今回のプロペラ水車性能流れ解析の目的は、低落差でいかにプロペラ水車の通水量を増やすことが出来るかの検証性能解析です。
次の図のように解析モデルが出来上がり、今日から解析を開始しました。
水車入口ケーシングは簡素化による製作費低減のために円筒形状のケーシングとなっています。
ガイドベーンも固定となり、ランナベーンは実機では可変ピッチですが、解析用モデルでは毎回ピッチを少しずつ変更して最適な運転状態を探る作業を行っているのです。
そのような解析進行中の画面が次のようなものとなります。
解析モニタリング画面は、まず収束状況を表すグラフがあり、ある断面での流速速度ベクトルを示す興味深いものとなっています。
回転数を色々と変えて解析を行った場合も徐々に計算が進行しており、結果が出るのは楽しみに思っています。