きんえんSwitter

医者の心の目で日々を綴ります

春は疲れる

2022年04月14日 | ヘルスリテラシー
住んでいる地域では、すっかり葉桜となりました。
ベランダの植物達も次々と芽を吹き、緑が増えてきて楽しいです。

地球温暖化の影響でしょうか、春が短く、初夏の訪れが早まっている気がしませんか?

昨日は帰宅する頃になっても、気温が23度もあり、体がとてもだるく感じ、なんだか少しイライラしました。

これは、「寒暖差疲労」かもしれません。

季節の変わり目は、だるくなったり、頭痛や肩こりに悩まされがちです。

私達のからだは自律神経(交感神経と副交感神経)が働いて、体温を同じように保つ働きがあります。

1日の寒暖差が激しいと、アクセル(交感神経)とブレーキ(副交感神経)の切り替えが1日のあいだで激しく行われます。
すると、エネルギーが消費され、だるくなるのです。

自律神経がうまく働かず、血液のめぐりが悪くなると、頭痛や肩こり、冷えやむくみをひきおこします。
また、自律神経の乱れは、イライラ、落ち込みなど、気分にも影響します。

自律神経を鍛えるには、規則正しい生活、適度な運動、ストレスをためないなど、普段からの心がけが大切です。





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