令和版ジョーズ、だと思って観に行ったら。
海底版ゼログラビティ、だった。
息苦しくて、しんどかったけど、
ジョーズ好きの息子は喜んで観てました。
アトラクションみたいやった。
令和版ジョーズ、だと思って観に行ったら。
海底版ゼログラビティ、だった。
息苦しくて、しんどかったけど、
ジョーズ好きの息子は喜んで観てました。
アトラクションみたいやった。
話題になっていたらしいインディーズ映画『メランコリック』。
もっとB級っぽいのかと思ったけど、
名前も知らない俳優さんたちの演技が良くて、最後まで楽しめた。
東大を卒業してニートの主人公かずひこ、
偶然、銭湯で再会する同級生ゆり、
ちゃらけた茶髪の若者(実は殺し屋)松本。
この三人のキャラクターが際立っていた。
三人が、本当に自然でそこらへんにいそうな感じだったから。
銭湯という場所が、深夜、人殺しと死体処理の場所になっている、
なんていうB級っぽい設定なのに、違和感なく入り込めた。
銭湯だったら、血は洗い流せるし、焼いて灰に出来るし。あら、合理的やん。みたいな。笑
東大を卒業して就職せず、社会的成功ってものにものすごくコンプレックスを持っていて、自信なさげでやる気のないかずひこが、出会うはずのなかった人と出会い、居場所を見つけていく。
そんな姿が、本当にリアルで良かった。
人生には、今この時間が永遠に続けばいいのに、、って瞬間が何度かおとずれる。
その何度かおとずれる瞬間のために生きている。
それで充分。