お久しぶりです。 Happy, Happy, HAPPY!!な気分♪
最後のテストが昨日で終わったのでありま~す!!これからは楽しい楽しいクリスマス休暇。なにが楽しいといって、もう「読み終わらねばならない」本が無い、ということくらい開放感を感じることはありません。もうEmersonやWhitmanなんかに追いまくられることはないのです(註:at leastこれからの3週間は)
いろいろ書きたいことがたまっているのですが、まず試験のことについてまくし立てましょう。
この大学はexamにHonor Systemという制度を使っています。
Dec.14--20の1週間は試験期間で、日曜日を除いて毎日2sessions試験時間があるのです(朝9:00-12:00と午後2:15--5:15;3時間の時間が与えられるの!) 学生はこの期間中、自分の好きな時間を選んで試験を受けることができるの。私は文化のテストを月曜の9時から、文学のテストを水曜日の2:15からの時間に受けました。 鐘のなる15分前にSmith AuditoriumのBanquet Hallに行き、グリーンカードを渡して封筒に入ったテスト問題を受け取ると、あとはどの教室へ行っても自由なのです。 図書館と寮にだけは入ってはいけないのですが、その他どこの教室でも好きなところを選んでペーパーを書けるのです。 3時間も余裕があるので、その間、教室を出てSkellerへいって息抜きしたり、眠ったり(?)、煙草を吸ったり、まったく自由なの。もちろん試験監督なんかどこにもいません。学生はペーパーを書き終わったら、封筒の中に答案を書いたblue bookを入れて封をし、recorder's officeに持ってゆき、係りの人に手渡してオワリ、というわけ。この間、決してcheatしない、ということを前もって誓った紙にサインさせられます。全面的に学生を信頼している感じで(実際今までに破られたことはないそうです)とても気持ちがいいわね。試験時間中カンニングをしないだけでなく、この期間中は、食事の時も寮内でも試験の内容を話題にしてはならないことになっています。時間がまちまちだから、まだ受けていない人に問題が伝わってしまうといけないからです。なにが試験にあったか、だけでなく、何が「無かったか」も言ってはならないし、難しかったとか易しかったとかも言っちゃいけないの。学生はきちんと守っているようでした。 3時間というと、恐ろしく長いようだけど、私にとっては短くて、3時間休む間もなく必死で書きつづけました。 ベルが鳴るまで教室にいたのは2、3人しかいませんでした(人によっては20分で終えちゃった、なんて人もいるのよ・・・もっとも科目は違うけど) Am.Civのほうはかなり支離滅裂でひどかったのですが、文学のコースはまぁまぁという感じ。結果は気にしません。
昨日は午後のテストを終わって、もう火曜日にすべて終えていたJenniferと、ビザを食べに行き、Boonsboroで映画("Mixed Company"というコメディ)を観ました。水曜日の夜なんて、映画に行く人も無いだろう、と2人で話していたら、本当に!映画館に入ると、観客は我々2人だけでした!!もう映画は始まっていたのですが・・・まったく電気の無駄もはなはだしいわね。映画が終わるまでに入ってきたのは1組のカップルだけ。最後まで観客は我々4人だけでした。
Jenniferは今朝5:30に車で家へ向かいました。彼女の車には他に6人も同乗したそうです)Jenniferというえば、Guess what!?--彼女は今や私のルームメイトです。
【Jennifer Stiles as she really is.(Jenniferが裏書きしたコメント】 ←クリックで拡大
前の手紙で、彼女が私の部屋に仮住まいをした事は書いたと思いますが、その後1度部屋に戻ったのに、再びゴキブリが出たのです。私としては、ゴキブリくらい殺しちゃえばどうでもいいのに・・・と思ったのですが、彼女は過度に神経質になっていて、真っ青になってまた私の部屋に舞い戻ってきてしまいました。2人で話し合った結果ーーーというより、むしろ彼女の強引さに負けたという感じでーーー来学期からいっしょに住もうということになりました。彼女も一人部屋を持っていますが、私の部屋の半分ほどの広さなの。私の部屋はダブルサイズなのです。1人部屋のほうが気楽でいいとは思ったのですが、考えてみればルームメイトがいたほうが会話も上達するし、Jenniferならまったく気が置けないので・・・と思い、承認しました。それがちょうど試験1週間前。わたしとしては、勉強しなくては・・・と思って気が気ではなかったのに、Jenniferときたら、その日からさっそく引っ越しにかかってしまったの。我々はベッドを2段ベッドに改造しました。私が上段なの!恐ろしく高いのよ。上り下りが大変です。部屋の配置は次のとおりです。
【2人の部屋】
先週の水曜日は、Christmas Dinnerでした。全員が正装して、Dining hallは真っ暗にしてテーブルにろうそくをともし、ご馳走をいただきました。そのあと、皆で立って、クリスマス・キャロルを歌ったの。私は着物を着ました。時間がなくて15分ほどで着たのだけど、なかなかうまく着られました。他の女の子たちはほとんどがロングドレスでしたが、ミニもあり、パンタロンもあり、様々でした。寮に戻ってきてからも、みんな興奮していて、この日は勉強どころではありませんでした。私はJenniferに着物を着せてあげました。自分で着るよりずっと易しいわね。Jenniferが着物姿で寮内を歩いたので、大騒ぎになり、そのあとLynn, Donna, Karen, Stephanieにも順順に着せてあげたの。一人一人写真をとったので、できたら送ります。みんな大喜びしていました。 Stephanieなどは襦袢姿がとくに気に入っちゃって、襦袢姿の写真までとりました。アメリカではinformal letterの結句にLoveと書くのが習慣のようですが、私が「愛」という漢字を教えてあげたら、みんなそれを書くようになりました。ちょっとした日本文化の伝播だと思わない?
【左からStephanie, Donna, Karen(2枚)】 クリックで拡大
ここ1、2週間はポストにクリスマス・カードが氾濫しています。チコタンが送ってくれたクリスマス用カード(日本風の)全部使い果たしました。主に教授とか年輩の人に出しました。学生には手作りのをあげました。
またすぐ2便を出します。 Merry Christmas!!!!