夢見るタンポポおばさん

富士山麓の風景、花の写真。エッセイ。

月に思う

2011-09-12 22:55:21 | 日記・エッセイ・コラム

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高校生の時アメリカのアポロが月に行った!

中学生の時父が脳卒中で急逝した。

中学生の私は、脳卒中を治療する医学の進歩と人類が月に行くのとどちらが先に実現するかなと考えた。

月は地球から、38万キロメートルと離れている。

一つしか無い。

宇宙開発には莫大な資金が必要。

人間は自分だって人間だし、何十億人もいる。研究するのに身近な存在そのものである。

脳卒中の予防薬や、治療法の確立の方がきっと早いと考えた。

ところが、あれから40年も経っているのに、相変わらず私のような脳卒中遺児が誕生している。

私自身も脳卒中の後遺症に苦しんでいる。

CT、MRIなどの機器が確実に進歩しているが、それらは検査の機器であって、データを正確に判断して、正しい診断を下さなければ駄目である。

やはり、宇宙よりも人間の身体の方が難解ということなのでしょうか?