タスポ効果なし！ 増えた喫煙補導「抜け穴だらけ」 群馬.

こんにちわ。
未成年者喫煙問題、根本的な問題を解決しない限り問題は山積みのままです。
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タスポ効果なし？　増えた喫煙補導「抜け穴だらけ」　群馬

　たばこ自動販売機の成人識別カード「タスポ」が導入された平成２０年以降も、群馬県内の未成年喫煙が増加している可能性が高いとして、県青少年育成推進会議は１４日までに、未成年のたばこ入手に関する実態調査を実施することを決めた。各店舗の対応や問題点などについて詳しく調べる。７月にも実施予定で、結果をもとに県警と連携し対策マニュアルなどを作成する方針。同会議は「原因を究明して、早期対策を図りたい」としている。

　県警少年課によると、昨年１年間に喫煙で補導された未成年者は１万３３７３人と平成２０年に比べ１４０１人増加。補導の行為別でも、深夜徘徊（はいかい）や飲酒などが減少する中、喫煙のみが増えている。

　未成年の喫煙防止策として、１９年１０月に施行された県青少年健全育成条例で、コンビニエンスストアやスーパーなど対面でたばこを販売する店には、購入者が明らかに２０歳以上と認められなければ、購入者に身分証明書の提示を求めることが義務づけられた。

　また、２０年７月からはタスポが導入され、自動販売機でたばこを購入するには、成人識別用ＩＣカードが必要になった。だが、同課は「効果はほとんどない」と頭を抱える。

　これに対し、同会議が昨年７月から約４カ月の期間、コンビニやカラオケボックスなど約１２００店を対象に実施した「青少年を取り巻く社会環境実態調査」によると、年齢確認の実施については、コンビニエンスストアが９８％、カラオケボックスが１００％と回答した。

　ただ、各店舗の聞き取り調査では「外見だけで確認を徹底するのは困難」との意見も多く、「表面的な実施だけで、実際は抜け穴だらけ」との声も寄せられた。「年齢確認の際にカウンターを破壊された」「注意すると逆ギレをする」などトラブルも多発し、「対応に慣れていない外国人店員やアルバイトを狙って購入するケースも多い」との指摘もあったという。

2010年6月15日 産経MSNより
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　注意して欲しいのは、これは喫煙補導数であり、実際に補導されていない未成年者を含めればその数はもっと多くなります。また、こうした現象は群馬だけではなく、日本全国が同様の状態のはずです。

　このブログでも何度も書いたとおり、この記事に書いてあるとおりタスポシステムは抜け穴だらけなのです。種子島の実験の段階でそれは既に証明されていたわけですが、財務省はそれでタスポの導入に踏み切りました。財務省の責任は非常に大きいでしょう。財務省タバコ部門の役人は全員切腹、もしくは打ち首獄門晒し首に処して欲しい気分です。

　現実的な対策としては、コンビニなど店頭での購入の際はグレーゾーンを無くす為大人でも必ずタスポを提示することが必要でしょう。煩わしいのでトラブル急増になるでしょうが、実際に未成年者喫煙補導数が増えたのだから仕方がありません。

　また、インターネットでの購入など未成年者でも知恵を絞ればタバコが購入できなくする必要があります。記事に書いているような今までと殆ど変わらないぬるい手では効果は全くありません。

　しかし、購入への抑止だけでは限界があります。だからこそ、未成年者にタバコの恐ろしさを伝える防煙教育の義務化が必要なのです。未成年者が買う気を起こさなければタバコを買うはずはありません。

　それにしても、「年齢確認の際にカウンターを破壊」、「注意すると逆ギレ」するなど、ニコチン依存に罹ってしまうとこのようなヤク中顔負けの異常行動を起こしてしまいます。いや、実際にタバコは麻薬なのだからヤク中なのですが。。。


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でわでわm(_ _)m。