箱罠の餌は撒いた時と同じで全く変化無し、たまに来て居たタヌキも扉が落ちてビックリしてから来て居ない。
先日少し雪が降った時の足跡を見ると1つの箱罠だけはイノシシは箱罠の2㍍ぐらいを何の関心も示さずにスルーして行き、鹿は箱罠の周りを回り餌も食べずに見にきただけの跡があった。
くくり罠は何の変化も無い、こんな日が続いている。
私は箱罠の扉の上の方に鑑札を取り付けて扉が落ちると遠くからでも分かるようにしてます。先日の見回りで遠くから箱罠を見るとどうも扉が落ちているらしい、しかし何も入ってない感じである。
鳥でも入って糸に触れて扉が落ちたのか ? 直すのが面倒くさいなぁ、、、、
近づくと何か入っている、良く見るとイノシシである、小さいなぁ、 まぁ、いいか。
止め差しをして引きずり出すと結構な大きさで40㎏を少し切るぐらいのメスである、先日の大イノシシが頭にあって小さく見えたのか。
こんなイノシシでも1人でやっと処理出来る大きさである、これ以上大きいと人の手助けが必要となる。
血抜きと腹出しをして何日かの肉の成熟期間を待ってからの解体作業です、脂が肉に付くようにしながら皮を剥ぎ、頭や足を落とします、それからイノシシの腹からあばら骨や背骨、足の骨などナイフで丁寧に抜き取ります、イメージは魚の骨を1本ずつ取っていく感じです。
骨を全部取り終わると肉の塊となります、この肉の塊は獲物全体の3分の1弱の重さなってしまいます、残りは頭、骨、皮、内臓で捨てるところです。
これを切り分けて脂身を上に赤身を中にして肉を巻いていきます、後はラップで巻いて日付を書いて冷凍庫で良い、そうすればスライスした時に綺麗なボタンの花の様な肉になります。
これで暫くは友達とイノシシを食べれる。