西国第二十四番札所:中山寺
北摂の地、兵庫県宝塚市に聖徳太子創建の中山寺がある。
明治天皇のご生母中山一位局が腹帯「御鐘緒」を授かり、ご平産であったことから一躍全国的に有名になったそうだ。
そういう謂れがあったのだ。
私の周りでも中山さんで「安産の腹帯」を授かった人が多い。
昨日10月12日、久しぶりに雨も上がり秋日和になるとの天気予報に気をよくして、阪急宝塚線に乗って中山寺に参拝。
安産の観音様でも有名だが、西国三十三所の第二十四番札所である。
真言宗中山寺派大本山。山号は紫雲山。本尊は十一面観世音菩薩。
境内では、平日にかかわらず、お天気に恵まれたからか、赤ちゃん連れの若いご夫婦も沢山お参りに来られていた。
そして、近くの幼稚園児達の可愛い元気な声が弾む中での参拝となった。
可愛い子供達と同じ境内でお参り出来ているだけで、「秋のいい日だなぁ~」と感じるようになった自分を少し面白かった。
(秋深し、老いも深みに?(^^♪)
参道の常盤山樝子(ピラカンサス)が、赤・橙・黄色・それぞれにいっぱい実をつけていた。
※ご詠歌
野をもすぎ 里をもゆきて
中山の 寺へまいるは のちの世のため
意味は(西国巡礼慈悲の道より)
幾度となく野山や村里を越えて、はるばると中山の御寺にお参りさせていただきました。
世の人達が最後にたどり着きたいと願うことは、観音様の御手に救われて、西国浄土に赴くことです。
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