夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

ブラシノキ=金宝樹(キンポウジュ)

2016-10-05 19:41:59 | 日記・エッセイ・コラム

                               ブラシの木

キンポウジュ=金宝樹

白と言うよりも、その名に相応しい黄金色の花が咲きます。

 

葉は、良い香りがします。

 

 

形は、哺乳瓶等を洗うブラシにソックリです!

                ブラシノキ

ブラシノキは、一度見たら絶対に忘れない特徴のある木です。

良く見かけるのは、真っ赤なブラシノキです。

50年以上前にも故郷の中学校の校庭の片隅にもありました。

「名も知らぬ木」でしたので、早速図鑑で調べると、『金宝樹』と載っていました!!

『お金持ちになれそうな、縁起の良い木だなぁ』と思ったことを覚えています。

強烈な赤い色の花が次々と沢山咲くので、庭に植えるのは、躊躇していましたが、富士市に転居して直ぐに、

偶然白い花の咲く小さな金宝樹の苗を植木市で見つけ、懐かしさもあって、早速買い求めて育ててみました。

  我が家とうまがあったらしくて、ドンドン大きくなって、庭の一番良い場所に陣取って、盛んに花を咲かせています!

我が家にとっては、縁起の良い樹です。

 

                        コルフ島の赤いブラシノキ

   あの、美貌のエリザベートが滞在した、ギリシアイオニア海にある

コルフ島アヒリオン宮殿の庭にも真っ赤なブラシノキが咲いていました。

こちらの赤い花は、

皇子が自殺した悲しみで、51才から亡くなる61才迄喪服を着ていたと言う彼女の肖像画の黒い衣服と共に、

蒼い空、青い海と対照的に悲しい花でした。

 

2016年10月5日  山の家の裏庭から撮影した富士山

雲間から、ほんの少し顔を見せてくれました。

  美しいものは、なかなか見るのは、難しいですね!

 

 

 

 

 



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