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流体機械設計による近未来に役立つエンジニアリング

流体機械設計をベースとして近未来に役立つエンジニアリングを行う株式会社ターボブレードの社長 林 正基の毎日の活動

斜流ポンプ羽根展開図作成作業 その4 展開円錐面上羽根形状

2007年11月30日 | 流体機械設計

斜流ポンプ翼形状を作図する為の手作業での部分翼形状展開図作成作業の前準備と考え方は、子午面形状作成とSolidWorks上での作図の意味を説明して来ましたので、今回はいよいよ部分翼の2次元平面上への展開形状の作成を行いました。

Mixedflowpumpblade2ddraw01small 今回描いている2次元展開した部分翼形状は、動翼の最もチップ側(シュラウド側)の翼形状です。左図にあるように、その部分翼形状が載る円錐面を平面に展開すると扇型になり、その扇型の端から端までに部分翼形状が羽根枚数分存在します。 

部分翼は、羽根入口の相対速度に最適な入口角度と、圧力を発生するのに最適に計算された出口角度を持ち、その間の翼曲がりは、翼間の相対速度の変化や羽根角度βの分布が極端な変化を持たないようになど、翼間でのスムーズな流れを求め決めていきます。

ターボブレードでは、斜流ポンプ設計を受託しております。

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