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タヌキ親爺の晴釣雨呑

定年になったタヌキ親爺が田舎での釣り・狩猟・燻製作り・山菜取りなどに挑戦した奮闘記

小さなイノシシ

2014-01-22 06:06:49 | 日記

箱罠の餌は撒いた時と同じで全く変化無し、たまに来て居たタヌキも扉が落ちてビックリしてから来て居ない。

先日少し雪が降った時の足跡を見ると1つの箱罠だけはイノシシは箱罠の2㍍ぐらいを何の関心も示さずにスルーして行き、鹿は箱罠の周りを回り餌も食べずに見にきただけの跡があった。

くくり罠は何の変化も無い、こんな日が続いている。

私は箱罠の扉の上の方に鑑札を取り付けて扉が落ちると遠くからでも分かるようにしてます。先日の見回りで遠くから箱罠を見るとどうも扉が落ちているらしい、しかし何も入ってない感じである。

鳥でも入って糸に触れて扉が落ちたのか ?   直すのが面倒くさいなぁ、、、、

近づくと何か入っている、良く見るとイノシシである、小さいなぁ、   まぁ、いいか。

止め差しをして引きずり出すと結構な大きさで40㎏を少し切るぐらいのメスである、先日の大イノシシが頭にあって小さく見えたのか。

こんなイノシシでも1人でやっと処理出来る大きさである、これ以上大きいと人の手助けが必要となる。

血抜きと腹出しをして何日かの肉の成熟期間を待ってからの解体作業です、脂が肉に付くようにしながら皮を剥ぎ、頭や足を落とします、それからイノシシの腹からあばら骨や背骨、足の骨などナイフで丁寧に抜き取ります、イメージは魚の骨を1本ずつ取っていく感じです。

骨を全部取り終わると肉の塊となります、この肉の塊は獲物全体の3分の1弱の重さなってしまいます、残りは頭、骨、皮、内臓で捨てるところです。

これを切り分けて脂身を上に赤身を中にして肉を巻いていきます、後はラップで巻いて日付を書いて冷凍庫で良い、そうすればスライスした時に綺麗なボタンの花の様な肉になります。

これで暫くは友達とイノシシを食べれる。

猟期半分終わり

2014-01-15 06:15:48 | 日記

朝 雪が降ったかのように一面霜で真っ白になっている、何もかもが凍り付いた世界である。

歩くと霜柱がバリバリと音を立てる、くくり罠も罠の真ん中を獲物が踏んでいるが作動してない、ワイヤーもバネもそのまま凍っていて役に立って無い、これでは獲物が獲れることは無い。

有害駆除で使用しているくくり罠はシシトールと言う罠で小学生でもセット出来るくらいバネの力が弱い、セットは現場ですぐに出来るので使いやすい罠である、しかし欠点は少しでも凍ると全く機能しない、バネの力が弱くワイヤーや被せた土が少しでも凍ると動かなくなるので本当に役に立たない。

スプリング式はセットが大変だけど少しぐらい凍っていても氷を砕きながらワイヤーが締まって獲物をくくる、寒い地区の冬場はシシトールでは本当に役に立たないとやっと分かった。

今期の猟のくくり罠はシシトールにしたが掛からないのはこの問題があると思う、まあ簡単に獲物が獲れても楽しみがないので良い勉強である。。。。

箱罠にはタヌキがたまに餌を喰いにくるだけでイノシシなどは近寄りもしない。何度も修羅場をくぐり抜け学習した賢い獲物しか残ってないと思われる。

猟期の半分が終わったが友達の猟師に話を聞いたが皆同じ事を言っている、どうも今期は去年の半分も獲物が獲れないかも、、、、、

何でも突き詰めて行くと難しい、この年になって日々勉強である。

仕事始め

2014-01-07 08:44:04 | 日記


今日から女房は仕事始めとのこと、正月休みが終わったと前の日からブツブツ言っていたが私は毎日が正月休みみたいな物なので最近はその実感が無い。

しかし今までは女房も休みだったので何かと一緒に行動をしていたがこれからは休み以外は又、時間つぶしが大変である。

罠の見回りが終わるとすることが無い、獲物が掛かっていれば何かとすることがあるが最近は箱罠は周りの餌も喰いに来ない、くくり罠も変化無し。

今日も見回りしてきたが何も変化無く、獲物の気配すら無くて、寒かっただけである。

有害駆除で獲りすぎたかも知れない。

鉄砲でもあればそれを担いで山を歩けば正月で太った体を元に戻せると思うが、何も無しでは山は寒いので行きたく無い。

定年になった同級生などは何をしているのだろう。。。  と思う。

でも時間つぶしを何か考えなければ今年は惚けてしまうかも知れないので困った。

また年を取った。

2014-01-01 06:31:29 | 日記


また正月がきた、この年になると嬉しくも何とも無い、

楽しみは正月皆と呑むことぐらいしか無い。

大晦日に息子達としゃぶしゃぶを食べたが以前は牛肉の取り合いしながらすごい量を食べたが、今回は牛肉の減りが遅かった、

量を食べれなくなったようだし、肉よりもその味が付いた野菜の方を食べたいと思う様になった。

餅も年末に息子の嫁の家で石臼でついたがこの餅も昔ながらの味で美味しい、しかし昔は何個でも食えたが少し多く食べると胸焼けがして、年々食べる数が少なくなって行く、これが年を取ると言うことだと思う。

正月でいいのはテレビ番組が早朝でも通販が少ないくらいか。

結局ブラブラと山に行って雪に付いた獲物の足跡を探している、

昔は雪が降ると次の日の朝は田んぼに動物の足跡が無数に付いていたが今はほとんど付いていない。

特に昔はウサギの足跡が多くあったが今は全く無い。その頃は田んぼにどじょうやメダカ、ウナギなどウジャウジャいたが今はメダカはレッドブックに載るとのことで居そうな所があると覗いてみるがメダカどころか生き物自体が居ない。

今年は時間を作ってでも小川の何処かでメダカでも飼って増やそうかと思っている。

まあ   来月からのアマゴの解禁を楽しみに今年も生きていきます。

獲ったぞイノシシ

2013-12-18 09:18:34 | 日記

最近は夜明けが全く遅くなつた、いつも通りに起きるが空がいつまでも明るくならない。テレビも通販番組しかやってなくて時間が経つのが遅い。

やっと少し明るくなったので罠の見回りに愛車の軽トラで山へ向かう、最近は獲物が動いた感じが全くしないが今日は何か景色が違うような気がした。

あれ、、、土が掘り起こしてある、鹿か、、鹿にしては土の堀方が荒い、土俵になっている。

良く見ても分からない、こりゃ、逃げられたかな。。。

しゃない、、、車を降りて近づくと、バリバリと動く物が、、掛かっている、、何や、、イノシシや、、大きすぎる。。。

こりゃ銃器しか無理や、、、取りあえず仲間に連絡して銃器による止め差しをしてもらう、イノシシが動かなくなってから前足を見ると罠が肘ぐらいにガッチリと掛かっている、

その前足の手のひらは私の手と同じ大きさであり、その太さは私のふくらはぎより大きくてズッシリと重い。   何や、、この大きさは、、

良かった前足に罠が掛かって、後ろ足なら間違いなく切られていた。

3人で動かそうと思ってもピクリとも動かん、もう1人応援を呼ぶが4人でも動きません。仕方なくロープでくくり車で道路の上に木がせり出ている所まで引っ張りその木に滑車を掛けて車でイノシシをつり下げることにした、やっとどうにか車の荷台に載せることが出来た。

皆が大きいイノシシが獲れたことを聞いて集まりだした、50年以上猟をしている人がもう少し小さいイノシシは何頭も獲ったがここらでは、こんな大きなイノシシは初めてや、、150㎏は超えるな、と言っていました、

このイノシシは見た目以上にズッシリと重い、解体した内臓も1人で持てない、皮も半分に切らないと持てない、頭もしっかりと重い。脂もタップリと付いているが肉は硬いと思われる。

取りあえず皆で山分けや。私は帰ってからこの肉でイノシシの角煮を作ろう、、、、それしか食べれんやろなぁ、

大きすぎて解体が終わったのは午後3時、1日仕事やった。

写真は友達に手を広げて貰って写しました、彼の手とイノシシの後ろ足を比べて下さい、大きさが分かります。