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タヌキ親爺の晴釣雨呑

定年になったタヌキ親爺が田舎での釣り・狩猟・燻製作り・山菜取りなどに挑戦した奮闘記

狩猟 ボチボチ終わり

2014-02-27 06:03:08 | 日記


あと 2週間で狩猟が終わる、去年と比べると全くダメで今年はあまり獲れていない。

罠猟をしている仲間も獲れて居ないとのことだが、犬を使って巻き狩りをしている仲間はいつもより結構獲れてるとの話をしていた。

罠は獲物も警戒して掛からないようにしているが犬に対しての臭いは消すことが出来ないので隠れていても追い出されて撃たれることになるからだろう。

まだくくり罠は獲物の通り道に仕掛けるので掛かるが、空弾きなどすると警戒してそこを通らなくなるので一発勝負となる。

箱罠はもっと悲惨である、餌も食べにこない箱罠がほとんどで、来ても入り口の餌を食べるだけで暫くすると来なくなる、定期的に餌を入れているだけである。

先日知り合いが箱罠は入らないと10日ぐらい見に行かなかったらいい大きさのイノシシが入っていたそうだ、しかし掛かって日にちが経っていたみたいでゲッソリと痩せてしまっていたとのこと、取りあえず解体したが脂が落ちていて全くダメだったとのことで悔しがっていた、だからやっぱり見回りは必要である。

近所に箱罠だけ使って狩猟をしている人がいるが去年はイノシシを一匹だけ、今年はまだ何も獲れていないとのことで来年から狩猟は止めるつもりだ、狩猟税の元も取れないからと話していた。

上の写真は年明けにくくり罠に掛かったメスのイノシシです、脂付きも大きさも時期も絶品でした。

雪が降らない

2014-02-20 08:53:04 | 日記

浅田真央ちゃん残念やった、皆でプレッシャーのかけ過ぎやろ、可哀想に、、、

明日は点数を考えなく楽しく滑ってほしい、メダルは無理やろうから自分の為に滑れ、、、後悔しないように。

しかし雪が降らない、東京で27㎝、山梨でメータ越えで車が何日も動かないなど言ってるが、ここは少し降っただけ。この地区は毎年雪が多い、何度も冬には除雪車が動くが今年は雪がほとんど降らない、我が家の除雪機も動いていない。

世間話は今年はどうなっているんや、雪が降らないのはいいが雪が無いと冬らしく無いなぁ  などと同じ事を毎回話している。

近くの土建屋は冬は除雪で稼いでいるのに今年は全く除雪車が動いて居ない、聞いた話では除雪は1時間五万円の時給とのこと。

むろん人件費や車両費、燃料代もその中に含むが、朝の五時までに地面が見える様に除雪することが条件であるとのことらしい。

だからか雪が降らないので動物は山から下りて来ない、まったく動きも足跡も掘り起こしも無い、箱罠に来てると思ったがすぐに来なくなる、罠の空弾もしてない、何の楽しみも無く毎日が過ぎて行く。

もう少しで猟期も終わるが、どうにか肉は確保したし友達にも渡したし今期はこれで良しとするか。。。。

永遠のゼロを見て

2014-02-14 08:54:48 | 日記



女房の振り替え休日が10日で4連休となったのでその休みの1日は映画を見たいとのことで永遠のゼロを見ることにした。

私は戦争映画はあまり見たくなかったが他に何も見たい映画が無かったので付き合うことにした。

この映画は久しぶりに映画らしい映画を見た気がしたぐらい良かった、特に空中戦の迫力や特効のシーンなどの特撮がこれほと゜最近はすごくなったのかと感心しました。

こんな映画にも問題があると色々といちゃもんを付けるのが居ると聞いたが考えられない、しかし前評判が良いことはうなずける映画と思います。

この朝、箱罠に30㎏ぐらいのイノシシが入りました、オスのイノシシだったが肉が軟らかそうだったので取りあえず血抜きをして友達と半分づつに分けました。

映画から帰って来てその半分を解体、背ロースは冷凍保存用にする、あとの残りの太ももの部分を角煮にして食べることにした。

煮出すと女房が何か臭うと言ったが気のせいやろと言って煮たが、角煮が出来て一口食べたら臭くてとても食べれる物で無い、獣のニオイが口いっぱいに広がる。

  何だこれは、、、、、これがさかりの付いたイノシシのオスは食べられないと言っていた事か、、、、

  本当に食べれた物で無い。肉を貰って食べたが臭くて2度と食べないと言う人かいるがこんな肉を食べたら誰でも絶対にそう言うと思う。

このイノシシも血抜きも腹出しも完璧に処理しているから、ニオイの原因はさかりのホルモンが影響していると考えられる、先輩猟師からイノシシは年が明けたらオスの肉はダメだと聞いていたが本当であった。

上の写真は箱罠の足跡です、これでも糸を完璧に避けている。  神業である。

認知症の診断テスト

2014-02-06 06:20:30 | 日記
      



認知症の診断テストは患者に今日は何日で何曜日ですか、とか昨日の夕飯は何を食べましたかなど最初に聞くらしいが、私は最近では聞かれても答えられないと思う。

いまの生活には何も必要でないからである、今認知症の検査を受けるとやばいかも。

朝罠を見回りに行って掛かっていなければ後はすることが無い、しかし昨日は違った、見回りに行ったら山道に石がゴロゴロと落ちている、この上にくくり罠を仕掛けてある、車を止めて見上げると掘り起こされた所に動く物がいる。

あれ、、、イノシシの40㎏ぐらいが逃げて行くのが見えた、何や、、掛かってなかったのか。

いやまだ動く物がいる、、、掛かっている、イノシシや。そこそこ大きい、ラッキー、   やりましたね。

イノシシの止め差しは恐しどちらにしても手伝いがいるからと鉄砲の友達に連絡、良く見るとワイヤーが周りの木に巻き付いてイノシシはほとんど動けない状態である、これなら近づいて槍での止め差しも出来た。

写真を撮ってからワイヤーをペンチで切って転がし落とす、こりゃ結構大きいかも、3人で軽トラに引っ張り上げるが1度目は重くてダメ、もう一度体制を立て直して全力で引っ張り上げる。

友達は何が小さいのや、、と怒っている、100㎏近いかな、この前の化け物イノシシが頭にあるので最近は何でも小さく見える。

このイノシシはメスでした、逃げて行ったイノシシは子供と思われる、オスで無くて良かった、オスはボチボチさかりのホルモンが出てくると肉がまずくなるから。

上の写真は前回獲ったイノシシの解体作業です。

マタギ

2014-01-30 08:07:45 | 日記

猟師仲間にマタギがいる。この人は有害駆除もしているが猟期は巻き狩りが専門である、それも若い人を持ち場につけて自分は犬を連れて尾根を駆け回る勢子をしている。

勢子はあまり獲物を撃つ機会が無い上に山を歩き回るので大変な仕事であるが率先してやっているらしい、なぜと聞くと楽しいから、待っているのは退屈でつまらんとのこと。

罠もこの人は山の中腹に掛けるので有名である、毎日見回りに行くから足腰は全く丈夫である、皆はこの人に山を早く歩くので付いて行くことが出来ない。

この人の歳は76才である、猟は二十歳前からしているとのことで猟歴は50年以上でこう言う人をマタギと言うと思う、私などは猫マタギである。

だからか、猟について話し出すと何時間でも1人でしゃべり続ける、しかしその間に色々質問して分からないことを教えて貰っている。

私より15も年上であれだけ山を飛び回れるとは、あと5年しても今の動きをしている気がする、すると歳は80である、私も負けるわけにいかない。

明日から罠を車で降りずに回って確認することを止めて、少し奥に掛けて見に歩くことにする。