「たにぬねの」のブログ

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今月のお薦め_04.2007

2007-09-20 13:22:32 | 今月のお薦め_XX.20XX
新版 母は枯葉剤を浴びたダイオキシンの傷あと
中村梧郎著, 岩波書店

新潮社から1983年に出版されてから時は流れ、
「そして、子どもたちは大人になった」
「ダイオキシン、その人体影響」の2章加えられ、
各章にも加筆された新版です。

決して、過去は変えることはできない。
変えることはできないからこそ、事実を知り、積極的に暮らす
前向きさが求められる気がする。

NO.6 〔ナンバーシックス〕 ♯2
あさの あつこ著 講談社

『他からみれば、常識外れと罵られる紫苑の行動も、紫苑なりの想いや信念があったに違いないと信じることができた。知的レベルでの優秀児として市から厚遇されていたけれど、息子がいつか、知より情を、約束された将来より己の意志で摑みとる未来を優先させるだろうことを薄々ながら感づいていたのかもしれない。』
本文(冥府の天使)より抜粋

一巻からの火藍の動きを、また、紫苑・火藍親子の背景・力量を説明している気がする。
さて、白衣の男やフェネックの云う"生きたサンプル"というのは私が一巻から持つ疑問に答えるキーワードであろうか。
私は文庫しか買えません。続きが早く読みたいです。文庫のためのあとがきも印象的でした。


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