兎の工作室 BLOG

mixiに移行しましたが、たまに更新。

タミヤ M-03R ブラシレス仕様

2009-04-08 12:40:53 | Weblog
まずはロープライスブラシレス
TBLM-01(モーター)とTBLE-01(アンプ)のセットをそのまま載せてみました。


このシステムは、カールソン社製ドラッグスタースポーツのOEMです。


クーリングファンのネジを外したり、
シャーシにも加工が必要でしたが、なんとか搭載。



TBLM-01は12Tということで
ブラシモーター23T相当なのですが
電圧低めのLi-Feバッテリーとの組み合わせのため
M-03Rとの相性はそこそこ良好でした。







ただLFバッテリーとの相性にやや難が。
フル加速で電源カットオフ機構が
誤作動する事があったので
この設定はオフにしたほうがいいと思います。
その際、過放電には十分注意してください。
バランス充電に時間がかかったり、電池を傷める可能性があります。

さて、パワーは期待以上でした。
ストレートスピードは一緒に走行されてた方の
F103とほぼ変わらないかんじでしたし
あり余るトルクでギュンギュンホイールスピンしてます。
ブラシモーターでは相当荒れた走りになりそうですが、
ドラッグブレーキかからない(※アンプ自体はドラッグブレーキがかかる設定にもできるし調整もできます。念のため)
ので、適当にパワー抜いてさえやれば車は自然に安定を取り戻してくれ
ギクシャクしません。
慣れれば意外なくらい扱いやすかったです。

ところが、フロントが引きずらない分、
舵の効き=初期反応がすごく良いのはいいのですが
グリップあがってきたらハイサイド気味に。
まあオーバースピードが原因(ブレーキもセット途上なので)だったのですが
それを差し引いてもちょっと転び方が不自然です。

フロント側のロールがライトチューンなどのブラシモーター時よりも激しいです。
ロール量だけじゃなくてロールスピードも速い感じでした。
ノーズが重たい感じです。

TBLM-01の重量は182gと、確かにブラシモーターより重いうえ、
全長も長いので
分布荷重はこれまでよりもモーター側にオフセットしてるはず。



もしかしたらこれが転倒の一因かもしれません。
なんとなくモーターの軽量化が効きそうに思いました。

以前同じセンサーレスのspark12のADを見ていたとき
540モーターよりも軽量との記述をみた記憶があったので
enRouteさんのページでスペック確認したら超軽量です。
なにしろ100gしかありません!
TBLM-01からの換装で少なく見積もっても
80g軽くなります。頭が。

それにしても何故こんなに軽いんだろうと思ったら、
全長が随分短い模様。



12極のアウトランナータイプモーターがベースだそうで、
独特の味わいが期待できそう。
がぜんSpark12が魅力的に思えてきました。

早速ウェブストアにて購入。



搭載に関してですが
ターミナルにハンダ付けするスタイルではなく
赤白黒の被覆で覆われたコードが3本出ており
先端はヨーロピのオスになってます。

これを切り落として直付けする際は
よじってある線=コイルの終端=ホルマル線です!
被覆に注意してください。
赤白黒の被覆の中にある銅線自体が
コーティングされているからです。

コードを一旦ほぐし被覆を剥がしてから
ハンダづけしないと通電不良のコイルができてしまい
正常に回転しないという事態が起こります。

実はボクもこれでハマってしまい、
数日後に気付いて
被覆を剥いでハンダ付けしてみるまで
TBLE-01アンプには不適合なのかもしれないと誤解していたくらいです。
コード自体には手を加えないほうが安全です。

さて、単体でテストすると、
スロットルを煽るたび、アウターローターならではの
回転部分の大質量を感じさせる重い反動がズシンと来ます。
どんな走り味を生むのでしょうか?



シャーシにはこのとおり
すっきり搭載できます。視覚的にもバランスいいです

走行テストでは予想通りの改善をみせ、M-03Rにピッタリ。
TBLM-01より全てにおいて好ましい結果が得られました。

TBLM-01はどちらかといえばピーキーな特性。
安いブラシレスシステムは
こんなものかと諦めていたのですが、

Spark12は適度なフライホイール効果のおかげか
中速あたりの回転変化が穏やかで、
スロットルなりについてきてくれ、
格段に扱いやすいフィーリングです。

燃費もよくLFバッテリー一本で15分くらい走ります。

走行後の温度は気温15℃で、57℃でした。
ちょっとこの時期にしては高すぎるかな?
18Tピニオンくらいでも良いかもしれません。

TBLM-01アンプは安価ですが
本体だけでプロフィールが色々いじれるのが美点。

好感触のセッティングは

バッテリーカットオフ=設定オフ
(LFバッテリー使用時、全開での息つき防止のため)

ブレーキ出力=2

ニュートラルブレーキ出力=オフ

デッドバンド設定=1

バックはキャンセルしています。




LFバッテリーとブラシレスシステムなら
電池の管理もいらず、モーターもノーメンテで
これまで以上のパワーとスピードを満喫できます。
しかも荷物も減って身軽に!

みなさんも是非体感してみてください!(・ω・)つ
コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2008 タミヤワールドチャンピ... | トップ | タミヤ M-05 プロ レビュー T... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして (秋山裕紀)
2009-09-24 19:38:05
エンルートのブラシレスモーターは、マイルドなんですか
返信する
はじめまして (秋山裕紀)
2009-09-24 19:55:02
エンルートのブラシレスモーターは、マイルドな特性なんですかくわしく教えてください。
返信する
Re:エンルートのブラシレス (niC)
2009-11-16 16:23:24
放置してましてすみません。
比較対象がTBLM-01の12ターンでしたら、
感じ方に差はあるかと思いますが
ぼくはそう思います。
返信する
Unknown (Joel M)
2009-12-14 09:36:05
Hello, which car win the 2009 tamiya worlds? The m05 or m03? Arigato.
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事