→♂♀←_no.12_2018:蝶と一日草とカメリア（再読）

蝶と一日草とカメリア_スワロウテイル人工少女販売処_第二部 籘真千歳

	スワロウテイル人工少女販売処 (ハヤカワ文庫JA)
	籘真千歳
	早川書房

忘却探偵の設定を知ったとき、置名草を連想して、今日まで読んではいない。
しかし、ドラマ化された野木脚本にはスッカリ嵌まってしまい、寝ると（その日など）起きてからの新規記憶を忘れる陳腐かもしれない設定が紡ぐストーリー展開がツボになっていたとおもう。
本作品を読み直しはじめ、この部に改めて触れて、すげーおもしろかった。
水淵之壱岐平戸ヶ置名草、眠るのが大好きな最後の傘持ち。
日傘が継がれていく仕組みとその結果というか、幕引きまで見事。

（これまた、改めて強く）アニメ化を望む！
（深山之峨東鴉ヶ揚羽ではなく）詩藤之峨東晒井ヶ揚羽の活躍がみたいぞ！！！

前読んだのは2013か。

アゲハ系の春型はかわいくて美しい。黒基調の種族はお淑やか。
夏型は偶にみるから、過去の→♂♀←に記述したが
春型は稀にしかみないから、ここで改めて。
図鑑や標本、webでもいいので、鴉、深山鴉の春（・夏）を。
ご覧になられて、後悔はしないとおもいます。


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