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Carry me back to Old Virginny

1974~1975年にわたるアメリカ・バージニア州R-MWCへの留学記(手紙)です。

旅行の計画(予告)

1975-02-27 | RMWCの日々

おじちゃん、チコタン、お元気ですか?2月17日付の手紙20日に受け取りました。

まただいぶ間隔が開いてしまいましたが、無事に暮らしております。ただいま、イギリス文学のテストを終えて部屋に戻ってきたところです。21日の金曜日にアメリカ詩のペーパーが出されて、期限は3月11日なのですが、私とJenniferとは春休み前にどうしても仕上げようというので、金・土・日をフルに使って図書館にこもりきり、2日半で書き上げてしまいました。主にアメリカのBlack poetsについてで、Jenniferは
Claude Mckayについて、私はRichard Wrightについて書きました。今日試験も終わったし、春休みはのんびり遊べます。

19日には図書館でbook saleがあり、一冊25セントという安さなので、主に詩についてと文学についての参考書を4冊買いました。中の一冊はものすごく大きい本で10ドル以上はするのだと思います。送るときにお金がかかるけど、でもお買い得でしょう?土曜日はcampus movieでバスター・キートンの"General"をやっていたので観にいきました。アメリカのノスタルジックな面が良く出ていました。

23日の日曜から時間が戻りました。10月頃1時間増えたのが戻ったわけです。したがって睡眠時間が1時間足りなくて、次の朝は余計辛い思いをしたのであります。

日曜の夜はTVでかなり最近の映画"Butterfulies are free"をやるというので、JenniferとCasner Loungeのカラーテレビを見におりていくと、どこかのグループがスライド・ショウをしているの。しかたなく、Main hallのデートパーラーにいって、そこの小さなカラーテレビを見ながらスライド・ショウが終わるのを待っていました。10時頃ショーが終わったらしいので、Casnerへ行くと、なんとそのグループはAunt Sallieを中心とした例の"Methogist group"(おばあさんばかり)で、Mrs.Marshallがギリシャへ行った時のスライドを公開していたとか。彼女たちが片付けている最中だったのですが、テレビをつけるとパッと出てきたのが映画のベッド・シーンではありませんか。私とJenniferはAunt Sallieが話しかけてくるので、必死で画面の前に立って隠しました。まったくAunt Sallieが見たら<`ヘ´>になること間違いないのであります。しかも間が悪いことには、その日曜日はペーパーがあるので・・・と言って教会へ行くのをサボったのでありました。嘘をついたわけではなく、午前中は必死で書いていたのよ。夜テレビを見るくらいあたりまえでしょう?Aunt Sallieは我々にショーの片づけをさんざんさせたあげく帰っていきましたので、ホッとしました。テレビ見るくらいなら、うちにきて日本語を教えなさい、と言われる気がしましたので・・・

以上がおおまかな近況報告です。それから、そろそろ帰りの旅行のことを決めるつもりです。多分バスで横断する予定です。Continental Trailwayに問い合わせたら、1ヶ月間のフリーパスが$175、2ヶ月間で$250があるそうです。1ヶ月のパスを買おうかなと思っているの。 最初にNYのM姉さんのところ(その前にDelawareのJenniferのところにも行く予定)、次にCちゃんのいるCambridgeへ行き、new englandをまわって、Chicagoへ行きSheilaと会ってから、多分YHや大学のキャンパス(安く寮に泊まれるの)などを使ってバスで主に北部寄りを横断し、WyomingのJenniferのお姉さん家族の家へ寄ります。 そこから、できたら南下してTexasへまわり、Wandaの家へも行きたいと思っています。 最後にカリフォルニアを北上して、SちゃんのいるVancouverへ行き、そこから飛行機に乗ってHawaiiのK先生のところへ立ち寄って・・・というのはどうでしょう?もちろん、これは大雑把な計画です。

Continental Trailway会社が、ただで詳しい時刻表の本を送ってくれたので、時間や駅なども詳しく決めるつもりですし、YHの本も買って調べるつもり。今の予定では2ヶ月かかると思います。日本に帰るのは7月末か8月初めになると思うのですが・・・

Jenniferがもしかしたら一緒に旅行したいと言うので、そうできたら一番安全なのですが。できなくても、誰かしらcompanionを探しますから、安心してください。
今は時間がなくて、いい加減なことしか書けませんが、春休み中に全部詳しいプランを立ててお知らせします。

つきまして、どう考えても大きなリュックサックが必要だと思いますので、(トランクは旅行前に、先にSちゃんのところへ送ってしまおうと思うの)、もしできたら雙葉の青いリュック送ってくださいますか? こちらで買ってもいいのだけど、高いのです。チコタンが使うかしら? もし買ったほうがいいならそうしますが。まだ船便で間に合うと思います。それから、リュックと一緒に私の漫画の本も4,5冊送ってくれない?私の部屋の飾り棚のしたの戸棚に紙袋にはいって、まだ10冊以上残っていると思うのですが、探してみてください。私の漫画はこちらでも好評なのよ。友達にあげたいと思いますので。それから、これが最後になると思うけど、小さな日本風な鈴みたいなお守り(神童みたいなの)(1つ100円くらいの)も4,5個送ってください(これはできたら、でいいのですが)吉祥寺ロンロンの「ビューティー横田」の向かいあたりにある民芸品店に可愛くて小さな日本的なものがいろいろ売ってるのよ。周囲の友達にプレゼントします。

お金の話ですが、例のアルバイトで$200いただきました。4月いっぱいまだ働かなければなりませんが。そちらからも送ってもらわなくてはなりません。$1500制限のうち、$820持ってきたから、まだ$600くらいは送れると思います。大学が終わる時までにたぶん$300は残っていると思うのですが、それにバイトの$200で旅行の費用はぎりぎり足りると思います。でも、その他お土産とVancouverからの飛行機が$500はかかると思います(春休み中に、これも確かめます。チャーター機の可能性もありますので)から、結局$600全部送ってもらうことになると思います。大学の在学証明書がいるのかな?Dr.Anthonyに頼んでもらうつもりです。またこのことはすぐ詳しく書きます。ではまた。

★  ★  ★  ★  ★

前の便と同じ日付です。前の手紙はあまりにもあわただしくて、乱筆乱文だったでしょう?今回はしっとりと書きます。今は夜10:45。寝巻きに着替えて、シャワーを浴びて、アップルジュースを飲みながら、ゆったりと机に向かっています。

今日はもうクラスも全て終わったも同然(あとは明日2時間残っているだけ)なので、JenniferとRandie'sにビザを食べに出かけました。そうしたら10人くらいR-Mの体育科の教師連中がテーブルを占めていて、他にもR-Mの学生がいっぱい。 みんな春休み前で羽を伸ばしているの。まるでR-Mのダイニングホールにいるみたいでした。ものすごく大きなビザを食べた後、大学に帰って図書館に直行。2時間くらい2人で大きなアメリカ地図と旅行文献と時刻表を前にして、横断旅行の計画を練りました。ChicagoからDenverまでたどり着いて、2人とも疲れきってダウンし、部屋に帰ってきました。

明日は11時半にクラスがあるので(バドミントンは休講)荷造りをして、Skellerで昼食を取って、1時半頃KrisというMerylandに家のあるこの車でJenniferの家に行きます(Nancyも一緒です)

 


Senior Dance Party

1975-02-17 | RMWCの日々

今日は月曜日。1日中雨降りでした。先週の週末に遊びすぎて、最近勉強する気が起こらず困っています。

土曜日にキャンパスムービーで「ポリアンナ」をやりました。ディズニー映画で小さいころ見ましたが、いま改めてみると、アメリカの家庭の様子や、教会のお説教のシーンなど、実際体験したのでとても身近に感じました。

そのあと、夜11時からMain Hallで行われているSenior Dinner-Dance Partyに行きました。といっても、4年生以外の学生はただ眺めるだけです。このSenior Dance Weekendには、4年生が金曜の夜からパートナーを大学に招いてguest houseに泊め、金曜の夜はCasino party、土曜がmain eventのディナーとダンス、日曜日のbranchをもって終わります。

ダンスは、観客はホールに降りることは許されず、階段に群がって手すり越しに眺めます。この手紙と一緒にダンスの模様を録音したテープを送りますので、よくおわかりいただけると思います。 学生は全員ロング・ドレス。実に様々でカラフルな衣裳でした。でも平均的なのは、無地でほっそりしたカタチで、襟はVネックかスパゲティ・ストリングが多かったみたい。ていていが袖なしです。男性はタキシードや背広に蝶ネクタイでした。 でもそうしたformal dressで、ワルツを踊るかと思えば大間違い。曲はジャズやロックばかり。

我々が行った時は、もうカクテルの酔いが全員に回り、その賑やかなことったら・・・テープでわかると思いますが、耳がジンジンしました。main hall lobbyは小さいので、皆ぶつかり合って踊ってるの。見ている残りの学生もたまらず身体を動かしていますし、階段の下の暗がりで女の子同士で踊ったりしていました。若いピンカートン(警備員)なんかも、踊りたそうな顔でをしながらの見張りです。

12時になってもアンコールが続いて終わらないので、年の行ったピンカートンとバンドの長と小競り合いになってしまい、女の子と達がピンカートンに食い下がって頼み込んで、何曲もアンコールしていました。

次の日は二日酔いらしき人が続出。Dr.Anthonyも踊っていましたが、異常なほどwildになっていて、あきらかに酔っているようでした(Dr.Anthonyは学生の間でも、ちょっと調子に乗りすぎるとして有名なのです)。〔あとで聞いたら、Dr.AnthonyのパートナーはMr. Mudyのガールフレンドだったそうです〕

日曜日はTVで"Oliver!"をやりました。結構人気があって、カラーテレビの置いてあるパーラーは観客でいっぱいでした。私は唄はみんな知っていたので楽しみました。そちらでは最近どんな映画をTV放映していますか?「風とともに去りぬ」はもうやりましたか?

最近手紙が途絶えて、ポストにいっても空の日が続いてゆーつです。友達も皆最後の授業を終えた、という報告ばかり。もう心は大学より就職のほうにあるみたい。Dr.Anthonyが小林先生に手紙とapplicationを送ったといっていました。手紙の原稿を見せてくれましたが、私のことをすごく褒めてくれているので恥ずかしくなるくらい。アメリカでもこういう小さい大学は、日本並みに結構「うまい」こと書くみたい。

Sideworkのほうは、子どもたちがfluを引きこんで先週いっぱいは休みだったのですが、今週からまた再開です。今週はAM.Poetryのレポートがまた出るだろうし、忙しくなりそうです。それではまたね、お手紙待ってます。  Love

PS:書いたままだし忘れて遅くなっちゃいました。投函するのは2/24です。


大学の日常生活

1975-02-10 | RMWCの日々

6日消印の手紙今日つきました。2月4日が節分とは忘れておりました。こちらは春はまだまだで寒い日が続きます。昨日送ったテープは無事に届いたかしら?ご感想をお知らせください。

今度の日曜日にはAunt Sallieの家へ行くので、彼女の声も撮ってこようと思っています。教会にサボって2回行かないでいたら、さっそく電話があって"Ikemasenne---"と言われちゃいました。やれやれ。ところで、Aunt Sallieはそちらへ手紙を出した(1ヶ月くらい前)といっていましたが、着かなかったのかしら?もし着いていたら、ぜひ返事を書いてあげてください。

この前書いた現代詩のペーパーが返って来ました。A-/B+という点数でした。Ms.Raynalは"I enjoyed reading your paper,Kumiko. For I learned from it."と書いてくださいました。彼女はものすごく熱心な教授で、土曜も日曜も大学にやって来ては学生のペーパーを読んだりしています。尊敬しちゃいます。でも、tragicなことに、朝の授業の時からすでにアルコールの匂いをプンプンさせているのです。手が震えたりしていることから、アル中ではないかと思うのですが・・・人格的に優れているだけに、残念です。---彼女はinternational Studentsの総アドバイザーで、私たち留学生にはとても親切なの。アメリカ詩のテキストはとても高い(10ドル)ので、私にはわざわざご自分のを貸して下さいました。

ところで、先週の週末の様子を書きますと、金曜日はW&L UniversityのJazz Ensembleが大学にやってきて、チャペルでフリーコンサートをしたので聴きに行きました。彼らは実にgood-looking guysなの!で、R-Mの学生たちはコンサートが終わるやいなや、寄っていってそれとなくintroduce themselvesをしていました。慎み深いヤマトナデシコの私はそんな真似はしませんでした。ブラボー♪

次の日はU.VA(バージニア大学)の学生が劇をしました。Kurt Vonnegutの"Happy Birthday, Wanda June" という現代小説の劇化です。オリジナルの小説はこちらではベストセラーになり、強烈な社会風刺がこめられています。ドキッとするような皮肉や、大胆なcurse words、sex用語などがふんだんに使われていました。 といっても、私は理解できず、奇声が上がってから、いちいち隣りの人に聞いては、1テンポ遅れて一人でドキッとする有様でした。

私でもよくわかった皮肉の一つは、ヒーロー(主人公)のセリフ:
"An educated woman is like honey poured into a Swiss watch---it stops everything!"
というもの。これにはR-Mの学生は一斉にBoooo!をやり、男の観客からは拍手が沸きました。

そのあと、Jenniferと私はTVでヒッチコックのFrienzyを見ました。「サイコ」に比べたらそれほど怖くはありませんでした。でも、気の弱いJenniferはキャーキャー言っていちいち私をひっぱたくので、私はそっちが痛くてキャーキャー言いました。

さてと、その他、何を書こうかな。また返事を書かないとどやされそうだから書きますが、おじちゃんの提案もおもしろいけど、「デートの変遷」とはちょっとねぇ・・・あまり興味ないもん。それにAunt Sallieなど、デートと聞いただけで眉をひそめるに決まっています。日本は5~10年遅れているとおっしゃいますが、so far 私にはそうは思えません。若い人たちの男女交際はほとんど同じよ。時には日本のほうが進んでいたりして・・・TVを見ていて思うのは、日本の方が番組の質がぐっと落ちるということです。こちらでは、かなり慎重に番組を組んでいます。映画でも危うい場面はカットですし、歌番組でチャラチャラなんていうのはありません。前にアユコも言っていましたが、彼女が去年日本に帰った時、TVを見て、歌の歌詞があまりに汚いので驚いたそうです。NewYorkなどに行けばまた別かもしれないけど、でもけっこうアメリカも正常な部分がかなりあるってことかしらね?

それから津田の後継ぎのこと、今はDr.Anthonyが私のゼミの小林先生に手紙を書いてapplicationの書類を送っているところです。exchange-systemのことを考えると、私としては雙葉ー津田ルートはどうしても賛成しかねるのですが・・・。結局は、津田全体で公募して応募者を募り、その中から教授会で選出することになると思うのですが。その選出に高野先生がでしゃばろうがどうしようかは、こちらとは無関係ですが、公募方式は免れないと思います。

今は9時半。はや眠くてたまりません。また明日朝早いかと思うと憂鬱。Jenniferは来週テストがあるので11時まで勉強するそうですが、私はもう寝ます。


Happy Valentine's Day!

1975-02-08 | RMWCの日々


You're an aunt who's very nice
And loved a whole lot,too.....
So here's a special hug and Kiss
XO
Especially meant for you.

HAPPY VALENTINE'S DAY WITH LOVE

 

 

チコタン、お元気ですか?St.Valentine's Dayの風習にのっとってカードを送ります。この前(2/4)手紙を出したのですが、どうもAirMailと描き忘れたような気がして船便になってしまったか、心配です。メニューの紙を同封したのですが・・・

昨日今日と、テープにいろいろ吹き込みました。かなりメチャクチャな録音ですが、生活の一面がおわかりいただけたらと思って、近いうちに送ります。私の英語がメチャクチャなのがばれちゃうけどね。

もう学校の方も卒業式間近になってせわしくなってきたことでしょうね。この前S先生からのお便りでK先生がもうご退職だとか・・・雙葉名物が消えてちょっと淋しいですね。

お兄ちゃんが手紙で、帰りの旅行危ないからやめろーなんて書いてきました。でもお金の許す限りアメリカを見て来たいのです!綿密な計画を立てるから安心してください。またこのことについてはあらためて書きますが。それでは、またね。

 


Unlces are really fun to have
And that's especially true
When they're as extra-special
in every way as you!

Happy Valentine's Day!

 

おじちゃん、おげんきですか?
こちらでは2/14のValentine's Dayにカードを交換する風習があるので、真似てみました。あいかわらず日曜画家で頑張っていますか?私はついにArtのコースをとらなかったけど、私のマンガはこちらでも好評よ。よく描いてくれと頼まれます。

今日は金曜日、お昼前のバドミントンのコースを終わって、ベッドに寝っ転がっているところです。昨日今日と、カセットテープにいろいろ吹き込みました。まだ全部埋まってないのですが、終わり次第送るつもりです。楽しみに待っていてください。

座間には時々行きますか?座間のおばちゃまと道子おばちゃまにもよろしくお伝えください。住所を教えて下さったらこちらからも書きます。

明日はJenniferとJamesBondの映画を見に行きます。そちらでは今どんな映画が上映されていますか?Bruce Leeはもう下火かな?こちらの友達はブルース・リーをよく知っていました。でも中国人と日本人とゴチャマゼにしているのでBruce Leeは中国人であると教えてあげました。  それでは、またね。


新学期の寮の友達・日本語の授業

1975-02-03 | RMWCの日々

最近は寮内の変動が激しいです。Jenniferがもといた部屋に新しい子が入ってきたし(私はまだ会っていません)、Hallの端の部屋のDianは新しいルームメイトを得るし(Karenといって、ニューメキシコに住んでいるスペイン語ペラペラの子。先学期高校を卒業したばかりなので17歳そこそこですが、すごく大きくて私なんかよりずっと大人っぽいの)、隣りのもとWinneがいた部屋にも新しい子(Pattieといいます)が入ってきました。 

それからJuliaがいた部屋にはAnnemarie(覚えてる?Denmarkから来た子)が新しいルームメイトを連れて帰ってきました。Annemarieは、最初はこの寮にいて、Kimのルームメイトだったのですが、Kimがヘビースモーカーなので同居できず、East Hallに移ってSueと暮らしていたのです。ところがSueという子は実にself-cofidenceの固まりみたいな人物で、まるで協調性に欠けるの。Annemarieは、彼女と暮らすので半分ノイローゼ気味になってしまい、ついに別居(!?)を決意したわけです。今度のルームメイトはConyといって、とてもいい子です。彼女は、日本の女の子と文通していたそうです。

【Annemarie Elvo】

昨日Annemarieが、クリスマス休暇中Williamsburgで行われたInternational Students(全バージニア州の学生が集まるの)の合宿の時の写真を見せてくれました。私は行かなかったのだけど、Annemarieの話では、日本人がたくさんいたそうで、写真でも7、8人の日本人学生がいました。Virginiaだけでも、大小さまざまな大学や高校があるから、全部ひっくるめれば日本人もたくさんいるのでしょうね。Lynchburgだけでも3人もいるのですから。

ところで、話は変わりますが、昨日聞いた話では、Jenniferの友達のJeany(彼女がJenniferのブラインド・デートをアレンジしたの)は、気違いの男の子(VPIの学生だそうです)につけまわされていて、脅迫状や変な電話がかかってきたりするそうです。Jeanyは部屋の鍵を持ち歩いて、夜はPincartonの護衛がつくことになっています。まったく恐ろしいわね。彼女のボーイフレンドは、彼女にもしものことがあったら、その男を殺してやるといっているそうであります。まぁ、勝手にしてくださいませ。

【友達たち↓】クリックで拡大)
     

    

ところで、この前、S先生からご丁寧なお手紙を頂きました。御礼を言っておいてね。またこちらからも出しますが、S先生も、Mrs.Klousはかなり変わった人だと思っていたけど、「これほどだとは思わなかった」なんて書いていらしたので、おかしくなってしまいました。私の文章はおかしいかもしれないけど、Mrs.Klousに関しては、誇張なしですからね。

彼女とは、寮に帰る日、車の中でNixonについて議論(というか、もう少しで口論)したのですが、その後RoanokeからNixonに関するニュース記事を赤丸印●つきで送ってきました。 私が、アメリカ国民の全部がNixonに反対なわけではないでしょう(事実、Jenniferの家庭は今でもfor Nixonです)と言ったら、Mrs.Klousはもうヒステリカルになって、私は信じない、Nixonに同乗する人の気が知れない、FordはNixonに恩赦を与えるべきではなかった、Nixonは今でも国民からお金をもらっているけど、その価値もないーーーー云々とまくしたてたの。 私には、そんなこと、どうでもいいじゃないという気がするけど。アメリカ人は、政治家に「正直さ、潔白さ」を第一に要求するのだそうです。 日本じゃもっと現実的よね?そんな理想論言っていられないと思うけど・・・

そうそう、今日SideworkでMrs.Puserと2人の子供たちに日本語を教えている時、テキストに"Otearai"というのが出てきたので、日本とアメリカのお手洗いの違いの話になりました。彼女らは、お手洗いの構造の違いなど全然知らなかったので、なかなか信じないの。"squat"するのだというと(Dr.Anthonyが説明したのよ)、Mrs.Puserはアメリカ式の便器のままでsquatするのかと考えて、「それじゃ高すぎる。Jeffreyみたいな子供はどうしたらいいのか?」なんて聞くので、私とDr.Anthonyは説明に窮して大笑いしました。床のレベルに穴が開いていて・・・云々、Dr.Anthonyがジェスチャーつきで説明して、やっと納得させた次第。私はもう笑いころげて、説明の役をのがれました。でも、Mrs.Puserは、それを知らずに日本で初めてお手洗いに入ったら、ショックを受けるから、今知って本当に良かった、と大喜びしていました。まったく変な授業でしょ?TodとJeffreyは上達が早くて、Jeffreyはたった4歳なのに、まわらぬ舌でよく日本語をしゃべります。お金のためとは言え、月・火・水・木と週4時間、この仕事にとられるのは、私には多少苦痛ではありますが・・・

また話は変わりますが、中級日本語のクラスの生徒のAlisonが、今年の夏から上智大学に1年間留学することになりました。といっても、今Applicationを出しているのですが。彼女は候補として、ICU、ソフィア、早稲田をあげていたのですが、ICUはあまりにwesternizedされすぎているし、早稲田はあまりにも大きいし(私も反対したの。ムーチからの手紙によると、今また核丸派が騒ぎ出して大変らしいですね。)というわけで、上智に決めたのです。私とDr.Anthonyが、彼女のサインの証人としてサインしました。Alisonは、applicationの用紙に寮のことが何も書いてなかったけど、上智には寮があるのか?、International Studentsはふつうどこに住むのか?家庭に住むとしたら手配は大学がしてくれるのか?などを疑問に思っています。上智なんて、近くにありながら、国際科のことはよく知らなかったけど、どうなのかしらね?チコタン、もしできたら、誰かに聞いてみてくれますか?Alisonは、日本で知っているのは私1人だけだし、幸いその頃は私も日本に帰っているから、いろいろ助けてあげられるとは思うけど。彼女といい、5月半ばに日本に行くMiss Carrollといい、またお兄ちゃんに車で案内を頼みます。お兄ちゃん、会話の勉強のいい機会じゃない?

さて、今回同封しましたのは大学の食事のメニューです。毎日寮の入り口に張り出されるのです。最初の頃、夕食から帰ってきてすぐ盗み取っていたら、ついに「朝食が済むまでメニューをはがさないで下さい!!」なんてかかれてしまったので、その後はやめました。毎日何を食べているか、わかるでしょう?食事のことはまた別の機会に詳しく書きます。 

それでは、またね!