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20代にしてウイスキーにハマってしまった筆者によるブログ。
Twitter:@Ruud_whisky

3大スコッチブレンデッド

2016-08-14 17:47:02 | Whisky Comparison

ジョニ黒、シーバス、バランタインのレビューが出揃ったところで。


日本でスコッチのブレンデッドといえばと言われて、すぐに名前を挙がる
「ジョニーウォーカーブラックラベル」
「シーバスリーガル12年」
「バランタイン12年」
の3本。(次点でオールド・パー、デュワーズあたり?)


2000円ちょいの値段で買える値ごろ感、12年ブレンデッドらしい熟成度、
スコッチらしいスモーキーさもありながら、スムースで飲みやすい。
どれも非常にバランスの取れた銘柄ですね。

今日はその3大銘柄をレビューをおさらいしていきます。


ジョニーウォーカー

花の蜜のようなものと、メープルシロップ、カラメルのような濃い甘い香りが同居。
ナッツの香ばしさ。オレンジの皮のようなスッキリした香りも。

口に含んだときに最初に昇ってくるのはスモーク感。
しかし全体としてスムースで、スモーキーフレーバーもライトです。
ボディは比較的軽い。口当たりは甘く、穏やか。
後味も軽め。酸味のある林檎のさっぱり感、軽いビター。


シーバス
蜂蜜のまったり感と、洋梨のような華やかな風味。どことなく花のような香りも。
スムースではあるが、それなりにビターさがやってきて、
さらに微かにピリッとしたスパイスが引き締める。
最後にナッツのような香りが余韻として抜けます。


バランタイン
柔らかな樽香、ナッツ、バニラといった香りがメイン。柑橘系は控えめ。
ファイネストで感じた独特な石油系の臭いはありません。

ボディはそれなりで、ピートは軽め。
ジョニ黒、シーバスと比較しても最もスムース。
微かにオイリーで、喉を通す際に余韻が残る。

個人的には、この3本の中では、飲み方でベストが異なっています。
ロックなら、スムースながら柑橘香と渋みのコントラストが楽しいシーバス、
水割りにするなら、最もスムースで飲み心地の良いバランタイン。
ハイボールにすると、ジョニ黒はスモーキーフレーバーが顔を出し、飲み応えが出ます。

単一で飲んでいても気づかない個性は、比較してみないと現れてこないものです。
たまには、グラスをたくさん用意して、比べ飲みしてはいかがでしょうか。

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1 Comments

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ピンチ (A)
2021-10-20 18:59:20
ディンプルも入れてあげて。
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