今日の午後は、仕事が終わってから
8月から使う後期高齢者の保険証を持ちながら義理母のグループホームへ。
駐車場で車庫入れしていると、窓から外を見ている母と目が合った。
分かっているかどうかが分からないけど、
とりあえず手を振ったら、曖昧に笑って手を振り返しました。
いつも通り「アリッサムです~」と名乗りながら部屋に入ると
とてもニコヤカでした。
帰りには「忙しいとこ悪かったねえ。気を付けてね」と見送ってくれました。
デイサービス連泊のころの、バイオレンス的なささくれ立った精神状態から解放されて、
穏やかな毎日を過ごしているんだなあ・・・と分かります。
義理の兄が亡くなってから、実家の片付けをしていて昔の写真がたくさん出て来たけど、
中年期のころの義理母は、こんな風に笑う人ではなく、
頭の良さと気の強さが前面に出たしっかりした顔でした。
初対面の時、いやその前からダンナに「ウチのお母さんは恐い」と聞いていたし、
会ったら本当に、柔らかな気持ちを感じさせない方で、
この一族をまとめているのはこの気丈なお母さんなんだ、と一発で分かりました。
こないだ写真を見ながらダンナに
「このころのお母さんより、ボケちゃっったけどいつもニコニコしている
今のお母さんの方が好きだな」と言ったら、
「俺も」と言っていました。
義理母は私を「あの人は二男のお嫁さん」とほかの人に紹介してくれるので
子どもがいることも、二男が結婚していることも、それが私であることも、私に子どもがいることも、
話をしているとキチンと認識しているのを感じます。
でも、一切こちらから話を振らない限りは、母の子どもたちやつれあい、孫の話は出なくて、
自分の妹弟、父母の話ばかりです。
「ここはねえ」と建物の外を指さして、戦前戦中に住んでいた場所の住所を言います。
「ばあちゃんがこないだ来て」と自分の母親の話をします。
認知症になる前から、自分の両親が大好きだったので、
こうして訪れると、昔のことや妄想・・・というか母の作った仮想ワールドで話をしてきます。
「Tはどうしてんだっぺ?」と兄のことを聞かれたらどうしよう、気が重く、
仕事で海外出張が多かったので、そんな風に話そうかと思っているのですが、
息子たちのことは全く聞かれず、それもちょっとホッとしています。
義理母のことは、若い頃は正直、とても苦手だったのですが、
お互い歳をとって、こんなカンジになるとはなあ・・・って思います。
8月から使う後期高齢者の保険証を持ちながら義理母のグループホームへ。
駐車場で車庫入れしていると、窓から外を見ている母と目が合った。
分かっているかどうかが分からないけど、
とりあえず手を振ったら、曖昧に笑って手を振り返しました。
いつも通り「アリッサムです~」と名乗りながら部屋に入ると
とてもニコヤカでした。
帰りには「忙しいとこ悪かったねえ。気を付けてね」と見送ってくれました。
デイサービス連泊のころの、バイオレンス的なささくれ立った精神状態から解放されて、
穏やかな毎日を過ごしているんだなあ・・・と分かります。
義理の兄が亡くなってから、実家の片付けをしていて昔の写真がたくさん出て来たけど、
中年期のころの義理母は、こんな風に笑う人ではなく、
頭の良さと気の強さが前面に出たしっかりした顔でした。
初対面の時、いやその前からダンナに「ウチのお母さんは恐い」と聞いていたし、
会ったら本当に、柔らかな気持ちを感じさせない方で、
この一族をまとめているのはこの気丈なお母さんなんだ、と一発で分かりました。
こないだ写真を見ながらダンナに
「このころのお母さんより、ボケちゃっったけどいつもニコニコしている
今のお母さんの方が好きだな」と言ったら、
「俺も」と言っていました。
義理母は私を「あの人は二男のお嫁さん」とほかの人に紹介してくれるので
子どもがいることも、二男が結婚していることも、それが私であることも、私に子どもがいることも、
話をしているとキチンと認識しているのを感じます。
でも、一切こちらから話を振らない限りは、母の子どもたちやつれあい、孫の話は出なくて、
自分の妹弟、父母の話ばかりです。
「ここはねえ」と建物の外を指さして、戦前戦中に住んでいた場所の住所を言います。
「ばあちゃんがこないだ来て」と自分の母親の話をします。
認知症になる前から、自分の両親が大好きだったので、
こうして訪れると、昔のことや妄想・・・というか母の作った仮想ワールドで話をしてきます。
「Tはどうしてんだっぺ?」と兄のことを聞かれたらどうしよう、気が重く、
仕事で海外出張が多かったので、そんな風に話そうかと思っているのですが、
息子たちのことは全く聞かれず、それもちょっとホッとしています。
義理母のことは、若い頃は正直、とても苦手だったのですが、
お互い歳をとって、こんなカンジになるとはなあ・・・って思います。