たろおの小屋

昼間は「聖職者」を演じる永遠の若造「たろお」のつぶやき。
仕事のこと,家族のこと,そして脳出血や失語症のこと・・・。

卒業式あるある

2024-03-16 09:41:39 | お仕事
教頭がいつもより早く出勤して、
屋上に国旗を揚げて、
駐車場に看板を置いて、
会場の安全を確認。
「地震が多いから…」
と下ろしていた壇上花を台に乗せる。
ネット配信の準備も完了。

職員は少し余裕をもって出勤。
それはそれで準備万端の証拠。

来賓の来校が早い。
5分前到着の来賓が「遅れました」と謝るのは
コロナ禍明けで平和な証拠。
地元の方ばかりの来賓は終始笑顔。
控室での説明も
7年目になれば余裕。

時間通りで気合いが入った「会式の頃場」。
卒業証書授与も児童の生年月日まで覚えて完璧。
会が揺らいだのはここから…

校長式辞で10分以上…子供たちの頭が動き始めた。
教育委員会告示で私が立ち忘れ、教務主任に促される…集中力が途切れた!
PTA会長の来意祝辞が15分…低学年の子供たちの脚がパタパタし始めた。
さすがに長かった。
それを察した来賓の方々の来賓紹介の挨拶は全て短かった。
参加者の一部の思いが暴走して
周りの参加者が気を遣うことはよくある話。

子供たちの「別れの言葉」…本当によく頑張ってくれた。
来賓も口々に褒めたたえてくれた。

式の後に
「丁寧ねお話すると練習より時間がかかりますよね。」
「アドリブであれだけお話ができて凄いですね!」
という職員のお世辞もよくある場面。

大人のイレギュラーのミスを救ってくれるのは
いつも子供たちの純粋な努力と笑顔。
今回も子供たちに救われた。
巣立った卒業生に幸あれ!!



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