ブービーの着物日記

着物、お茶のお稽古、美術館、コンサートなど、
ブービーのお気楽生活を徒然なるままに。

阿蘇・高千穂の旅5

2016年12月01日 | 
高千穂のお宿は、高千穂 離れの宿 神隠れ

お部屋は山吹



百合が目立っているのー

お風呂にはお神酒が置いてあり、お風呂に入れても、そのまま飲んでもどちらでもよし



このお神酒が焼酎だったことにちょいとびっくり。さすが九州。

南阿蘇で買ったみかんを食べたり、のんびりとして、早めに夕食をいただく。



少し元気が出てきて、食欲も少し出てきた。



グラタンうまい



高千穂牛を焼き焼き



太った山女も堪能



ごはんもしっかりいただき



今回はデザートまでたどりついた



早めに夕食をとったのは、夜神楽を見に行くため。夜神楽について書かれた本と部屋に置いてあった古事記で予習。


阿蘇・高千穂の旅4

2016年11月30日 | 
天岩戸神社の次は、荒立神社へ。



道案内をした猿田彦大神と天照大神を岩戸から出すために踊った天鈿女命の夫婦を祀っている。



急いでお社をたてたので荒立神社。

鳥居をくぐり右側には版木があり、心をこめて七回うつとご神徳を授かることができる。

縁結びと芸能の神様ですが。。。芸能を祈願



高千穂の中心部にあるまちなか案内所へ。カーナビに従って行ったものの、「どの建物だろう?」とうろうろしていたら、休憩中のタクシーの運転手さんに「どうしたの?どこ行きたいの?」と聞かれ、「まちなか案内所に行きたいのですが。。。」と答えると、「そこだよ。駐車場もそこ」と割と目の前の建物を指さしてくれた

まちなか案内所は各種パンフやお土産も売っているが、体験コーナーもあり、今回は勾玉作りに挑戦。



勾玉の元となる石に鉛筆で下書きをして、三種類の金属やすりでがりがり削っていく。

勾玉の形でなくてもいいですよということなので、猫型に。



ちょっと雪だるまっぽいが、ひたすらガリガリ削る。結構、削りやすので楽しい♪

ある程度削れたら、神水をかけてもらい紙やすりでなめらかに。最後はオイルで磨いて、ひもをつけて出来上がり。



左側は旦那はんの勾玉なのだが。。。ひょっとこ?

阿蘇・高千穂の旅3

2016年11月29日 | 
南阿蘇から国道325号を通って、宮崎は高千穂へ。

高千穂は辿り着くのに時間がかかるのだが、神話の里ということもあり、あちこちに神様がいて神話スポットが多く、そこそこ広い町である。辿り着くのに少し難儀するのも神秘的でよい。

まずは、天照皇大神(あまてらすすめおおみかみ)の岩戸開きの神話を伝える天岩戸神社へ。まずは西本宮へ。





西本宮の授与所にて、天岩戸ご案内をお願いすることができる。神職のご案内で西本宮拝殿の向かって右横にある木戸から入る。もちろん鍵付き。ちょうど拝殿の真裏にある天岩戸遥拝所から谷の向こう側の壁に目をこらす。神話で語り継がれていた場所が本当にあるなんて。木々に隠れてはっきりわからないところがかえって信憑性がます。

山や水、自然に感謝し、秋の実りの頃にはその収穫できることに感謝する。自然と手を合わせて感謝できる気持ちになる場所であった。

天岩戸を参拝し、拝殿左横の木戸から出て帰ってくる。

また、西本宮境内には神木 招霊(おがたま)の木がある。





この木の実が神楽鈴の起源になったと言われている。



これも神職の方が丁寧に説明してくれてわかったことなので、ぜひご案内をお願いしたほうがいい。
参拝料、説明料というのは明確にはなく、ご寄付でということだったので、感謝をこめてきちんと奉納してきた。

二人とも招霊の木が気に入って、しばし眺めていたら、相棒が何とも神々しい写真を撮っていた。



とてもご利益がありそう。。。

西本宮の先、一旦、道路にでて、遊歩道を下り、岩戸川のほとりまでいくと天安河原(あまのやすかわら)へ出る。

遊歩道からはこれまた素晴らしい景色が。



天安河原は天照皇大神が天岩戸に籠ってしまったときに、神様たちが「どうするべ」と相談したところらしい。



相談場所さえ、神々しい。

朝ごはんぬきだったので、さすがにお腹が空いてきた。宮崎なので鶏肉が入ったうどん。



食べても食べてもなかなか減らないが、何とかがんばって完食。

続いて、東本宮へ。

天鈿女命像がお出迎え。



まさかの階段どーん。病人にはなかなかしんどい。



東本宮にも無事お参り。



本殿裏の方には根が七本繋がっている七本杉が。



でも、幹は八本?

阿蘇・高千穂の旅2

2016年11月28日 | 
前日20時に就寝し、朝食も食べずにひたすら寝た結果、熱も36度まで下がった。睡眠が何よりの薬だわと再認識。

昨日は宿のまわりを眺める余裕もなかったが、ぐるりと山に囲まれた穏やかな土地。



部屋のお風呂からは、この方向の景色が見える。



フロントの窓にはこんなかわいい犬が



すっかりお天気もよくなって、宿を出発。

南阿蘇は水がきれいで、あちこちに豊かな水源がある。その一つで、名水百選でもある「白川水源」へ。



水源へ



この透明で静かな水面がもわもわと動いている。ここから水が湧き出しているのだが。。。



あまりにも静かなのでどれだけ湧き出しているのかわからない。とりあえずはペットボトルに汲んで。



何となく水泥棒のように見えるのはなぜだろう。

湧き出した水が小川となって流れだすとその水量のすごさにおどろく。





豊かな緑と清流に癒されたあとは、いよいよ高千穂へ。


阿蘇・高千穂の旅1

2016年11月27日 | 
久しぶりに飛行機に乗って旅行。いまだ行ったことのない九州地方の中から、阿蘇と高千穂へ。阿蘇は熊本県、高千穂は宮崎県だが、いずれも県境の比較的近いところに位置する。とてもとても楽しみに、日々の大変な(面倒な)おしごと(あえてひらがな)にも耐え、がんばってきたのに。。。

前々日の夜に何だが体がだるいわーと体温を計ったら



思わず「うっそーん」と声がでた。どうしてこのタイミングでこの発熱?

幸いなことに発熱だけだったので、翌日おとなしくして何とか熱を下げて出発。

無事、熊本空港に到着。



少しどんよりした空。私の体調も飛行機のせいかどんより。

まずは、先日、開通した阿蘇の草千里ヶ浜へ。今までは複数登山口があったのだが、地震や噴火で現在は阿蘇東登山道しか通行することができない。
しかし、行けるのであれば、行けるところまで!

途中の道も地震のせいか、あちこちに工事のあとや隆起が見られるが、通行するには何ら問題ない。

草千里ヶ浜に到着した頃には、少し雨も降ってきた。



晴れていたら、風光明媚なところなんだろうなあと思いながらも、しっとりと雨に濡れた様子も趣があってステキだった。

出迎えてくれたくまモン相手に牛乳を一本!



美しいフォルムの米塚も見られた



弱りながらも記念撮影



寒くなってきたので早々にお宿へ。現在、通行止めの南阿蘇トンネルの手前にある「心乃間間」さん

夕食は阿蘇の食材をたっぷり使ったイタリアン



かぼちゃのスープが体にやさしくしみる



アマトリチャーナ



魚&肉のフルコース



いつもならば、何てことない量なのだが、食事中に寒気がしてきて。。。もう無理。。。

デザートもいただかず部屋に戻り、熱を計ったら。。。39度超え!

早々に就寝