム業界全体の事を考えたら、木谷会長や中村聡氏がもっと有名になるべきだと思う。
木谷氏が有名になることは(元々有名だけどTCGプロデューサーとして)、
「カードゲームはビジネスとして未来がある」
という事が多くのメーカーに知れ渡り、市場として活気が出ることだと思うし、中村聡氏が有名になることは、
「カードゲームは適当なデザイナーに低コストで作らせるよりも、しっかりとした技術を持った所に作らせせた方が、利益回収率、持続力ともに高くなる」
という事をメーカーに知らしめる事が出来る。
それはつまり、ユーザーが、クソゲーに手を出さなくて良くなる将来に繋がるんだ。
(ユーザーも賢くならないとね。人気のあるキャラクターが付いているだけで、サポートやインフラに力を入れていない商品に手を出していると、いつまで経ってもメーカーは改まらないぞ。テレビゲームでも、大切なキャラクターを題材にしながら、才能の無いプログラマーに適当に作らせたゲームはいっぱいあっただろう?!)
僕は確かに“高橋名人”にはなってみたいけど、メーカーのプロモーションで作られた“名人”じゃなくて、皆がホームページを見てくれたからちょっとだけ芽が出てきた、
『ネットで生まれた自然発生的な何か』
なんだよね。どう転がるか解らない。
むしろ「こう使いたい」という方向性が見つかって、それが今まで応援してくれた人達にとっても良い事ならば、乗るかも知れないけど。
うん。でも、夢は色々あるね。言うと引かれるかも知れないぐらいのヤツが。(笑)
よって、上記(でゅえでゅえ)さんへのお返事を、一部書き直して再アップさせて頂きました。
長く売ろうとする気が無い←期間限定消費物と考えれば悪ではない
↓
楽しむ為のインフラ、アフターサービスが行われていない←良い商品とは言えない
どちらかと言えば僕の言いたかったのはこの点でした。明らかに説明が足りなかったと思います。
(閲覧者)様のご指摘に感謝します。
>すでに朝日新聞中枢までおやじデュエリストの菌糸が伸びていたとは・・・・(この森はもうだめだ焼くしかない)
いや!、まさに風の谷のピンチですね(爆笑)。
大変うけました♪
>面子やビー玉のように、子供達の間で流行っている遊びです。
>ただ、テレビゲームよりは他人との接点が必要な遊びなので、コミュニケーション能力は磨かれていると思います。
私が子供の頃は、子供たちがメンコやビーダマで学年を超えて群れて遊んででいましたねえ(遠い目・・・)。
そして、友達と勝ち負けを競い合い、取り合ったり交換したりして楽しんでいました。
私の世代は、こういう遊びを通して色々な経験をしましたが、こういう素朴な玩具は、昔の子供たちの豊かなコミュニケーションツールだったとしみじみと感じます。
これに比べると、今の子供たちが遊んでいるテレビゲームや携帯ゲームの場合は、子供同士で交わされる直接的なコミュニケーションの豊かさには大きな落差があるような気がします。
メンコやビーダマが昔の素朴なコミュニケーションツールだとすれば、トレーディングカードゲームは、まさに現代のコミュニケーションツールですね。
しかも、子供だけでなく大人も一緒に遊べるクオリティを持っているので、コミュニケーションツールとしてさらに大きな可能性をもっていると考えられます。
(1)メンコやビーダマなどに替わる子供同士のコミュニケーションツールとして・・・、
(2)家庭で親子一緒に遊び心の絆を深める親子のコミュニケーションツールとして・・・、
(3)大会で子供と大人が一緒に競技として楽しみお互いを磨くコミュニケーションツールとして・・・、
(4)マージャンなどに替わる大人同士のコミュニケーションツールとして・・・、
まだまだ多様な可能性をもっていると思いますが、「専門店・玩具店」と「ユーザー」と「メーカー」の三者が、こういう可能性を意識して、トレーディングカードゲームの意義を高め、社会的な認知や評価を向上させて行けたら良いですね♪
>大人と子供を結び付けられる、場所とコミュニティーを作り出していく事が、我々専門店の責務だと考えています。
大いに賛同し、専門店・玩具店の皆様の今後の活躍を応援しております!
記者がデュエリストってwww
しかもサイトをよく見てるようで。
デュエリストっていろいろな人がいるんですね。
そこらへんの道を歩いてる人もデュエリストだったりしてw
カードゲームっていろいろな人が楽しめる事を改めて実感。
店長のカードゲームに対する拘り、考え方、扱い方などがはっきりと出ており、感動しました。
現実的な問題(シャーク等)、カードゲームって、まだまだ未熟な点が多いですよね。
その問題に常に面と向かい、そして対抗していく店長様の姿に本当に感動してしまいました。
これからも、頑張ってください。
では。
次に、見る人が見ればXとわかるというのに、堂々とより分かりやすく公開する。まあ、自分にはレシピまではぴんと来ませんが。
最後に、グーグルのIDがtcg1234。tcgは分るけど1234はなんでしょう。理由は予想がつくけどなんか他に無かったのかなと思います。覚えやすさは最高クラスですが。
真面目な話。店長は、偉人です。えー、否定されそうですが、カードプレイヤーに、商品と場所を提供してくれるだけで十分偉人です。僕ぐらいの強さの人にとっては、たとえプレイングがへっぽコと店員に言われようが、そのカードにのみ長けた知識は尊敬ものです。何より、カードに対する考えの深さは、世界トップクラス。この発言には、自分が責任を持ちましょう。保障します。否定しないでください。(笑) 実際、店長崇拝者が、ここを見る人で何割いることか。皆さん、もしこの駄文を読まれたら僕を肯定していただけると幸いですのでよろしくお願いいたします。(責任分散できるし。)
店長の店に行ってみたいとしみじみ思いました。写真見たり、裏見たりして・・・。もしくは福島に開いてほしいですね・・・。自分で将来開こうかな・・・。店長にもお会いしたいです。いや、でも、声優の人と同じで、あえて会わないほうがいいのか?第一、もし店であったら誇り高き池田の名を賭けてデュエルすることになるからな・・・。(知らない人は裏日記参照)店開いて加盟すれば会えるな・・。
何であれ、お店にはカードやってるうちにいきます。やめるかどうかが不確定ですけど。そのときは・・・
恐ろしいですね。実際組んだ事がありますが、決まれば、
「うわあ!」
ですねー。
ここから先はあまり言わないでおきます(笑)
使ったら、初心者が泣きました。
たしかあれは、
ボルメとセンジュオーをだして、
あれを使って、あれするんですよね。
かなり遅く(19弾くらい)からDM始めたので、
店長の記事は非常にためになり、感謝してます。
さて、このコメントは本来、スーパーデッキゼロの記事に対し出すべきなのですが、コメントが受け付けられてないのであえてここに出します。
スーパーデッキゼロのうち、店長が今まで強化したのは、ヘブンオブドラゴンとヘヴィデスメタル、エンドレスオールデリートですよね?
自分としては、もっと別のも強化してほしいんです。
たとえばヘブンオブドラゴンに対抗するバイオレンスエンジェルの強化とか、エンドレスオールデリートに対抗するネバーエンディングヒーローの強化とかです。
それらを使って勝ちたい人だっているはずなんです。
どうしてそれらのデッキは強化しないのか、
その理由が知りたいです。
また、もし強化策があるなら公表してくれないでしょうか。
やはり、店に来て下さるお客様が第一ですからね。その上で余力があれば、記事や動画で広く一般にご紹介させて頂いているわけで、流石に動画や記事で全てのフォローはできません。
新しいネタもどんどん出てきますから、スーパーデッキクロスの記事は、流石にもう、ちょっとご紹介できないと思います。今更紹介しても、ほとんどの人には、
「なんで今頃?」と思われてしまうでしょうし・・・そうじゃない人がいらっしゃるのも分かりますが、やはり新しいものが優先されてしまいます。
繰り返しになりますが、そうしたご相談は、店頭ではいつでも受け付けています。ちょうど今日も、ネバーエンディング・ヒーローを買ってくれたお子さんと一緒に、デッキを強くする相談をしてきた所です。
次に発売する新型スーパーデッキクロスについては、また何かご紹介できると思います。
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