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→♂♀←_no.11_2011:蝶と果実とアフターノエルのポインセチア

2014-05-17 11:03:57 | 今月のお薦め_XX.20XX
蝶と果実とアフターノエルのポインセチア_2011.2月号SFM  籘真千歳 早川書房
S-Fマガジン 2011年 02月号 [雑誌]
早川書房

 2011年に図書館にあるSFマガジンで読んだと記憶。当時既刊な一冊分の前日譚(の1本目)でしかも短篇、こちらの理解力では読後に疑問符だらけな状況に陥りつつも、世界観などにおもしろそうな設定に大変惹かれた。しかし、購入して大ハズレだった場合のショックを畏れ、本屋で人工少女販売処を見つけても買わず、県内の図書館をあてにする。ものの置かれていないことが発覚。ただし、同時期に読みたいと思ったアニメ/ドラマの原作が幾つか県内図書館にあることがついでに分かり、加えて図書館読書コーナーにあった某ファンタジーのシリーズに出会い、スワロウテイルのシリーズは気になりつつ後回しに。
 県外の図書館からの取り寄せをお願いすればよいのだが、その書籍がない事実を他県に大声で公表する気がして、また、シリーズの新作が出る機会などで県内に蔵書されるかもしれないと考え、・・・・・・。実際、新作は出版され、本屋さんで同シリーズを見かける頻度は相当増した印象あり。しかし、県内で蔵入はされてない模様。
※何で某県では蔵書されないんだと自ら購入しない罪の棚上げ・責任転嫁で数行ボヤきました。でも、シリーズとの出会いは冒頭に書きました通り、図書館です、大感謝。
 後回しの終わりは同時期にチェックしたいと思った作品郡を一通り読み終えたころ。断りを入れれば、チェックしたいリスト入りしても手を伸ばす前にリストから外れるモノ、続きを読むのを止めたモノは当然あり。対して同作品への興味は失われないまま。既刊分が電子書籍化されるを知り急遽予算を組むが今更あせる・急く必要はなく県外の図書館から2冊ばかり取り寄せ・おもしろさを確認した上、特別計上された予算案を執行。
※また、なんとなく嫌だった県外からの取り寄せもお隣の県から来てくれたことに、かえって感謝してしまった。電子書籍では拝めない裏表紙まで続くイラストがみれましたし、図書館様大感謝。そして、すごくおもしろい本は借りても買うです。出版社様に感謝。
 結果的に、蝶と果実とアフターノエルのポインセチア→スワロウテイル人工少女販売処→幼形成熟の終わり→スワロウテイル序章人工処女受胎→初夜の果実を接ぐものと読み、改めて物語上の時系列でゆっくり読み直したく、蝶と果実とアフターノエルのポインセチアを読んだタイミングで、これまでの履歴も振り返りながらレビュー?している次第。従って、ポインセチアだけは読む回数は1回多くなるかなぁ。
 世界観・設定など物語の規模に強く惹かれた以外に小道具的な(といっても世界観に含まれる)視肉・PHSも見逃せない。人類の胃袋を効率的に満たす手段として昆虫を食べましょう的提案を以前より耳にする機会が増えてます。バッタと牛の比較で、育つ期間は置いといて、食べる草の量とそれぞれの体の身になる量を比べると昆虫を食べる効率性を知らしめられます。恒温一つとってもエネルギー消費は増えますから仕方がないところです。しかし、置いといた育てる期間、(血)肉になる効率を考えたら食料の合成や培養など食する部分だけを得ようとする努力のが実践的。植物性蛋白については省略しますが、創作物中の食料の合成や培養の可能性フィーチャ表現は大切だと、ここ数年思っていたので、視肉には反応してしまいます。PHSの概念にも大いに共感してましたから物語中の扱いに嬉しい心持ちに。
 世界観・設定など物語の規模に強く惹かれたことについては他作品でもレビューできそうなので割愛(と書いて永遠にできないかも)。


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