2021年を無事に迎えたものの、2020年の問題はあらためて2021年の問題として引き継がれる。コロナウイルスによるパンデミックは全世界を覆い、米国解体の危機が迫っている大統領選挙の行方は依然混沌としたままだ。
一方、我が国日本はどうか?2021年の予測としては東京五輪開催の実現云々は論外としても、政治の混迷は凄惨を極めつつありそうだ。その根拠として先月12月半ばにトヨタの社長である豊田章男のオンライン記者会見の内容を示したい。
管政権が2030年代までにガソリン車を無くす方針を打ち出したことに対しての抗議を含んだ会見であり、その要点を私なりに若干飛躍があるものの項目に記述してみた。けっこう衝撃的でもあり真実を主張しているのではなかろうか。
主旨:2030年代までにガソリン車をすべて無くすことは現状のままでは不可能である。
・EV車製造及び発電段階で、どれだけのCO2が排出されるのかわかっているのか。
・火力発電主体(77%)で電力の供給問題を解消できるのか。(原発再稼働10機以上必須)
・国内のエネルギー政策が正しく遂行されないと自動車産業の存続までも危うくなる。
つまりは政府の無理解を起因としたスピード感を押し付けられては、世界に誇る日本の自動車産業のビジネスモデルさえも崩壊してしまうと言っているのである。ここには全世界的なグローバル化への促進、グレイトリセットの一環であるSDGsよる全体主義に近い支配体制の力学が突き進んでいることにあるのだ。
ここは基本に立ち返ってみないといけないかもしれない。そもそもCO2削減問題とはなんなのか。CO2削減が本当に必要なのか?
CO2に関する事柄を思いつくままに列挙してみる。
・人間(動物)は酸素を取り込んでCO2を排出する。
・植物は光合成でCO2と取り込んで水と太陽エネルギーで酸素を排出する。
・空気中のCO2濃度は0.04%である。酸素は21%
・地球温暖化とCO2との関連性の真実
以上の4項目だけでも様々な情報を吟味して調べてみるとどうなるか。
結局は温暖化の要因は産業革命後の爆発的な人口増が原因であり、CO2削減の最も効率のいい方法は人為的な人口削減が主な方法となるという結論しかないのではないか。事実今後人口減を経験していく国がさらに増えていく予測も目立つようになり、まさにジョージア・ガイドストーンに記載されているような目標で人口削減が行われていく。
公式で出されている資料のCO2削減のワードを「人口削減」と読み替えていくとわかりやすい。まさにCO2とは人類のことなのである。