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チェコ暮らしの記録

チェコのプラハでの生活

日本人同士の付き合い

2018年12月12日 | チェコ プラハ日常
ネットでよく、海外での日本人同士の付き合いについてのトピックを目にします。せっかく語学留学にきたのに日本人同士固まっているのは良くないなどなど。
プラハに音楽留学にきている学生さんや、日本人もしくはチェコ人の旦那様と暮らしている(専業)主婦のかたにとっては、語学云々より、情報交換も大切だろうと思いますが、私は、チェコで自身が仕事をもっているなど自立している日本人の立場で書きたいと思います。

私は、語学学校にはいって間もない頃、チェコ語が上達したくて、日本語を勉強しているチェコ人たちと言語交換のためにお付き合いしていた時期がありました。でも、すぐに、日本好きのチェコ人中心のつきあいをやめました。だって、彼らは日本のことをよく知っているので「日本ではxxだもんね!」となって、異文化を学べないし、こんなに国際色豊かなプラハで、日本好きチェコ人と交流するほうがレアですから。もちろん、何人かとはすっかり打ち解けて、今でもとても親しい付き合いを続けています。

日本人同士で交流していると色々な情報を共有できる利点があることも理解できます。
プラハに引っ越ししてきたばかりの日本人に、「日本人の美容師がいる美容院を教えて」と頼まれたとき、だいぶ前に語学学校の日本人が、別の日本人の紹介で日本人の美容師さんにカットしてもらっている、しかも私のアパートのすぐ近くと言っていたことを思い出しました。(私は興味がないので近くなのに名前も聞いていなかった。)
ちなみに私自身は、チェコ人に、おすすめの美容院を教えてもらって、そこに通っています(もちろん、ローカルなチェコの美容室 )

通勤の地下鉄やトラム車内でロシア語、イタリア語、英語などが飛び交うこのプラハで、国籍など関係なく人付き合いするのは自然なことだと思うので、日本人や、日本語を話すチェコ人とのつきあいだけに目を向けるのはやめようと決めただけです。とても単純なこと。日本人でも仲良くしていた人もいたけれど、一番の親友といえるのはブルガリア人だし、ウクライナ人とはお互いのところに泊まりにいくし、単に波長の合う人と仲良くする、それだけ。国籍や出身地は関係ないし、日本人を意識的に避けるということもありません。これまで日本人と接したことのなかった彼らは、私から聞かされる日本の生活に「えぇっ!? 日本ではxxなの?」と驚きっぱなし(笑

先日、プラハで英語を教えているアメリカ人が、自身の生徒さんのために、英語でおしゃべりするミーティングを企画しました。会場のカフェが私の住むアパートの通りにあったので、私も参加しました。彼の生徒であるチェコ人のほかに、英語の上達をのぞむ外国人が10人ほど集まっていました。
そこへ、南米系の女性と、アジア系の女性が遅れてやってきて、私の右隣に座りました。私は他の人と同様、まずは南米系の女性のほうから英語であいさつと簡単な会話をしてから、私のすぐ隣のアジア系女性にも英語で自己紹介をして、名前をたずねました。すると、彼女がとても迷惑そうな顔で、日本語で「私も日本人なんで…」と。はぁ!? あなたも日本人…だから何!?
日本人の私とは口をききたくないってこと?ここは英語の会話を楽しむ場で、私も英語で話しかけたよね。

彼女は結局名前も答えませんでした。腹が立ったので、もう彼女と話すのはやめて、左にいた男性と話を続けていたのですが、その男性も、その二人組にあいさつを。彼に「どこの国から来たの?」と聞かれると、例の日本人女性は、顎で私を指して「same(同じ)」と言ったのです。顎で人を指して(こいつと)同じって何それ?その男性は理解できず「?どういう意味?」と言ったので、「私と同じ日本と言いたいらしいよ。」と説明してあげました。

彼女が、日本人とは付き合わないというポリシーなのか知らないけれど、これは英語ミーティングで、私は一言も日本語は話していません。逆に日本語で答えてきたのは彼女のほう。仮に私が日本語で親しげに話しかけたとしても、彼女ははっきり「英語ミーティングですから、皆がわかるように英語で話しましょう。」と言えばいいだけ。私が日本人だというだけで、あからさまにいやそうな態度は、失礼きわまりないですよね。周りの目がなかったら、外に連れ出してしばいてやろう注意しようかと思ったぐらい

どこにいようと、社会人としての常識的な振る舞いをしていただきたいものです。
彼女みたいな人とは(国籍とわず)二度とご一緒したくないです。

<ゲームバーで、友達の娘さんと勝負!>






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