どんぐりうさぎのタンポポ野原2

歌わないキビタキ/梨木香歩 を読みました。

 
歌わないキビタキ 
―山庭の自然誌―
梨木香歩

毎日新聞(日曜版)と「サンデー毎日」に
連載されたエッセイをまとめた本です

著者の小説が好きなので
読んでみましたが
今までの著者のエッセイの中で
一番好きです

「歌わないキビタキ」とは
キビタキが持っているであろう
渡りの時期の緊張感などへの
著者の共感から付けられた
タイトルのようです
(著者は40年以上の野鳥好き)

社会情勢やお母様の介護のことの他
野鳥やきのこなど自然界のことが
多く語られ 野鳥、生き物好きの私には
とても興味深く
一気に読んでしまいました

特に 著者の八ヶ岳の山小屋を
訪れてくるコガラの描写が
可愛いらしくて
思わず笑ってしまいました

著者は山小屋で小鳥たちのために
ヒマワリの種を用意しているのですが
コガラがピタッと来なくなったので
心配していたら
すぐそばのサラサドウダンの
花の蜜を吸っていた…などと出てきて
(* ´ ▽ ` *)

他にも 昔の南九州の山間では
夜行性のゴイサギの声を
河童の移動中の声だと
思っていたという話もあり
とても興味深かったですし
山小屋に現れた
ヒメネズミの話や
出会った野性動物たちのこと
 興味は尽きず
お気に入りの1冊になりました
(^o^)/

🍂🍂🍂 🐿️ 🍂🍂🍂








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