ちみかなのブログ

日常ときどきパズル・クイズ、ときどき小説、について適当に書いていくブログです。

おおかみこどもの雨と雪。

2012-10-20 22:36:33 | 日記




おはようございます、こんにちは、こんばんは。ちみかなです。


ブログ用にぬりかべを作って、なんだか久しぶりすぎて、なんだかどう作っていのかすごく分かりませんでした。

他のパズルもそうなんだろうなあ。

  閑話休題。

実は先日誕生日を迎えまして、27歳になりました。

そして、鳥取市に唯一ある映画館では誕生月割引なんてものがありまして、この機会だからと映画をみてきました。

細田守監督の「おおかみこどもの雨と雪」という映画です。

Twitterでニコリスト関連の方々が素晴らしい映画と言っていたので、期待大で見たんですが、やっぱり自分にとっても

傑作でした。以下、ネタバレあり。

どこまであらすじ書いていいのか分からないんですが、(でWikiったら物語全容が書いてあって驚いたんですが)


  都内の大学生・花はある講義を受講しているとき、受講生の男性と恋におちる。花と男性はつきあい、楽しい日々を過ごす。
 そんなある夜、男性は花に自分がおおかみおとこであることを告白する。花は彼がおおかみおとこであることを受け入れ、
 彼との子供を宿す。雪の日に生まれた女の子・雪。そして、雪の弟で、雨の日に生まれた男の子・雨。しかし、花が雨を生んだ
 数日後、夫である男性は不慮の事故で死んでしまう。
  女手ひとつで二人のおおかみこどもを育てる決意をした花。しかし、ぐずったりするとすぐにおおかみになってしまう子供たち
 を外に出すわけにはいかない。そもそも、この子たちを人間として育てるべきか、オオカミとして育てるべきか、どうすればいい
 のか分からない。
  
  花は子供たちがどちらの道を選択してもいいように、山奥の空き家に引っ越すことに・・・


 ここから、花と雪・雨の生活が描かれていきます。それは見ていて飽きないのですが、しかし、事件といった事件が起こるわけでも

ないです。幼少期ではオオカミの姿になって猫を追いかける雪、「絵本の世界ではオオカミは悪者。だったら、オオカミなんかになり

たくない」と泣く雨。この対比が、学校という多種多様な人間が入り混じる環境に放り込まれることで逆転する姿が絶妙でした。

ラストで二人とも子離れして生きていくのが、なんだか切ない気もしますが、でも厭な終わり方ではないです。


ただ、見ている中でちょっと気になったのは、そこまでして「おおかみこども」であることを隠さなくてはならなかったのか、という

ことでした。たしかにカミングアウトした時点で、本当の意味で、普通の人間としての扱われ方はされないでしょう。でも、カミング

アウトすれば楽になるのに、と思ってしまうシーンが劇中にたくさんありました。ここらへんは難しい問題なのかもしれませんね。


おおかみこどもの雨と雪。とても面白い映画でしたが、願わくば、ラストのあとの花たちの世界で、たまに雨が家に戻ってきたらいいな

と思ったり、旦那が死なずに四人仲良く暮らすパターンが見てみたいなと思いました。


来週も10月なので、なにか映画みようかなぁ。



画像はぬりかべです。カンペンはこちら

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