〖スキップとローファー〗１巻あらすじ・ネタバレ感想！「吐いた人」から始まる新生活

〖スキップとローファー〗１巻あらすじ・ネタバレ感想。
過疎地から官僚目指し東京の高偏差値高校へ入学した岩倉美津未。
入学式で嘔吐し「吐いた人」というあだ名から始まった新生活は……。
2023年4月からアニメ放送！

〖スキップとローファー〗１巻 

Skip and Loafer

スキップとローファー（１） (アフタヌーンコミックス)

■著者：高松美咲

■デザイン：Megumi Fukuodori(arten)

■発行：株式会社講談社

■発売日：2019年1月23日

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〖スキップとローファー〗１巻登場人物

★１巻登場人物

〖スキップとローファー〗１巻あらすじ・ネタバレ感想

★１巻あらすじ

★１巻ネタバレ感想

【アニメ】スキップとローファー

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〖スキップとローファー〗１巻登場人物 

＜つばめ西高校　１年３組＞

● 岩倉美津未 いわくらみつみ 

　過疎化著しい石川県の田舎町から上京
　Ｔ大→総務省官僚→市長→財政健全化が夢
　入学式でついたあだ名は「吐いた人」
　３月３日生まれ
　みんなに“みつみ”と呼ばれている

● 志摩聡介 しまそうすけ 

　美津未のクラスメイトで元子役のイケメン
　迷子の美津未を助けて以来の友達
　10月９日生まれ

● 迎井司 むかいつかさ 

　中学からの志摩の友達
　志摩が子役だったことを口外しない

● 江頭ミカ えがしらみか 

　美津未の後ろの席の女子
　志摩に近づきたくて美津未をダシに使う
　本当は美津未のことが気に入らない

● 村重結月 むらしげゆづき 

　見た目ギャルっぽい美女で実は帰国子女
　みつみのおかげで誠とも友達になる

● 久留米誠 くるめまこと 

　志摩の隣の席の陰キャタイプなメガネっ娘
　好きなものは小説とポテチ
　最初は結月や志摩が苦手だった

● 山田健斗 やまだけんと 

　とにかくモテたい
　結月を気に入っている

● 木之本 きのもと 

　美津未の真似をしてピンをポッケにつける
　ダンス部に入りたい女子

●新入生テストの結果３位の渡辺

●そのほかクラスメイト

＜つばめ西高校＞

● 花園さくら はなぞのさくら 

　美津未に入学式で洋服を台無しにされた
　美津未の担任教師

● 兼近 かねちか 

　演劇部２年次期部長
　志摩が子役だったことに気づく

● 山本 やまもと 

　３年生の生徒会長
　美津未たちに『つばめ会』の存在を教える

● 高嶺 たかみね 

　会計の２年生で超ストイックな女子

●男性教諭

●校長先生

＜東京＞

●ナオちゃん

　美津未の父親の弟で東京の保護者
　美津未を「おみつ」と呼ぶ
　トランスジェンダー

＜石川＞

● 遠山文乃 とおやまふみの 

　美津未の幼馴染みで親友
　美津未を励ましてくれる

●タッちゃんと同級生女子

　美津未を見送りに来てくれた

＜岩倉家＞

●美津未の両親と祖母

● 岩倉真春 いわくらまはる 

　美津未の妹

● 岩倉桔平 いわくらきっぺい 

　美津未の弟

●サトノスケ（犬）
●オミソ（猫）
●オシオ（猫）

＜そのほか＞

●志摩の友達４人

　入学式の日にファミレスで報告会

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〖スキップとローファー〗１巻あらすじ 

岩倉美津未、15歳。
石川県の端っこの方にある過疎地出身です。
美津未の生涯設計はカンペキです。
将来は総務省の官僚になり、全国の過疎化対策に貢献し、定年後は地元で市長になり財政を立て直すつもりです。
その夢の第一歩としてＴ大受験に備えられる東京の高偏差値高校へ入学します。

高校生活、ただの一度だって失敗しない、と意気揚々と出掛けた入学式当日、美津未は電車の乗り換えでしくじり迷子になってしまいます。
途方に暮れ駅の壁に貼り付いているところを、遅刻して通りかかった同級生・志摩聡介に助けられます。

志摩くんと一緒に走り何とか無事に学校に着いた美津未。
首席として新入生代表挨拶をする為に壇上に上がりますが、懐に原稿を入れるのを忘れていました。
瞬きもせず暗記した挨拶を無事に言い終え、緊張から解放された美津未は猛烈な吐き気に耐えきれずダッシュで体育館を出て行こうとします。
しかし、担任教師が立ちはだかり……。
岩倉美津未、ついたあだ名は「吐いた人」。

２巻あらすじ・ネタバレ感想こちら

〖スキップとローファー〗１巻収録

Scene１　ぴかぴかの高校生
Scene２　そわそわのカラオケボックス
Scene３　うろうろの部活動
Scene４　フワフワの生徒会
Scene５　バチバチの映画館

スキップとローファー（１） (アフタヌーンコミックス)

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〖スキップとローファー〗１巻ネタバレ感想 

端的に言って名作です！
タイトルが気になってアニメを見たら須田景凪さんのオープニング曲『メロウ』が凄く良くて、ストーリーも繰り返し見ちゃうくらい可愛らしくてハマりました。
そしたらもう原作の漫画を読まないわけにはまいりません。
ええ、大人買いしましたよ。ふっ。

〖スキップとローファー〗ノンクレジットＯＰ→こちら 

中学の同級生は８人、全校生徒26人。
そんな小さな世界から大海へ飛び込んだみつみちゃんはとにかく前向き。
私だったら大勢の人の前で吐いちゃって初っ端から「吐いた人」なんてあだ名がついたらもう学校へ行きませんね。
でも、みつみちゃんはそんな失敗もノーカウントにできるのです。

ちびっ子の頃から知っている者同士の中で育ったみつみは、きっと駆け引きをしたことも、探りを入れるなんて小賢しい真似もしたことがなかったのでしょう。
志摩くん狙いのミカの予防線に戸惑ったり、人の心が分からないと悩みます。
ところが、幼馴染みのふみの言葉で、出会ったばかりの人のことが分からないのは当然だと割り切り復活。
みつみは落ち込みを長く引きずりません。

みつみは、人の悪い所を見ない子です。
良い所しか見ていないのです。
素直でちょろいみつみだからこそ、特に何かしたわけでもないのに天然で他の人までハッピーにしちゃうのです。
人を楽しくさせちゃうなんて凄い才能です。
ミカのようにいろいろ考えて根回ししたり作戦を練っているタイプからすると、何の努力もせず人に好かれる（ように見える）みつみは腹立たしい存在なのでしょうね。

志摩くんはいつもにこにこしてて、優しくて、誰に対しても壁がない…ように見えて本当はもの凄く高い心の壁を築いている人物だと思います。
誰とでも仲良くしているようで、この先へは踏み込ませないぞとシッカリ線引きをしているような気がします。
だからか、どう見ても陽キャなのに淋しい雰囲気をまとっています。
そんな志摩くんですが、みつみちゃんには自分から近づいていっています。
おそらく、みつみちゃんといると心が軽くなるのでしょうね。

みつみちゃんは地味女子ですが、彼女の回りには人が集まります。
一緒にいると和むし、楽しい。
それが他の人にも伝染していくのです。
みつみの叔父さんにあたるトランスジェンダーのナオちゃんは、みつみのことが可愛くて仕方ありません。
彼女もみつみの何気ない行動や言葉に幸せをもらっているのです。
読んでいる私もみつみちゃんを見ていると笑顔になりました。
何かほんと、幸せだなあって思います。

２巻感想こちら

スキップとローファー（１） (アフタヌーンコミックス)

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ありがとうございました(人´∀`*)