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それから

雲の如く高く
くものごとくかがやき
雲のごとくとらわれず

町田くんの世界

2019年06月10日 | 映画
観てきました。

はじめはね。わりといいんですよ。

主人公の新人さん二人は、フレッシュでいい感じだし。

まわりを固める、前田あっちゃん、高畑充希ちゃん、岩田剛央くんらが、わざわざ高校生役をやってるのも、狙いは間違ってない、と思うんです。

なのに、途中から、池松くんの絡み方にちょっと違和感を持ち始め…

せっかくの池松くんなのに。

池松くんはね。声と喋り方が大好きなので。

同監督の『夜空はいつでも最高密度の青色だ』が良かったから、期待して観に行ったようなもんなんですよ。

なのに、なんかもったいない。

そして、ラスト。

いやさぁ、そうくるなら、もっとはじめからファンタジーな伏線ひいてよ。

いきなりなんでそうなる?笑

(誰か観たひと共感してくれる?)

なーんだか。ちょっと、もったいないなー。って感じた映画でした。

プーと大人になった僕

2019年05月13日 | 映画
映画『プーと大人になった僕』を観た。

内容は、タイトル通りで、大人になったクリストファー・ロビンが、子どもの頃に親友だった「くまのプー」と再会し、子どもだった頃の心を取り戻す。という疲れた大人への物語。ディズニーらしいやつ。

プーが、なんだかパッとしなくてね。

テッドと比較しちゃったりしてw

とくべつ心に響いてくるようなことは、あんまりなかったんですけど。

一つ感じことは、

いまどきの子どもは、クリストファー・ロビンのような、私の子ども時代のような、時間の過ごし方が出来ているのかな?てことだったんです。


すると、昨日『ほぼ日』を読んでいたら、糸井さんがこの映画のことを書いていて。

読むと、ほんと!その通り!!と思わずにいられなかったので。

ちょっとコピペっときます。

昨日のほぼ日

・ふと思い出して手にとった『クマのプーさん』から、訳者の石井桃子さんの訳文について考え、映画『プーと大人になった僕』を観ることになり、さらには『石井桃子のことば』という本を読んでいる。その本の、表紙をめくったところに黒いインクで書かれた作者のことばがある。

   子どもたちよ
子ども時代を しっかりと
  たのしんでください。
  おとなになってから
  老人になってから
あなたを支えてくれるのは
子ども時代の「あなた」です。
        石井桃子
        2001年7月18日   

なんでもなくさえ見えるような、このことばは、ぼくのこころには、ずいぶんとしみた。

おとなになってから、子どものころに、大切にしていたぬいぐるみも、たくさんのおもちゃも、絵本も、歌も、なにかの役に立つということは、たぶんない。

少しでもなにかの役に立てようとするならば、ぬいぐるみを抱いているよりも、足し算や引き算、漢字やら外国語の勉強をしているほうがいいだろうよ。

でも、ぼくらは、わりと自信を持って言えるよね。ぬいぐるみで遊んでいる時代に、なにか役に立つことばかりをやらされた子どもは、こころの真ん中にあるはずの、なにかが育たない。

そのなにかというのは、そうだな、人が生きるのを支えてくれる、「人らしさ」みたいなものだよ。人間にとって、どんな能力やら道具やらより大事なのは、たぶんその「人らしさ」みたいなもの、だ。 それがたっぷり詰まってる人には、いいことがあるよね。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。 子ども時代のじぶんに、ほんとうに助けられていると思う。

・・・

私もね、以前友達に、

「わたしさぁ、子ども時代のじぶんに助けられたんよ。」と、語った出来事があって。

糸井さんと石井さんの言葉にグッときたんです。

そう。私は、じぶんの子ども時代にずいぶん助けられている。

だからね。

子どもは、子ども時代をしっかりたのしまなくちゃいけないんです。

大人は、やらせるんじゃなく、たのしめる環境を作ることを考えなくちゃいけないんです。

最近バイト先で、やらされている感ありありの子どもを見ていたら、そう思わずにいられなかったから。


それと、追記。

この映画「プーと大人になった僕」は、日本未公開映画「グッバイ・クリストファー・ロビン」と対になってる⁈ていう話を、町山さんの解説で知ったので。

ぜひ観たい。

グッバイ〜を観たら、大人になったクリストファー・ロビンの見方が変わりそう。

グリーンブック

2019年03月04日 | 映画
『グリーンブック』観ました。

良かったです。きっと誰が観ても文句なしに良い映画だと思う。

人種差別という重いテーマを、重くならずに淡々と訴えかけてくる。

黒人差別者だった白人トニーが、黒人天才ピアニスト・ドクター・シャーリーの運転手兼用心棒として旅をすることで、人権意識が高まっていく。

自分だって黒人差別をしていたくせに、差別色濃い南部でのえげつない差別を目の当たりにして、「こんな差別っておかしいじゃないか!」と、シャーリー以上に怒りだす。

これって、障害者と介護者との関係にもあることよね。
(そういや『最強のふたり』って映画もあったな)

本人は、いつものことだとあきらめていたら、まわりが怒ってくれること。

警官の暴言に腹を立て、暴力を振るったトニーを、逆にシャーリーが諭すシーンは、これまでのシャーリーの孤独が感じられて、何とも切なかった。

ただ、変わっていくのはトニー側だけじゃなくシャーリーの方も。

ケンタッキーに入り、ケンタッキーフライドチキン第一号店を見つけて、食べるシーンがいい。

シャーリーは、手づかみでチキンを食べたことなんて無い生活を送っていたわけで。

トニーに促されてはじめてチキンを食べる。
そのシーンが、二人の距離感を物語っていて、とても温まる。


「才能だけじゃダメだなんだ。人々のハートを変えるには、勇気が必要なんだ。」

あえて、人種差別色の濃い南部へツアーへ行くシャーリーの勇気にグッときます。


映画を観終わって、フードコートで迷いなくケンタッキーを食べたことを、最後に記しておきます。笑


ボヘミアン・ラプソディ

2018年11月30日 | 映画
I

なんか、

わけわからんくらい泣いてました。笑

エンドロール終わっても鼻ズルズル。

映画がすごいのかフレディがすごいのか。

とにかく、超素晴らしい映画でした。

IMAXで観て大正解。

初IMAXやったんだけど、スクリーンすごすぎ。

びっくりしたわ。