和紙を作る家に嫁いだ嫁のブログ

なんだかねぇ…

『和紙』がユネスコの無形文化遺産に登録され、

おめでたムードの映像が新聞やテレビで報道されています。


私たちも、同じく真面目に和紙を作る者ですが、

あの映像は、なんだか別世界の出来事のようにしか感じられません┐( ̄ヘ ̄)┌


あれって…

『手漉き和紙技術』に対しての登録ですか?


それとも、すでに登録されていた『石州半紙』さんに加え『細川紙』さん、『本美濃』さん限定で、登録を意味するものですか??


よく意味がわかりませ~ん。



まぁね、どちらさんも大きな和紙の産地ですもん、


うちのように、家族だけで細々としている
吹けば飛ぶよな貧乏紙漉き屋さんは関係ないですよね~。


はいはい、了解です(-_-#)


ホントは、大きな産地、小さな産地関係なく、
まず!日本人がもっともっと和紙の良さを知るべきだと思うんですけどね…

コメント一覧

みゆき
http://yaplog.jp/tango-washi/
>  町のねずみと田舎のねずみさん
ねずみさん…
福知山市は『スイーツの町』だそうで、
文化的な事には、あまり興味が有られないのかもしれません┐(-。ー;)┌

でも、そんな事気にしていません。
文化遺産に指定されようが、されまいが、応援してくださる方達がたくさん居て下さいますから!(v^ー°)



 町のねずみと田舎のねずみ
http://glorious.jp.net/
みゆきさん!私もニュースを見て、思わず「なんじゃこりゃ?」と思いました。一般の人は、「無形文化遺産」という名だけでその和紙を絶賛することでしょうね・・・ちと考え込んでしまいましたよ。
でも、登録された地域が生き生きしているな~とも思いました。

大江町はいかがなのでしょうか?今は福知山市になってしまいましたので、市がもっともっと発信するべきことかと思います。
みゆき
http://yaplog.jp/tango-washi/
暦先生へ

楮、栽培してますよ…。年間使用料をすべて自家栽培の楮で賄っています。
手漉きの体験活動や和紙を使った体験講習会だって…、ねぇ、先生…


これまでにも何度も腹立たしい思いはしてきましたが、あぁまたやっぱりね…って感じです。

真面目に地道に一生懸命和紙づくりをしていても、結局、個人のところには公のスポットは当たらないんですよね。

『丹後和紙』と『丹後二俣紙』…
二つの名前を持つ理由もそこにあります。

あ~~~、矛盾だらけですが、地道に頑張るしかありませんね。

でも、先生…
ダメですよ、あんまりうちの和紙をベタ褒めすると…
黒い癒着があるのでは…?と、有らぬ疑惑をかけられちゃいますから(笑)









 
 私もあれには驚きました!

 <色:#cc0000>政府は日本の和紙作りの技術を世界により強くアピールしようと、去年、3件をまとめて新たに推薦していました。
その結果、事前審査を行うユネスコの補助機関は日本時間の28日未明、「『こうぞ』の栽培を促進したり手すきの体験活動を行ったりするなど、世代を超えて技術が継承されている」として登録がふさわしいと勧告しました。
</色>

 ↑確かに手漉き和紙と言っても、楮から育てて全て手作業でしている所は少ないようです。
だからこそ、その3紙に限っての登録っておかしいですよね?
 
 あくまでも有名な和紙しか政府の目には入らないのでしょうかね。
ホントに情けない{怒}

 ものすごく中途半端な・・・
頑張っている職人の意欲を削ぐような決定としか見れません。

 丹後和紙の方が絶対に素晴らしいし、100%楮だし、一から育てて慈しんで作られているし、5世代に亘っての歴史があるのに・・・
 悔しくて悔しくてホント、何もわかってないと思います{爆弾}


じつは私も最近、コネが無いとどうにもならないという「大人の事情」に直面いたしました。
悔しいですよね。
どこまでいっても私たち庶民にはどうにもならない問題ってあるもんなんですね{BOO}

あーーーー腹立つっ
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