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<いのちの電話>震災や原発事故…悩み深刻 福島・仙台

<いのちの電話>震災や原発事故…悩み深刻 福島・仙台

毎日新聞 7月30日(月)15時0分配信

 自殺予防の相談窓口「福島いのちの電話」(福島県)と「仙台いのちの電話」(宮城県)が東日本大震災の発生から今年3月末までに受けた相談を分析したところ、震災や東京電力福島第1原発事故に関する内容がそれぞれ1割近くを占めたことが分かった。「自分も死にたい」「放射能の影響で結婚を断られた」など深刻な相談もあり、専門家は「継続的な支援が必要」と話している。【遠藤拓】

 両事務局によると、昨年3月の震災発生から今年3月末までの相談件数は、福島では計1万4777件で震災や原発事故がらみの相談が1068件(7.2%)、宮城は2万3118件中1846件(8.0%)だった。両事務局で統計の取り方が異なり、比較はできない。また、いずれも話題に上ったケースのみを数えており、実数はさらに多いとみられる。

 震災や原発事故関連の相談の内訳は、福島では、家族や生活・生計に関するものが24%と最多で、心理的不安や心身の病19%、生きがい・人生観13%、原発事故への怒りや不安12%と続いた。相談時間は1件平均27分で、「それ以外」の19分を大きく上回った。

 子供や孫が自主避難した50代女性は「何もしてあげられないことが苦しい。死んで保険金を息子たちにあげたい」と心情を吐露。「子供が『フクシマ』といじめられる」との悩みや「放射能の影響を理由に結婚を断られた」との訴えもあった。

 宮城は内容別の集計はしていないが、「仕事がない」「収入が激減」といった生活の悩みに関する相談のほか、「家族が亡くなり何をしてもむなしい。死にたい」といった深い喪失感を訴えるものも目立ったという。

 岩手県の「盛岡いのちの電話」では、震災関連の相談件数は不明という。

 内閣府と警察庁によると、昨年1年間に確認された自殺者は▽福島525人▽宮城483人で、前年を下回った。だが、被災が原因とみられる自殺は後を絶たない。

 広瀬弘忠・東京女子大名誉教授(災害・リスク心理学)は「(震災、原発事故関係の相談が)もっと多くても不思議ではない。PTSD(心的外傷後ストレス障害)や抑うつ状態など災害による心身の負担は長びきやすい。NPO(非営利組織)やNGO(非政府組織)などの継続的な支援が求められている」と話す。




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