馬のない顔

「酒と昼飯」の楽園
23年春になってアルコールとランチの記録にもどってきつつある。

天ぷら膳1,200円/躍金楼/新富町/木

2018-10-18 | のむ・たべる
天ぷら膳1,200円(税込)、キリン一番搾り中瓶800円。
ご飯のお代わりを忘れた。
天ぷらはカウンター席がいい。揚げたそばからたべる。いそがしいけど。

大将も女将も姿がない。


▼躍金楼の栞


わかりにくいが、栞を中央から右側に開くと、下の写真のように英文表記の店名が表れる。
上の写真の中央にタテに細い筋がわずかにみえる。
横位置に置いた紙を巻き3つ折りにしている。左から5分の2と、5分の4のとこころで折ってある。5分の1の部分が袖になって上側にきている。


▼店名英文表記


洒落た栞だ。


栞にこんなことが記してあった。


はじまり

明治五年の銀座大火により、それまで遊郭であった新島原と大富町がひとつとなり誕生した「新富町」に明治六年創業の運びとなりました。
その後は、新富座や花柳界都と共に歩み、新富町最後の料亭として歩み続けております。


由来

〔躍金楼〕(てっきんろう)という名前は、中国・北宋の詩人、范仲淹の『岳陽楼記』の」一節、「長煙一空 皓月千里 浮光躍金 静影沈壁」から名付けられました。
 光で照らされて輝く波と魚の鱗が金色に躍る様子を、当店から見えた築地の海になぞらえて、活のいい魚料理を出す店であれとの思いを託したと伝えられております。

文章には日付がほしい。


サイトにはこうある。


活のいい料理

新富町は、明治五年銀座の大火により新嶋原と呼ばれいた一帯が焼け野原となり、廓(遊郭)から花柳界(芸者衆の街)へと町名と共に変わりました。

『躍金楼』という名前は、かの山岡鉄舟が「岳陽楼記」なる漢詩より名付けたそうでございます。

洞庭湖のほとりから見える風景と、当店から眺めた築地の海の風景がよく似ており、「金の波が躍る」という一節から、波の煌めきと活きがいい魚の煌めきを掛け、【活きのいい料理】を出す店であれ、との願いが込められたと伝えられております。

代々伝承された思いと共に、店主自ら築地の市場に毎日足を運び、【活きのいい料理】を出し続けて参ります。

躍金楼 店主 記



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