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眠ったままの日本人へ~中川昭一氏が残したもの

2009-11-01 16:34:44 | 中川昭一

・2008年10月10日先進7ヶ国財務相・中央銀行総裁会議では、
 IMF(国際通貨基金)に新興・中小国向けの新たな緊急融資制度を設ける構想を
  提案し、G7各国から高い評価を受けた。

 この「中川構想」提案に対して、ブラジルを含む中南米の低収入国がIMFCで
 歓迎する公式声明を出した。

 実際にウクライナ、ベラルーシ、パキスタンが、中川構想ベースによるIMFか
 らの緊急融資で救済された。

 しかし、この中川の世界中のニュースや新聞を賑わせた世界的功績は、
 日本のニュースや新聞で報道されることはなかった。


・2009年2月14日のG7では、会議に先立ち、2月13日にアメリカの財務長官の
 ティモシー・フランツ・ガイトナーと会談し、バイ・アメリカン条項に懸念を示した
 うえで、保護主義の排除で一致した。

 その後の本会議では、日本が先頭に立って、G7各国の間で保護主義的な動きに
  走ることがないよう牽制する姿勢が注目され、特に開催国イタリアのメディアは高
 く評価し、世界的なニュースとなり大絶賛を得た。

 さらに、IMFに外貨準備金の一部(1000億ドル)を拠出する取り決めに正式に署名
  し、新興・中小国の救済に充てられることになった。

 これに対して、IMF専務理事のストロスカーンより
  「日本による融資は、これまで人類の歴史で最大のものだ」
  という最大の謝意が表明された。
 
 しかし、この中川の人類史上の最大とまで言われた貢献も日本のニュースや
  新聞で報道されることはなかった。


・その代り日本のニュースや新聞で日夜繰り返し執拗に報道されたのが、記者会見
 での醜態だけだった。

 原因は風邪薬の大量服用とされている。
 
 この日本での異常な報道体制を海外の報道陣が驚愕し、サルコジ大統領の
 酔払いで、中川以上の醜態会見しても誰も責め立てることはなかったのと
 対称的に、日本の報道の異常性が海外で報道されることとなる。


眠ったままの日本人へ~中川昭一氏が残したもの