たろおの小屋

昼間は「聖職者」を演じる永遠の若造「たろお」のつぶやき。
仕事のこと,家族のこと,そして脳出血や失語症のこと・・・。

再起動編【視野の検査は主観任せ?】

2024-04-13 09:41:42 | 脳出血・失語症
脳出血の後遺症として、私の視野は、右目右側と左目中心横罫が欠けている。
「右側に注意してください。」
と診断を受けた。

 2か所の病院で入院している間に2回、検査を受けた。大学病院は院内で、リハビリの病院は地元の眼科医院で、目の検査を行った。
 連れていかれるままに受けていったので記憶が薄いが、地方病院は順番待ちが長く、面会に来てくれた岡田さんを待たせてしまったことを覚えている。

 普通の視力検査で
「右…左…右斜め下…」
とかを答えるのは何十年も経験していたが、失語症になると、
「向きを判断して、しれを答える」
ということに苦労した。「右」とか「左」がどちらの向きを表すのか、「斜め」という言葉を忘れていたことなどが障害で、最初の頃は幼稚園生のように、指で示して答えていた。

 初めて受けて、非常に印象的だったのは視野の検査。機械の中を片目で覗いて、
「中の点が動くので、目玉で追いかけてください。」
というものだった。
 痛みも難しさもない検査ではあるが、
「見えるか見えないか」
はあくまでも本人の主観であり、
「見えているけど追いつけずに見失う」
ということも多かった。しかし、確かに視野が欠けている部分が存在している。

 社会復帰するにあたり、大きな障害、
「運転免許の確認」
があった。



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