夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

兵馬傭みたいな土筆

2019-03-09 20:24:58 | 日記・エッセイ・コラム

兵馬傭みたいな土筆

2019年3月8日   大型ドラッグストア駐車場脇緑地帯にて撮影

      シートと敷石の中、地中の眠りから覚めて林立する土筆とスギナは、兵馬傭みたい!!

 

 大型ドラッグストアでは開店する際に、決められたある一定の緑地帯を設ける事が義務付けられているようです。

一度許可が下りてしまえば緑地帯の管理は店任せらしく、

背高アワダチソウやススキ、猫じゃらし等の雑草が茫々と生えて花粉や種が舞い害虫が大発生して

隣地の我が家にとっては、悩みの種です!

   一昨年の暮れ、我が家が新築転居する時に、店長さんに断りを入れて、故郷の幼なじみ達三人の男性に一日掛かりで枯れ草を刈って貰い、ゴミもこちらで片付けました。

その時には、静岡の店と兼務しているらしい店長さんが、六十前後の彼らにお駄賃 “無料の精力剤の試供品数本”をくれたそうです!

 (草刈りや、片付けの費用は全額我が家が出しました。)

  昨年も春先からずっと草茫々で困っていました。

 ところが、去年の夏、お客様から本社か何か管理部門に苦情か何かあったようで、

私たちが知る限りは初めて、

突然業者に頼んで、草刈りや荒れ放題の緑地帯の整備をしました。

本来草花を植える筈の緑地帯には、雑草が生えて来ないように、シートを敷き詰めました。

  Г除草剤を撒いてから、シートを敷いた方が良いですよ。」とケビンがアドバイスしたそうですが、

Гやりました。」と言う答え。

あの猛烈な暑さの中では極めて大変な作業だったことでしょう!

 

   その時の仕事が雑だったので、

秋には直ぐにシートの隙間から雑草が生えて来て、緑地帯は元の木阿弥雑草茫々です。

秋には、大型台風が来て、シートが捲れ飛んで行ったようで、その後で砂利を敷いて押さえてありました。

 

 昨年暮れに地元の中学生たちが社会勉強でお店の手伝いをした時に、

緑地帯の草刈りをしてくれましたが、

教師や店、親や地域等の関係者も誰もいないので、真面目そうな数人の生徒が

ススキをハサミか何かで切っていました。

切り残しのススキをケビンが鎌で刈って

ヤレヤレ。

  冬場はそんなに気になりませんでした。

が春になって今年もまた、スギナが大発生。

 土筆は可愛らしい春の使者ですが、スギナは畑の大敵。

一番困り者の雑草です!

土筆の胞子が飛ぶと庭でも畑でも何処にでも生えて来ます。

ズラリと並んだ土筆。

眠りから目覚めた兵馬傭みたいです!!