線状降水帯が発生した時の雨降りを経験して
正直言って、70歳になる迄、こんなにも長い時間、大雨がずっと降り続く等と言う経験はしたことがありません。
この年迄に、大地震、台風等々数々の災害を経験して来ましたが、
それらは必ず終わりがありました。
ところが、今回の雨降りは終わりが予測出来ないような大雨が断続的に続きました。
電波の状態が悪くて、BSの番組は視聴出来ません。
お互いの話声も聞き取り難い程の激しい雨音で、降り続く大雨に
深夜一時過ぎ迄寝付けませんでした。
自宅裏の水田 6月1日(木曜日)自宅勝手口から撮影。
6月3日(土曜日)
眠れない長い夜が開けて、小雨の降り続く中、朝六時家の周囲の様子を見ながら、庭の植物たちを確認。
雨だけでなく風もかなり強かったようで、草花だけでなく、バランスの悪い植木鉢も3鉢倒れていました。
昼前に雨が止んで、少し薄日も射して来てやっと一安心。
外に出られる内にと二人で食糧の買い出しに行きました。
案の定、皆買い物にも出られなくて困っていたらしくて店は歳末のように大混雑。
果物、牛乳、納豆、竹輪や黒はんぺん、エビ、肉、魚等々生鮮食品を普段よりも少し多めに購入。
これで食事は安心です。
もう雨は降らないのかと思っていたのに、夕方からまた雨が降っています。
平年六月の一ヶ月間に降る雨が、たった一日で降ったと言う報道に、妙に納得...
何しろ経験したことの無い大雨が、ずっとずっと降り続きました。
川の様子を見に行くとか、
急ぎの用も無いのに出歩くなんて絶対にやってはいけません。
テレビニュースで箱根とか、ディズニーランドとかの様子を何度も何度も放送していましたが、
不要不急の外出は避けてくださいと放送した方が、
災害を未然に防止するのに役立つと思います。
逃げるが勝ち。
早く安心安全な場所に避難して、嵐が過ぎ去るのを待つしかないと思います。
老夫婦の安否を心配して息子たちが「雨は大丈夫?」「避難しなくてもいいの?」「空いている部屋を使って」
と電話をかけて来てくれました。
「息子たちは優しい。」と夫がしみじみと一言。
災害発生時には、こんな親子のやりとりも生まれます。
今更ですが、やっと子供たちの良さに気付いた夫。
感謝の気持ちを素直に「ありがとう。」と口に出して伝えられるようになるといいですね...
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